熊本県生まれ。明治大学法学部卒業。軽妙な語り口と、分かりやすい経済・株価分析などに定評がある。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」にレギュラー出演。株式講演会も好評を得ており、全国各地に"杉村ファン"がいる。著書は「これから3年 株で攻める！」（すばる舎）、「株価チャートのすごコツ80！」（同）など多数。
鉄火場 バーゲン株ハンティング
-
足元相場は「高値もちあい」気配 “臆病さ”が身を守る！
現状を正しく認識し、リスクマネジメントを徹底せよ！ 筆者は常に、こう主張している。さらに、臆病さが身（資産）を守る！ と。大胆かつ、リスクを取る勇気が必要なのは背中がゾクゾクッとし、ギョッとするよう…
-
名は体を表す 社名変更に投資ヒントあり！
名は体を表す！ という。養命酒製造は分かりやすい。そのものズバリだ。売上高の９８％が「養命酒」となっている。創業は何と、１６０２年だ（現在の社名になったのは１９５１年）。実に４１４年にわたって、この…
-
イベントリスクを避けよ！ ショック安には“前兆”がある
株式投資において、肝要なのは大きな損をしないこと。コツコツと小さく儲け、ドカーンと大きな損失を計上する。いや、「売ってないから損じゃない」と、大やられの銘柄を持ち続ける人がいる。いわゆる塩漬け株だ。…
-
NY市場で高値波乱 「セル・イン・メイ」に気をつけろ！
日本の株式市場は「極端な」と形容されるほど、外国人（委託売買代金シェアの６～７割を占める）主導マーケットだけに、ＮＹ市場の影響を強く受ける。 そのＮＹ市場は目先、高値波乱の展開となろう。企業…
-
仮想現実ブーム到来 VR関連セクターの本命「サン電子」
ＶＲ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｒｅａｌｉｔｙ→仮想現実）関連セクターは秋口にかけて、マーケットの話題を集めるだろう。ブーム到来である。 ２０１５年、サムスンはＶＲ端末「ＧｅａｒＶＲ」を市場投入した。…
-
有機ＥＬ関連「ブイ・テクノロジー」はブレークする
有機ＥＬ（エレクトロ・ルミネッセンス）の普及が加速しそうである。市場規模の急拡大を受け関連業界は飛躍のチャンスを迎えている。 アップルは昨年秋、ｉＰｈｏｎｅの２０１８年以降のモデルに有機ＥＬ…
-
世界最強の投資家 「バフェット氏」の名言に注目せよ
“世界最強”の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェット氏（投資会社「バークシャー・ハサウェイ」を経営）がアップルの株式を買ったという。投資金額は１０億ドル（約１１００億円）だ。大きく売り込まれた局面をす…
-
思いがけない含み益に沸く「ネクシィーズグループ」
古来、嵐のときは動くな！ という。まして、ひたすら値動きを追いかける短期・順張りの場合、「下げの途中で買うな！」「落ちる短剣はつかむな！」が基本（セオリー）である。 ここ数日、筆者が昨年来、…
-
消費増税延期 野党「アベノミクス失敗」と手ぐすね
安倍政権は足元の景気の現状、熊本地震の影響を踏まえ、消費税の引き上げ（２０１７年４月に８％→１０％）の延期を決断したもようである。次の焦点はその正式発表の時期、およびいつまで延期するのか、に移る。 …
-
トランプ大統領か円高か 日本は悪魔の選択を迫られている
最近、よく投資家の皆さんに「先生、弱気ですね」といわれる。別に、これは強気、弱気のレベルではない。リスクマネジメントと考えて欲しい。現状を正しく認識し、リスクマネジメントを徹底せよ！ これは株式投資…
-
買い場到来 「ＳＣＳＫ」健康経営銘柄に選定された
いや～、長生きはしたいけど……。そんな時代が到来しつつある。６０歳以上の高齢者は個人金融資産（１７４１兆円）の６割強を保有しているが、富裕層と極貧層に二分されている。 最近、老妻が老夫を殺す…
-
ＩＣＴ教育関連の本命「オプティム」
チエルがストップ高を交え、爆騰している。４月１８日に、１４９０円の安値をつけたが、５月１０日には５２８０円の高値まで買われた。一気に、３．５倍である。 文部科学省が学校教育に電子黒板、タブレ…
-
ルー米財務長官はどう出る？ 日本は為替操作国の最短距離
実は、現在の日米関係は修復不可能なほどに悪化しているのではないか。 別に、ドナルド・トランプ氏（共和党大統領候補の指名が確実視されている）の常軌を逸した発言を問題にしているのではない。彼の言…
-
第４次産業革命の主役に躍り出る「スマートバリュー」
日本政府は情報ネットワークを介し、ものづくりの高度化を図る「第４次産業革命」を官民挙げて推進する。産業界はこの動きに呼応、各分野において技術、人材の育成を急いでいる。 具体的にはスマート工場…
-
ブロックチェーンで存在感高める「SBIホールディングス」
年初以来、フィンテック＆ブロックチェーンは、２０１６年の株式市場におけるメーンテーマ、と主張している。フィンテックとはファイナンス（資金調達、資金決済）とテクノロジー（技術）の融合のこと。金融業界で…
-
決算発表が本格化 今期の減益予想に注意せよ
いよいよ、１６年３月期決算の本格的な発表シーズンを迎える。前期は好調なアメリカ景気、円安を“追い風”に期初予想を上回る着地となったようだ。しかし、１７年３月期の見通しは厳しい。多くの企業が減益予想を…
-
株式投資は「丁半」ではない イベント・リスクは避けよ！
イベント・リスクは避けよ！ これは株式投資に際しての定石（セオリー）である。 イベントが接近しているのに、あえてリスクを取る必要はない。数日後の結果に賭けるのは“丁半”に近い。これではリスク…
-
訪日外国人の急増で深刻 医療現場の影
訪日外国人旅行者が激増している。２０１１年は６２２万人だったが、２０１５年には１９７４万人に増えた。夕方の銀座は外国人だらけである。 当初、観光立国を目指す政府の目標数字は「２０２０年に２０…
-
Ｓｅｌｌ ｉｎ Ｍａｙに警戒せよ
ＮＹ市場は“絶好調”である。日欧、新興国と違って、景気が順調に拡大しているほか、米ＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）メンバーの過半がハト派（金融緩和論者）となっており、利上げペースの鈍化が投資家心理を改…
-
高配当利回り 建設現場への技術者派遣「夢真ＨＤ」
この差はどこに起因するのだろうか。ＮＹ市場は抜群に強い。ＮＹダウは９カ月ぶりに１万８０００ドル台を奪回、昨年５月１９日の史上最高値（１万８３１２ドル）に、あと一歩と迫っている。 これに対し、…
