溝口敦の「斬り込み時評」
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“ニューヤクザ”の登場 退潮著しい繁華街でのヤクザの消費
盛り場とヤクザというと、飲食店などからみかじめ料や用心棒代などを取る暴力団ということになりがちだが、暴力団の所作としてもうひとつ、飲食店などにあぶく銭を落とす機能がある。 あの人はカネが切れ…
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キメセクで乱用…「キッチンラボ」でできる覚醒剤の新製法
先日、厚労省麻取の元幹部取締官と会食する機会があった。彼が言うには覚醒剤の乱用は広がる一方で発生件数が増大、取り締まり側の厚労省や警察が手に余すほどらしい。 覚醒剤を使った上でのセックスを俗…
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山口組3派統合の前に 神戸と任侠の同盟などさまざまな動き
山口組3派の再統合話は今のところ停滞しているが、これで打ちきりになったわけではない。9月中旬以降、仕切り直しの話し合いが始まり、早ければ9月中にもおおよそ新3派相関図が描けそうだ。 話し合い…
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キーマンは“任侠”代表 急浮上する山口組3派再統合話の行方
ヤクザ世界は8月が夏休みだが、ここに来てにわかに、分裂した山口組3派の再統合話が飛び交い始めた。私のところにも、まず15日、弘道会にパイプを通じる東京の事業家から一報が入った。 「きのう、任侠…
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高山若頭の出所が期限 「6代目山口組」に新たな内紛の動き
3派に分裂した山口組の中で主流といえば6代目山口組(司忍組長)だろうが、最近、新たな内紛につながりかねない動きが始まった。 テーマは、誰がどう分裂騒ぎに決着をつけるかである。来年10月ごろ、…
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貸しをつくっておけばいずれ…“儲かる銘柄”だった細野豪志
政治家は儲かる商売か。政治資金規正法や各種法令、ルールをまじめに守るタイプでは儲かるまい。カネにすぐ手を出して貪欲、利益誘導に弱く、利権を握れるポストに居座るような人間でないと、まずカネは残せまい。…
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安倍首相の不正な選挙妨害依頼と安倍事務所放火事件の顛末
5年前、北九州に根を張る工藤会について調べていたとき、工藤会が安倍晋三の下関の自宅と後援会事務所に火炎ビンを投げ込む事件があったことを知った。 どういう事情があったのか詳細を知ろうとしたが、…
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不正入学が「見返り」ならば国税庁長官就任も同じだろう
文部科学省の前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)が4日、東京地検特捜部に受託収賄容疑で逮捕された。 佐野容疑者は去年5月、同省の官房長だったとき、東京医科大学の臼井正彦理事長(77…
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暴力団の錬金術だった昔の暴力 想像超える一般人の凶暴化
元自衛官のアルバイト店員が富山市の交番を刃物で襲い、警部補を殺して拳銃を奪ったあげく、近くの小学校で警備員を拳銃で殺した。 かと思うと、東海道新幹線「のぞみ」車内では、無職の22歳の男が「誰…
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細るヤクザ情報網 蛇の道の行方は蛇に聞かねばわからない
公安調査庁の元調査第2部長をつとめた菅沼光弘氏は80歳を過ぎたが、まだ新宿に事務所を設けている。去年、訪ねて話を聞いたとき、「暴力団対策法の施行以降、ヤクザは警察との接触をやめた。日本の警察はヤクザ…
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不明朗な土地取引 モリカケそっくり事件が全国に飛び火
静岡県伊東市の佃弘巳前市長(71)が土地取引を巡り、土地の売り手側から1000万円を受け取った容疑で警視庁に逮捕された。売り手側が4年前、約4800万円で取得した土地を市が3年前、約2億500万円で…
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組織トップは野放し 暴力団の殺人に適用されない司法取引
6月1日から司法取引制度が始まった。刑事事件の容疑者が他人の犯罪を明かせば、見返りに起訴を見送られたり、求刑を軽くしたりできる。 これで誰もが考えるのは、暴力団抗争で実行犯が敵側の組幹部を射…
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代替わりの直後 全盛期の22分の1になった山健組の名簿流出
かつて「山健組にあらざれば山口組にあらず」とさえはやされていた山健組が5月16日、5代目山健組へと代替わりした。それまでの井上邦雄組長は神戸山口組の組長だけに専念し、山健組の方は中田浩司若頭が新組長…
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相変わらず活況 大口の密輸事件が相次ぐ日本の覚醒剤市場
先日、覚醒剤の販売と所持で前科30犯近くの元ヤクザに出会った。今はヤクザも覚醒剤もやめて真人間だが、現役時代は商売物の覚醒剤をつまんで、彼自身がキメセク(覚醒剤を使ったセックス)にふけっていた。 …
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山口事件で思い出した NHK「教育番組」打ち上げの破廉恥話
「週刊文春」が「TOKIO山口達也に女子高生を“献上”NHKの大罪」として、NHK・Eテレを批判している。記事を読み、筆者は7、8年前、知人から聞いた話を思い出した。 あまり売れていない古参の…
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NHK「プロフェッショナル」 銀座ママ特集に抱いた違和感
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で「銀座高級クラブのママ」をやっていた。再放送されたから、ご覧になった方も多いだろう。見ていて、なんとも据わりの悪い違和感を感じた。ベテランの黒服に聞いても、…
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背景に公私混同も 米山新潟県知事と福田財務次官の相違点
「週刊文春」が伝えるところによると、米山隆一新潟県知事(50)は少なくとも2人の名門私立大学に通う女性(22、24)と不適切な性交渉を持ち、辞任を決めた。 見落とされがちなことだが、ここで気を…
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暴力団員が減る中…任侠山口組だけが“増えている”裏事情
警察庁は12日、昨年末時点の暴力団構成員(組員)、準構成員(以下、準構と略す)は合計3万4500人、1958(昭和33)年以降、最少になったと発表した。組員は前年比1300人減の1万6800人、準構…
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陸自イラク日報「隠蔽」は安倍政治への“忖度”であり必然
陸上自衛隊のイラク派遣時の日報は、これまでないとされてきたが、実際には存在した。だが、防衛相には報告されず、今シビリアンコントロールの危機などと批判を集めている。 森友問題では決裁文書の改ざ…
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時代錯誤の極右的同志…昭恵夫人と安倍首相は一心同体
メディアで首相夫人の安倍昭恵氏が公然と非難され始めた。中には呼び捨てのタイトルさえ目にする。やったことがやったことだから、まるで気の毒とは思わないが、ひとつ言いたいのは昭恵氏と安倍首相は同罪だという…