岸田“目くらまし改造内閣”の大臣を丸裸
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岡田直樹地方創生相は「空気みたいな存在」 “後ろ盾”は森喜朗氏と地元メディア
地方創生のほか、沖縄北方、デジタル田園都市国家構想、万博、行政改革、規制改革、クールジャパン戦略、アイヌ施策──と8つを担務。閣僚の中で最も多い。族議員でもなく、専門性はないゼネラリストで「適任」と…
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野村哲郎農相は地元のJA理事から転じた「典型的な農水族」78歳で初入閣
78歳、参院当選4回で満を持しての初入閣である。本人もうれしさを隠しきれなかった。 しかし、初入閣早々、やらかしてしまった。8月12日、4回目のワクチン接種を受けるため、事前にPCR検査をし…
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谷公一・国家公安委員長は孫5人の現場主義者 国葬を控え警備の重圧を背負う
ここ数年、組閣や内閣改造のたび「二階派の入閣待機組」と呼ばれ続け、当選7回にして、ようやく初入閣。それでも入閣の報に「喜ぶことなく、気を引き締めていた」とは事務所スタッフの弁だ。安倍元首相襲撃の警備…
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西村明宏環境相は「特別な関係」否定も…旧統一教会の日本トップと“無意識”に2回遭遇
自民党最大派閥の清和会が抱える入閣待機組の筆頭格だったが、雲行きは怪しかった。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関わりが露見したからだ。就任会見では質問攻め。質疑応答は50分近くに及んだ。「…
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秋葉復興担当相は「上から目線」の政経塾OB 飲酒懲罰や自粛破りで大ヒンシュクの過去
当選7回での初入閣。茂木派のいわゆる「入閣待機組」だ。当選を重ねているが、これといった実績は見当たらない。 「入閣できたのは、同じく宮城県選出の西村明宏衆院議員(3区=当選6回)が環境相に就い…
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遠藤利明総務会長は仲介上手…大事な仕事は「自民2人のドン」をなだめる調整役
自民党の選対委員長として、昨年10月の衆院選と今年7月の参院選で自民党を連勝に導いた。その実績が評価され、総務会長に昇格した格好だが、「円滑な党運営を行うためには岸田首相の数少ない相談相手でもある遠…
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永岡桂子文科相は所轄大臣として旧統一教会に一切切り込まない“肝っ玉母さん”
政権が旧統一教会問題で大揺れの中、宗教法人を所轄する文科省のトップに就任。麻生派の“待機組”から順送りで初入閣し、教団の生殺与奪権を握る重要な立場としては軽量感が否めない。 現時点で教団との…
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小倉将信少子化担当相「刷新感」演出のための大抜擢 こども家庭庁“看板”発言で早速ケチをつける
当選4回、41歳という若さで初入閣したが、期待されての「大抜擢」というわけではないようだ。 「小倉さんが所属する二階派が派閥として推したのは、“待機組”の谷公一さん(国家公安委員長で初入閣)と…
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寺田稔総務相は「毛並み」申し分ないのに…地元・広島にくすぶる“優等生”ゆえの不満
現在は岸田首相が率いる宏池会に所属。創設者の池田勇人元首相を義理の祖父に持つ。派内の入閣待機組から順送りで初入閣した。 「頭がキレ、岸田総理からの信頼が厚い。財務官僚時代に防衛担当主計官を務め…
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森山選対委員長は最終学歴「夜間高校」の大物 党内融和演出で非主流派から党4役に抜擢
岸田首相と距離がある“非主流派”から選対委員長に抜擢。党内融和を象徴する人事だ。菅前首相や二階元幹事長と近く、2017年から21年まで4年にわたって国対委員長として政権を支えた。新執行部による記者会…
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葉梨法相は元警察官僚で法務行政に精通も…委員長時代に「2度」やらかしの過去
待望の初入閣。岸田派の待機組だ。就任直後に自身の公式ホームページにこう記した。 <岸田総理からは、法務副大臣2期、法務委員長2期さらには法務委員会与党筆頭理事2期の経験をいかし、エキスパートと…
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浜田靖一氏「防衛相」再登板はヤキモキする自民タカ派への牽制か、調整か?
米国と一緒に戦争ができる国を目指して防衛費倍増論を主導し、核共有までブチ上げた安倍元首相が凶弾に倒れ、タカ派の連中はいろんな意味でヤキモキしている。そんな中での再登板だ。 13年ぶりに防衛省…
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西村康稔経産相は安倍派の後継候補でも…露骨な自己アピールとパワハラ体質で良いところなし
昨年10月に経済再生担当相を退任して以来の再入閣。自民党の最大派閥・安倍派内で、萩生田政調会長と「跡目争い」を繰り広げている。 「エネルギーやインバウンドなど、経産省主導の政策をめぐって党政調…
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“コロナ無能大臣”加藤厚労相なぜ再登板…「責任転嫁」体制づくりを粛々と進めるのか
厚労相就任は異例の3度目。ある医療関係者は「この人の再登板は最悪だ」と語った。3年前の2度目の入閣時、コロナ禍に見舞われ、後手対応をさらけ出した。 とりわけ、相談の目安として「37度5分以上…
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河野太郎氏「デジタル担当相」入閣は“反岸田”封じ…本人は「次の首相」狙いでヤル気満々
昨年10月の岸田内閣の最初の人事では、ワクチン担当の行革相から自民党の広報本部長に“降格”させられたが、今回はデジタル担当相として入閣。この人事には岸田首相の計算が働いたという。 「昨秋の総裁…
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高市早苗経済安保担当相 入閣は「辛い」と謎のボヤキ…党きってのタカ派は最大の後ろ盾失う
無任所大臣の軽量級ポストが気に食わないのか。就任早々の14日に自身のツイッターでこう呟き、波紋を広げた。 <組閣前夜に岸田総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、優秀な小林鷹之大臣の留任をお願…
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萩生田光一政調会長は保守派の「抑え役」を期待されるも…世論「評価せず」厳しい目
経済産業相から党4役への横滑りの可能性が報じられた際、「俺は骨格じゃなかったのか」と大臣交代に異議を唱えるような発言をし、物議を醸した。高すぎる自己評価に呆れる声もあったが、「官房副長官、文科相、経…