実戦残り1試合ドジャース山本由伸の韓国開幕登板を左右するルーキー必須「座学」の中身

公開日: 更新日:

 ドジャース山本由伸(25)が日本時間8日、大谷翔平(29)とともに軽めのメニューで調整した。

 オープン戦2試合目の登板となった7日のホワイトソックス戦は3回を6安打5失点の乱調。ロバーツ監督から“追試”を課され、予定の50球を超える58球を投じた。

 山本は試合後「セットポジションの時にうまくできず、タイミングが合わないことが多かった」と反省の弁。走者を背負った時の投球と、捕手とのコミュニケーションを今後の課題に挙げた。

 パドレスとの韓国開幕カード(20、21日)で、メジャーデビューが決まっている山本のオープン戦登板は残り1試合とみられる。指揮官はルーキー右腕の登板間隔を中5日以上あける方針だけに、ライブBPなどを含めた開幕までの実戦マウンドは、次戦がラストになりそうだ。

 メジャーでの実戦経験が少ないルーキー右腕は物足りなさを感じているだろうが、今後は“座学”が待っているという。

 ドジャースのルーキーは、チームの方針で出場機会がない選手も五回までベンチでの観戦を義務付けられている。メジャーの試合の雰囲気やレベルの高さを実感させるためだが、ベテランやコーチから助言を受ける機会もあるだけに、新人選手にとっては学びの場でもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”