東京のごちゃごちゃに疲れる…貸切コンパクトボートで“泡飲み”東京湾クルージングが当たりだった

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コクハク

「東京ジャンキー」なオトナ女子たちへ

 都会とは、長年いると何をしていいのか分からなくなる場所である。おいしいご飯もお酒も、どの街にいても味わえる。新しいスポットも、東京にはいくらでも生まれる。しかし常に新しいものに囲まれる状況に慣れてしまうと、いつの間にか何をすればいいか楽しいのかが分からなくなってしまう。

 混んでいて、人が多い場所は疲れるな。だけど、せっかくなら新しい感情を持てる体験がしたいな。便利な土地にいるとどんどんわがままになっていくものだし、そんな私たちのお眼鏡にかなうアクティビティは、そうそう多くない。

 そんな「東京ジャンキー」なオトナ女子に朗報。人混みを避けながら、自身に生まれる新しい感情が体感できるアクティビティ――本日はプレミアムスパークリングワイン「シャンドン」が提案する、新しい東京の楽しみ方をご紹介する。

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貸切クルージングで周りを気にせず音楽と交流を楽しむ

 竹芝といえば、東京近辺で働いていると、一度は訪れたことがある人が多い場所だ。夏になると毎年東京湾納涼船が出港する、竹芝客船ターミナルがあるからだ。

 その竹芝客船ターミナルから徒歩5分ほど歩いた場所に「Hi-NODE」という比較的新しい船運施設が出来ているのをご存知だろうか。2019年に生まれ、現在は水上バスやコンパクトボートによるウォータータクシーなどが運航している。

なぜか惹かれる「コンパクトボート」の響き

 ウォータータクシーはその名の通り、海の上を走るタクシーだ。一般のタクシーと同様、海の上から行けるところなら、指定すればどこでも連れて行ってもらえる。

 とはいえ、わざわざ海の上を通過して行きたい場所が思いつかないかもしれない。だけど「コンパクトボート」という言葉には、どこか心惹かれてしまう。

 現在期間限定で、ウォータータクシーがプレミアムスパークリングワイン「シャンドン」とコラボレーションしたクルージングイベントが行われている。「Hi-NODE」からお台場付近を回遊する30分のクルーズを、お手頃価格で体験できるのだ。

 コンパクトボートに乗るという経験自体、マリンアクティビティを日常的に楽しんでいる人でもなければ、なかなかできることではない。実際に船に足を踏み入れてみると、船内は予想以上に揺れる……が、逆にこれが楽しい。

 筆者は今回、1人4000円のデイクルーズを選択。ちなみにナイトクルーズは1人4500円で、そこにシャンドンのスパークリング「ガーデン スプリッツ」が付いてくる。

貸し切りがうれしい! 友人やパートナーとしっぽり

 船内はなんと「貸し切り」、この状況が嬉しい。クルージング自体は体験したことがある人も多いかもしれないが、フォトスポットには人が詰め寄るし、揺れと同時に他人にぶつからないように気をつけるのは、かなり気を遣う。

 それが、気心の知れた友人やパートナーとしっぽり、かつ好きなように楽しめるのは、案外今までになかったいいコンセプトだ。

 早速、船内にシャンドンの「ガーデン スプリッツ」が到着。船の揺れでカクテルも揺れるのが、なかなかスリリングでいい。30分で一杯を飲み干す間隔も、ちょうどいい。

 船内はBluetoothスピーカーを使って、好きな音楽をかけられ、手持ちの船に運転手がついているような感覚だ。海に似合う爽やかな音楽を流すもよし、同乗者との思い出の音楽を流すもよし。

 貸し切り感が強まって、テンションが上がる。

 カクテルを片手に、ボートの甲板に出ることも可能。小舟ならではの、かなり強い海風を感じることができる。

 ここもけっこう揺れるので、ちょっとした絶叫マシン感覚。友人たちと笑いながら写真を撮ろうとすると、手ブレで臨場感たっぷりの写真が撮れた。これはこれで、リアルでいい。

あっという間! 30分の船旅を満喫

 船はレインボーブリッジの下をくぐり、海浜公園やヒルトンがあるお台場付近を回遊する。

 すれ違う観光船の乗客は、こんな小さな船に乗っていても手を降ってくれる。こういうちょっとした交流も、都会の少々希薄な人間関係に慣れていると、かなりレアに感じる体験だ。

 海の上ではしゃいでいると、30分の船旅はあっという間。しかし、短すぎるという感覚もなく、非日常体験をフルスロットルで楽しむにはちょうどいいタイムだ。

海上では語り足りなかった昔話を、ムーディーな飲食店で

 しかし、パートナーや友人と何かを語らうには、船の上の時間だけでは少し物足りない。

 そんな時におすすめなのが「Hi-NODE」2階のレストラン「BERTH ONE」。自然光の差し込む店内は開放的で、海沿いの街に旅に来たような気分に。

 夜になるといっそうムーディーなオーラを纏うので、誰と行くかによって時間帯を考えるのもいい。

 ランチ帯でも、メニュー数が豊富だ。潮風で疲れた身体に嬉しい、ボリューム満点のメニューがたくさん!

 そしてもちろん、アルコールも豊富に取り揃えている。

 せっかくなので、ここでもシャンドンをいただくのもいい。シャンドンは世界規模で生産されている唯一のプレミアム スパークリングワインブランドで、選び抜かれた4大陸6か国の土壌にワイナリーを開拓し、フランスから受け継がれたシャンパーニュと同じ伝統的製法で、上質で繊細な味わいを造り続けているという。

 こちらで提供される「シャンドン ガーデンスプリッツ」はパーフェクトサーブと呼ばれる、シャンドンに氷を浮かべ、オレンジとローズマリーを添えたパーフェクトスタイル。

 シャンドンのロゼや、オリジナルレシピのビターズがベースとなっているシャンドン ガーデンスプリッツは甘さの奥に苦みがあり、爽やかなローズマリーの風味がその繊細さを引き立てている。

おわりに

 船の上での楽しい時間を振り返りながら、東京らしいような、そうでないようなアーバンさを感じる飲食店で、高級スパークリングを片手に舌鼓。東京ではなかなか感じることのない自然の豊かさに触れ、マンネリしていた日常のいいスパイスとなってくれた。

 特別なクルージングは、2024年10月31日(木)まで運行中。金土日限定で、公式サイトから予約可能だ。

(ミクニシオリ/フリーライター)

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