山本一力 心が楽になる江戸の知恵
-
【お題】拍車がかかっている妻の出不精を改善できないか
妻の出不精に拍車がかかっている。コロナ禍の生活では、程度の差こそあれ自粛が続く。妻はそれを盾に、家事以外はソファで過ごすのだ。 コロナ前は、散歩や買い物に出たが、2人での外出は月に1回あるか…
-
【お題】歳をとっても夢を語っていいか
歳を重ねて、老いには二つの勇気が必要だ。 作家の森村誠一さんが「婦人公論」にそう書いていた。病気をしたり、悩んだり。予想外の出来事の危機に立ち向かう勇気が一つ。もう一つは、夢を抱くための勇気…
-
【お題】娘の結婚相手が遊び人…妻は猛反対しているが
娘が結婚したいという男性を連れてきた。その人は、町で噂になるほどの遊び人だ。妻は「信じられない」と反対している。 私も会う前はそう思っていたが、決意が固いことを感じた。何より娘の気持ちが揺る…
-
【お題】自信がない息子にチャレンジ精神を持たせるには?
東京五輪に向けて「金メダルは99%取れる」と語った水泳選手は、実績に加え、相当な努力をしているから、自信があるのだと思う。 そんな人たちがうらやましい。引っ込み思案で万全の準備で仕事に臨んで…
-
【お題】人との交流がないマンション暮らしは味気ない?
先日、マンションから一戸建てに引っ越した40代女性の新聞投書が目についた。人との触れ合いを避けるマンションの暮らしに味気なさを感じたのが、引っ越しの理由とか。 一戸建て建築中は、看板に夫婦の…
-
【お題】息子が米国に留学したいと言いだして…
高校生の息子が「大学は米国に行きたい」と言いだした。大リーグの大谷選手やゴルフの松山選手に触発されたようだ。海外に目を向けることはすばらしい。積極的に行ってほしいと思う。 しかし、我が家の家…
-
【お題】いたみかけもる八百屋で…
先日、安さが売りの八百屋で買い物をしていると、ふらりと立ち寄った女性がぼそっと言った。 「この店、ひどいものを並べるのね」 品物の8割が100円前後。見切り品は50円を下回る安さで、そ…
-
【お題】一人で暮らす80歳の母親を元気づける手だては?
実家で一人で暮らす80歳の母を気づかって、毎日、電話で話すのが日課だ。3年前に父を亡くし、ボケ防止というか、話し相手になって母の近況を聞く。頂いたタケノコで炊き込みご飯を作った。散歩したら○○さんと…
-
【お題】占いサイトにハマって鑑定料を支払う娘が心配で…
娘が占いにハマってしまったらしい。妻いわく、コロナで飲食店のバイトのシフトを減らされた上、彼氏とも別れた。それで不安が募り、占いサイトをのぞいているうちに、ハマったという。高校時代から雑誌の占い特集…
-
【お題】投書欄の言葉遊び いまこそ日本語の美しさ再認識
新聞の投書欄に目がとまった。家族で一定の時間、「カタカナ禁止」のルールで会話を続けるそうだ。うっかり「イメージ」などと口走ると、アウト。罰ゲームになるらしい。親世代はカタカナ語の強化、子供世代はカタ…
-
【お題】50代までやり遂げたことは何もなし。田舎に帰る?
生活がコロナで崩れ、ふと思う。仕事どころか、プライベートも何も成し遂げていないのではないかと。 田舎の友達との付き合いはほとんどなくなり、東京のつながりもペラペラ。仕事も成功とは程遠く、50…
-
【お題】更年期症状もある?妻のイライラがコロナでひどい
コロナ感染の拡大で窮屈な生活を余儀なくされている。それでイライラが募るのは無理もない。しかし、カミさんの場合は八つ当たりに近い。ちょっと気に入らないことがあると、怒り方が尋常じゃない。娘にひどく罵っ…
-
【お題】大学生の息子がいる女性と再婚していいものか?
コロナの前に出会った女性に気がある。お互いバツイチで、彼女には大学生の息子がいる。かれこれ2年ほどの付き合いで、息子も交えて食事したこともある。そのときは彼も私も自然体だったと思うが、彼はきっと彼女…
-
【お題】少し羽根を伸ばしたいが妻は「ダメ」の一点張りで
自粛疲れがでてきたところで、緊急事態宣言が解けた。私と息子は「どこか行こう」と思っているが、妻は「まだダメ」の一点張りだ。 まだまだ油断できない状況なのは分かる。感染対策は欠かせない。 …
-
【お題】釣った魚を妻が食べてくれない…どうすればいい?
3密回避のレジャーとして釣りを始めた。岸壁から竿を垂らす程度で難しいことはできないが、それでも魚がかかったときのうれしさは格別だ。 帰宅すると、難点がひとつ。最初こそ持ち帰った魚を妻も物珍し…
-
【お題】政治家がすぐ口にする公序って?
ある八百屋の前を通りかかると、買い物客でにぎわっていた。ネパール出身という男性スタッフは、流ちょうな日本語で客に対応する。白菜を手に取った人に「きょうは鍋?」と語り掛けたり、客がレジに向かうと野菜ご…
-
【お題】「知らぬ存ぜぬ」を改善させるには?
永田町や霞が関の「知らぬ存ぜぬ」ほどひどくはないにせよ、会社にも無責任な人が時々いる。「すまん」と言いながら毎回会議に遅れたり、確認しても「そうだっけ」とトボけたりする上司や同僚だ。 いちい…
-
【お題】耳障りで仕方ないが…愚痴に惑わされるのが困る
周りの愚痴が耳障りで仕方ない。会社の上司しかり、ウチの妻しかり。愚痴っぽい上司は、社外の友人や社内の部下の文句をぶつくさ言う。コロナ後は出社率が低いこともあり、その愚痴がよく耳に入るため、嫌な気分に…
-
【お題】闘病中の老親の最後の願い、かなえるべきか?
親は、がんを患っている。もう治療はできず、正直、いつお迎えがきても不思議はない。そんな状況を察してか、実家で看病している妹には、大好きな和菓子屋に出掛けたいと言うそうだ。 ただし、実家に帰省…
-
【お題】娘が結婚を口にした。場当たり的でもいいか?
娘とテレビを見ていたら、娘がつぶやいた。 「ゴルフもできて、彼氏もできていいなあ。私は何をすればいいのか、分からないや」 情報番組で女子ゴルフのトップ選手の交際報道を伝えたときだった。…