１９５５年、北海道生まれ。現在、日本推理作家協会会長。「横浜みなとみらい署」「隠蔽捜査」などのシリーズほか、著書多数。
回帰 －警視庁強行犯係・樋口顕－
-
連載小説<24> 公安リストの中に目撃された人物はいるのか
【あらすじ】警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、四谷の大学で起きた爆発事件の捜査に追われていた。宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われる中、監視カメラに映っていた男を特定するが――。 ◇ …
-
連載小説<23> 爆薬でも少量のＣ４なら、ただ燃えるだけ
【あらすじ】警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、四谷の大学で起きた爆発事件の捜査に追われていた。宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われる中、監視カメラに映っていた男を特定するが――。 ◇ …
-
連載小説<22> 公安捜査の基本は対象者の行動確認だ
【あらすじ】警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、四谷の大学で起きた爆発事件の捜査に追われていた。宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われる中、監視カメラに映っていた男を特定するが――。 ◇ …
-
連載小説<21> 公安は国民の知る権利より国家の護持が優先
【あらすじ】警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、四谷の大学で起きた爆発事件の捜査に追われていた。宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われる中、監視カメラに映っていた男を特定するが――。 ◇ …
-
連載小説<20> 殺人犯捜査係と公安、SITの役割分担が決まった
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<19> 刑事とスパイでは、やり方も考え方も違う
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<18> 犯行声明はまだないが、テロと断定した
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<17> 爆発物にはコンポジション４が使用された
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<16> 因幡が国際テロ組織の一味とは限らない
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<15> 違法捜査の責任を取らされ辞職した因幡は海外へ
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<14> もし、因幡が国際テロ組織のメンバーだとしたら
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<13> ゼロの研修を受けた捜査員は公安のエース
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<12> 佐藤と柳瀬は国際テロ担当の外事3課に所属
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<11> 公安捜査員の一言で、天童の我慢が限界に
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<10> 現場近くで中東系の若い男が目撃されていた
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<9> 最も証拠能力が高いハードディスク
【あらすじ】四谷にある大学の門近くで爆発事件が発生した。警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、早速捜査に乗り出す。公安までが現場に駆け付ける展開に、宗教的過激派による日本初の爆弾テロが疑われるが――。 …
-
連載小説<8> 自動車爆弾で死者二人、重傷者三人
俺より小椋のほうが、ずっと堂々としていて係長らしいじゃないか。 樋口はそんなことを思っていた。 麹町署ではすでに、講堂を用意していた。 小規模な捜査本部なら会議室で済む。だが、今回はそう…
-
連載小説<7> 樋口は今でも天童を頼りにしている
天童は、殺人犯捜査の第一係から第三係までを担当している。特に樋口を特別扱いしているわけではないと思うが、やはり昔から知っているということで、何かと声をかけられることが多い。 樋口にしてみれば、天…
-
連載小説<6> 捜査の主導権は刑事部か公安部か
「そうですね……」 樋口が塩崎の言葉にこたえたとき、黄色いテープの規制線のところに黒いスーツの集団が姿を見せた。いずれもノーネクタイで、大半がマスクをしていた。 公安の捜査員たちだ。おそらく外…
-
連載小説<5> 日本で初めての宗教的過激派の爆弾テロなのか
「大急ぎで、周囲の防犯カメラの映像をかき集めないと……」 小椋が言った。樋口は聞き返した。 「防犯カメラの映像を？」 「そうだ。テロとなれば、警備部や公安部が防犯カメラの記録を独占したがるだろ…
