巻頭特集
-
休戦決議に棄権の岸田外交 これは戦争ではなく虐殺ではないのか
さすがに、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダなど世界各地で大規模な抗議デモが起きている。国連総会も27日、「人道的休戦」を求める決議案を採択した。 イスラエル軍によるパレスチナ自治…
-
日曜日のお茶の間騒然! 萩生田政調会長をNHK討論番組に出す自民党の神経
「自民党の中でも萩生田政調会長は最も統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関係の深い議員のひとりだというふうに思ってますから」 「こういう公的なところで名指しでですね、関係の深さを一方的にレッテ…
-
野党も知恵なし 一時的なバラマキでは何も変わらない
ここまで批判される減税も珍しいのではないか。 「成長の成果である税収増を国民に還元する」──と所信表明で演説した岸田首相は、27日も衆院予算委で「この2年間で3兆円を超える税収増があり、物価高…
-
支離滅裂とトンチンカンに国民の悲鳴 岸田首相に経済と外交だけはやらせてはダメだ
我々の税金を弄ぶのはやめて欲しい──。「物価高対策」の名の下に、連日のドタバタを見せつけられ、国民は悲鳴を上げている。 岸田首相は26日、首相官邸で開いた政府与党政策懇談会で、定額減税の方針…
-
自民党の身内から異例の吊し上げ いよいよヤキが回ってきた岸田政権の行く末
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」が、25日の東京新聞朝刊の「紙上LIVE」で、岸田首相のニックネームが「ミスター検討使」や「増税メガネ」から、今は「カニ総理」に変わったとして、その理由につ…
-
場当たりに混乱、錯乱かと周囲は懸念 突然「経済、経済」と力みだした岸田首相を見る目
「特殊詐欺の被害が後を絶ちません。中でも還付金詐欺が多発しています」──政府広報は現在、高齢者やその家族にそう注意を呼び掛けているが現政権トップの「税収増の還元」だって還付金詐欺みたいなものだ。血税を…
-
なぜ「今日より明日が良くなる」のか 空疎な岸田演説でますます株が下がる予感
これほど心に響かない演説ができるのは一種の才能なのかもしれない。23日、岸田首相が国会で行った所信表明演説は、あまりに空疎だった。 「日本国内閣総理大臣として私の頭に今あるもの、それは、『変化…
-
岸田首相は衆参補選でさらに苦境 税制を弄んだ姑息に天罰
見え透いた選挙対策は案の定、裏目に出た。自民VS野党の一騎打ちとなった「衆参ダブル補欠選挙」が22日、投開票。フタを開ければ自民の1勝1敗に終わり、国民が岸田政権に抱く不信、不満、不安が表れる結果と…
-
補選2敗なら菅と同じで野垂れ死に 10.22が岸田政権の終戦記念日
自民VS野党の一騎打ちとなった「衆参ダブル補欠選挙」は、いよいよ、22日投開票される。いま頃、自民党は真っ青になっているのではないか。 補欠選挙が行われている参院徳島・高知と、衆院長崎4区は…
-
こんな経済対策ではどうにもならない 中東戦争恐慌と迷走日本の今後
20日召集の臨時国会。第2次岸田文雄再改造内閣発足後、初の論戦の舞台となる。 政府は今月中にまとめる物価高対応などの経済対策を11月2日に閣議決定し、その裏付けとなる2023年度補正予算案を…
-
有権者はちゃんと見抜いている「増税メガネ」の「国民に還元」という大ボラ
個人向けの減税を、やるのか、やらないのか──。「増税メガネ」の「減税アピール」をめぐる迷走は、見るに堪えない惨状だ。 岸田首相が経済対策の骨子を発表した先月25日に「税収増を国民に適切に還元…
-
「国民に還元」も不発 超低空飛行の岸田政権はいつ墜落するのか
いつ墜落してもおかしくない。「増税メガネ」などと揶揄されている岸田政権の支持率が超低空飛行を続けている。 各メディアの世論調査によると、支持率は共同通信が32.3%、読売新聞が34%で、とも…
-
米国隷従の様子見でいいのか 中東の惨劇にただ傍観の岸田政権
パレスチナ自治区ガザの情勢が緊迫している。 ガザを実効支配するイスラム過激派組織ハマスとイスラエル軍の衝突は激化の一途だ。イスラエルのネタニヤフ首相は15日、戦時下の「挙国一致内閣」を初めて…
-
国民は二度たまげている ふざけた細田会見に沈黙の岸田自民党
岸田政権の遠心力に全く歯止めがかからない。自民党と半世紀超も癒着してきた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への解散命令の請求、反日カルト集団の関連会合で賛辞を贈っていた細田衆院議長の辞任会見。先…
-
統一教会に解散命令請求で「幕引き」という自民の茶番
これで幕引きというわけにはいかない。ここからが、本当の始まりだろう。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題で、13日、宗教法人法に基づき文科省が教団に対する解散命令を東京地方裁判所…
-
ここにも安倍以来の政治劣化 大義なき解散権を振り回す自民、煽るマスコミ
こうなると、ほとんどオオカミ少年である。来週20日(金)に召集される国会を前に、政界では「あるぞ、あるぞ」と、また「解散風」が吹いている。火元は例によって岸田首相の周辺である。「12.10投開票」な…
-
原油高だけではない 日本を襲う二つの戦争の重大影響と今後
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマス。その奇襲攻撃で始まったイスラエルとの戦闘が、激しさを増している。 野外音楽イベントや集落で多くの死傷者が出たことから、イスラエルは「これ…
-
異次元少子化対策なんてよく言うよ 埼玉「留守番虐待」撤回のお粗末と今後
狂気の「留守番虐待」条例が撤回に追い込まれた。自民党の埼玉県議団が10日、県議会に提出していた虐待禁止条例の改正案を取り下げると発表した。全国で相次ぐ置き去りによる子どもの死亡事故を受け、子どもの車…
-
時代遅れのイベントに国民負担増の無間地獄 岸田首相よ、減税の前に大阪万博の中止だろう
自民党が「減税」をチラつかせるのは、決まって選挙前だ。そして、選挙が終われば国民に負担増が降りかかってくる。この繰り返しだ。 岸田首相が、物価高対策に関して「今こそ税収増を国民に適切に還元す…
-
ジャニーズ騒動のドサクサ紛れ ポンコツ・トマホーク爆買い前倒し
創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見が、とんでもないデタラメだったことで、報道がますますヒートアップしている。記者会見で質問をさせない「指名NGリス…