キャスター小西美穂 仕事のルール50
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<30>「受け止める相づち」で円滑に会話をキャッチする
「聞く力」が高い方の共通点は、第一に、「受け止める相づち」を持っていることです。相手の話を聞いているときに発する「なるほど」「確かに」「そうですね」「おっしゃるとおりです」といった言葉ですね。いずれも…
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<29>うなずきは大きく1回 「なるほど」連発は不快にさせる
誰かと会話しているとき、うなずき方に気を使うことはありますか? 「あまり意識したことがない」と答える人が大半なのではないでしょうか。 無言の動作になる「うなずき」は、とても大切な「非言語コミ…
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<28>人脈作りの場も台無し 否定の王様になってはいけない
働き方改革が叫ばれるようになり、副業や転職のチャンスを得る目的でネットワーキング(人脈づくり)の場に足を運ぶサラリーマンが増えているそうです。ビジネス交流会や懇親会といった社交の場では、初対面の人と…
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<27>こだわりが集約された話題の宝庫「ネクタイ」を糸口に
初対面の人にインタビューする際、会話の糸口に使うテッパンネタは「ネクタイ」でした。「なーんだ、ネクタイか」と思われるかもしれません。でも、男性のネクタイには、その人のストーリーやこだわりが秘められて…
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<26>会話の最初は数字で答えられる質問をして場を温める
10月1日は消費税率10%の初日です。軽減税率の適用で8%に据え置かれたり、ポイントで5%が還元されたりするケースが混在しているので、店頭やレジでは5だ8だ10だと、会話の中にさまざまな“数字”が飛…
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<25>会話の冒頭の「そもそも」で知りたいオーラを出す
会話の途中で聞き手が「なるほど、なるほど」と相づちを打ってくれると、話している方は話しやすくなりますよね。でも、ただうなずいて同意するだけではなく、“新しい視点”の提示があると、もっと話しやすくなり…
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<24>ラスト5分!「必殺フレーズ」で会話の流れを変える
大事な商談にもかかわらず、聞きたいことを聞けずにタイムアウトになってしまった経験はないでしょうか? 本題と関係のない話題で盛り上がってしまったり、そもそも面と向かって聞きにくいことだったりして、質問…
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<23>無意識で出てしまう「えーっと」の口グセは録音で直す
「えーっと」「あのー」「うー」――話しながらつい言ってしまう口グセ、実はほとんどの方が無意識のうちに身につけてしまっています。時間にして数秒かもしれませんが、何度も耳にすると気になってきますよね。自分…
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<22>言い訳は逆効果 予告ワードで聞く側の集中力を高める
上司への報告や取引先での商談、またはプレゼンの場などで、「ちょっと長くなってしまいますが……」と前置きを入れてしまうことはありませんか。軽い気持ちで断りを入れたつもりかもしれませんが、決してお勧めで…
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<21>名刺交換は笑顔と「3秒の感謝ワード」で心をつかむ
平日夜の討論番組「深層NEWS」の司会進行役だった3年半は、コミュニケーション力をかなり鍛えられました。その日のテーマに応じて、政財界の大物や作家、医師、スポーツ選手など幅広い分野から延べ1500人…
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<20>自己紹介では「ネタ振り」をする “マイベスト3”を用意
歓送迎会や懇親会、ビジネス交流会などに行くと、1人ずつ自己紹介をすることが多いですよね? 初対面の人たちを前に緊張で硬くなったり、ウケを狙って空振りしたりして、赤面した経験はありませんか。 …
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<19>新しいことを始めるときは本物に触れて情報を得る
新しいプロジェクトを立ち上げたとき、チームを盛り上げながら上司や部下を巻き込んで結果を出すにはどうしたらいいのか。私は、この「プロジェクト立ち上げ力」を、学生時代に打ち込んだラクロスでの経験から学び…
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<18>嫌気がさすような状況でも腐らずに希望を言い続ける
希望と違う仕事をやらなければならなくなったとき、モチベーションを維持するのは難しいですよね? すぐに転職を考える人もいるかもしれません。でも、そこは踏ん張りどころ。決して腐らずに、きちんと希望を言い…
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<17>「嫉妬」は頑張っている証拠…味方にして成長する
「同期が先に部長に昇進した」 「後輩が花形部署に抜擢された」 「同僚が転職して稼ぎがよくなった」 ――「それに比べて俺はどうして……」 会社勤めをしていると、ライバルの成功に気持…
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<16>「不安になるのは努力したいからだ」と理解する
不本意な異動やプロジェクトの閉鎖などに直面し、突然やりがいを失って戸惑う人は少なくないですよね。「頑張ってきたはずなのに評価されていなかったのかな。もう必要とされないのだろうか……」。疑心暗鬼と不安…
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<15>謙遜は否定と同じ“褒められ上手”は“リアクション上手”
みなさんは知らず知らずのうちに、“褒められベタ”になってはいませんか。 たとえば、上司がせっかく「〇〇君、きょうのプレゼン良かったよ」と褒めてくれたのに「いえいえ、そんなことはないです」「私…
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<14>モチベーションがより上がる褒め方は「世の中の視点」
ニュース番組はチームで制作するので、人を褒めて励ますことが欠かせない要素になります。特に、経験年数の浅いスタッフには、「あなたの仕事がいかに価値のあるものなのか」という“仕事の意義”を、できる限り小…
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<13>感謝はその日のうちに…みんなの前で言葉で伝える
テレビ番組を制作するチームには、画面に映らないけど雰囲気をもり立ててくれるスタッフの存在が欠かせません。私が担当するコーナーもそうです。数字には表れなくても確実に貢献をしてくれる仲間が必要ですし、周…
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<12>失敗した人を切り捨てない 合言葉はナイスチャレンジ
私が日頃から大事にしたいと考えているのは「チャレンジを応援する気持ち」です。 担当するニュース解説コーナー「ナゼナニっ?」では、スタジオの大きなモニターを使ってイラストや文字で図解しながらプ…
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<11>順調なときほど“自分のダメ”と向き合って将来の準備をする
仕事が順調なときは、じっとしていても情報や人が集まり、それらが相乗効果を生んで物事がうまく回っていきます。けれど、そんなありがたい状況がずっと続くことはありません。いつの間にか誰かにとって“目立つ存…