日ハム新庄監督“佐々木朗希封じ”に秘策あり…野村克也式「弱者の戦法」で術中にハメる

公開日: 更新日:

「内角を意識させれば、外角のボールに踏み込めない。あのイチローですら、野村監督の術中にはまったわけです。一方の新庄監督にすれば、『佐々木の速い球、鋭く落ちるフォークをバントなんかできっこない』という意見が多いでしょうが、佐々木に『いつバントをやってくるのか?』と思わせるだけでも効果がある。佐々木はフィールディングやスローイングがあまり得意ではない。バントが頭にちらつけば投球そのものに影響が出る可能性がある」(球界OB)

■練習試合では3者連続セーフティーバント

 実際、新庄監督は2月の阪神との練習試合で、藤浪相手に3者連続でセーフティーバントをさせたこともある。佐々木朗希に「まさか、本当に?」と思わせる下地はある。

 15日は雨天中止となったが、井口監督は佐々木朗希については予定通り、17日に投げさせると明言。日本ハムは「令和の怪物」の引き立て役になるか、それとも指揮官の策が実るか。

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  3. 3

    清原ジュニアが現役引退表明…今度はテレビ局が争奪戦か? こんなにいる慶大野球部出身アナウンサー

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ

  2. 7

    大山悠輔「阪神決別説」が急浮上! 巨人だけじゃない、まさかのダークホース球団が虎視眈々

  3. 8

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  4. 9

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 10

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ