内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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サム・バーンズのスピンコントロールは抜群 ラフからでもグリーンに止められる
サム・バーンズは8月の「WGCフェデックスセントジュード招待」で松山英樹ら3人のプレーオフに残り、アブラハム・アンサーに敗れて2位タイ。2021―22年シーズン2戦目「サンダーソンファームズ選手権」…
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アブラハム・アンサーは飛距離不足を補うフェアウエーキープ率がストロングポイント
アブラハム・アンサーは米国生まれのメキシコ人です。 飛距離ランクは160位前後と飛ばすプロではありませんが、得意のパットとアプローチでスコアメークして、たびたび優勝争いに加わり、世界ランクも…
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マシュー・フィッツパトリックはフェアウエーキープとパッティングに絶対の自信
イングランドのマシュー・フィッツパトリック(27)は、日本ではまだ知名度は高くありませんが、伸び盛りの選手です。 2013年「全英オープン」でローアマを獲得して、同年の「全米アマ」優勝。世界…
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今平周吾の魅力はグリップを短く握り小気味よく振り切ること
2018年、19年と2年連続で賞金王に輝いた今平周吾プロ。今季前半戦は、オフの筋力アップが裏目に出てやや低迷していたそうです。 「単純に筋力アップして距離も伸びると思っていた。でも、アイアンの…
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東京五輪「銀」R.サバティーニは飛距離不足をショートゲームで補う我流スタイル
東京五輪の男子ゴルフ銀メダルを獲得したロリー・サバティーニは、ちょっと風変わりなプロです。 2007年にはマスターズ2位、世界ランク11位になり、「タイガーなんかやっつけられる」と大口を叩く…
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カルロス・オルティスは長い手足を生かしたオールラウンドプレーヤー
カルロス・オルティス(30)は東京五輪男子ゴルフに、メキシコ代表として出場した選手です。 五輪では初日3位タイ、2日目単独2位、3日目3位タイとメダル圏内で戦い注目を集めました。 最…
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ブランデン・グレースはショットの正確性とパッティングが抜群に優れている
レギュラーシーズン最終戦の「ウィンダム選手権」2位と好調なブランデン・グレースは、アーニー・エルスが南アフリカのゴルファーを育成する目的で設立した財団から世界に羽ばたいた選手のひとりです。 …
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ホアキン・ニューマンはショルダーパッキングのお手本 腕力を使わずドライバー平均飛距離310y
ホアキン・ニーマンは、チリ代表として東京五輪に出場した22歳のプロゴルファーです。 高校時代に44週間も世界アマランク1位をキープしていました。強豪ぞろいの大学生アマを制して1位になるのも大…
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ルイ・ウェストへーゼンのスイングは素振り同様に軽く振り抜くから効率がいい
南アフリカのルイ・ウェストへーゼンは、メジャー大会になると必ずと言ってもいいほど、優勝争いに顔を出す選手です。 過去メジャーでのトップ10は11回。そのうち2位は6回で、“2位のキャリアグラ…
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畑岡奈紗 再現性が高く軸のブレない「理想的なスイング」
東京五輪ゴルフ競技に日本女子代表として臨む畑岡奈紗プロと稲見萌寧プロ。2人とも、そのスイングは、現代のゴルフ理論とトレーニング理論を結集してつくり上げられてきたものです。 男子も女子も、ここ…
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星野陸也の持ち味は体を鍛えて磨きをかけた「飛んで曲がらないショット」
東京五輪ゴルフ競技の日本代表として出場する星野陸也プロ。身長186センチと恵まれた体格の持ち主です。 以前は細身で華奢な印象がありましたが、プロデビュー当時と比べると、今は胸板もしっかり厚み…
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ケビン・ナの魅力 巧みに使い分ける多彩な持ち球はツアー屈指
1月の「ソニーオープン」でPGAツアー5勝目を挙げたケビン・ナ。 マスターズ最終日には18番グリーンサイドで松山英樹プロの優勝を真っ先に祝福した選手として印象に残っているファンも多いのではな…
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ウィル・ザラトリス 胸の回旋メインのシンプルなスイング
松山英樹プロがメジャー初優勝を遂げた今年の「マスターズ」で、1打差の2位となり一躍注目を集めたウィル・ザラトリスはプロ4年目の24歳です。 PGAツアーでは未勝利ですが、若手の成長株として期…
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シード維持のB.ゲイはパットやグリーン回りのうまさが光る
2020―21年シーズンの「バミューダ選手権」に勝ったブライアン・ゲイは、1994年のプロ転向から28年目を迎える49歳と息の長い選手です。 PGAツアー5勝ですが、日本では知名度は高くあり…
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岩田寛のスイングは腕力に頼らず基本に忠実 バランス良し
岩田寛プロが「中日クラウンズ」で6年ぶりにツアー3勝目を挙げました。 スイングもパッティングも、実に基本に忠実です。そのうえアプローチもうまく、ゴルフセンスは抜群に秀でています。 そ…
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D.クラークのスイングは飛んで曲がらず“選手寿命長持ち”
42歳で「全英オープン」(2011年)に勝ち、初めてメジャータイトルを手にした北アイルランド出身のダレン・クラーク(52)。日本でも「中日クラウンズ」(01年)、「三井住友VISA太平洋マスターズ」…
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上田桃子の飛んで曲がらないスイングはゾーンでインパクトできるから
21歳で最年少賞金女王になった上田桃子プロ。 34歳になった今も、ひたむきにゴルフを極めようとしている姿を見ると、本当に応援したい気持ちになります。 黄金世代やプラチナ世代と呼ばれる…
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ブルックス・ケプカは体を鍛えて飛距離を伸ばす先駆け
PGAツアー8勝のうちメジャー優勝が4回という勝率で“メジャーハンター”と呼ばれていたブルックス・ケプカ。しかし、2019年「WGCフェデックス・セントジュード招待」に勝った以後は、左ひざの故障が原…
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M.A.ヒメネス 可動域を広げるスタート前の入念ストレッチ
まるで修行僧のようなストイックな印象を与えるB・ランガーに対して、M・A・ヒメネス(57)は快楽主義者のように見えます。 キューバ産の最高級の葉巻をふかしながらのプレー。ラウンドが終わればス…
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ビクトル・ホブラン 柔軟な体を生かし回旋能力が非常に高い
オスロ生まれの23歳、ビクトル・ホブランは、何かにつけて“ノルウェー人初”という表現がついてまわる選手です。 アメリカでエンジニアの仕事をしていた父親から土産物としてゴルフクラブを手渡された…