解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
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盛り土なく埋め直し不可能 豊洲新市場は“白紙撤回”不可避
やっぱり移転はもう無理だ。築地市場の移転先、豊洲新市場の建物直下で適切な土壌汚染対策が施されていなかった問題。小池百合子都知事は10日の会見で、「(土壌汚染対策に必要な)4.5メートルの盛り土が行わ…
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焦る豊洲移転推進派 「11.7開場」へ必死の“強行”策
移転「推進派」の目の色が変わってきた。9日午前、築地市場内で都と業界で構成する「新市場建設協議会」の会合が開かれた。推進派と都の幹部が顔を合わせるのは、先月31日に豊洲新市場の開場延期が決まって以来…
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薄すぎる断熱材 豊洲新市場「空調費」はさらに跳ね上がる
11月7日の開場延期が決まった豊洲新市場の「維持費」として、都は今年度予算に1日当たり約1700万円を計上していた。市場がフル稼働すると、室内を冷却するための「空調費」が、さらに上積みされる恐れがあ…
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豊洲移転なら維持費1日1700万円 “カネ食い虫”の製造責任
豊洲新市場の維持費は、開場しなくても「1日700万円」という情報が独り歩きしている。それでは予定通り移転していたら、1日いくらかかったのか。都は「算出していない」(中央卸売市場財務課)と答えたが、参…
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築地の6倍 豊洲新市場の空き家警備に「1日180万円」の怪
開場しなくても、1日700万円の税金が消える――。都はたとえ豊洲新市場が「空っぽの箱」でも、ざっくりとした試算を基に莫大な維持費がかかると言い張る。 新市場は水産卸棟で10度、水産仲卸棟で2…
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新市場建設で膨れあがった 都の「隠れ借金」5年で100倍増
まるでオリンピックが“人質”だ。2日、東京五輪主要組織のトップが集まった会合の場で、都心と選手村を結ぶ予定の「環状2号」について、「工事がきちんと着手できるのか。早く我々にご明示いただきたい」と、小…
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移転延期でも環2工事“強行”で築地は大パニック
豊洲新市場の開場延期で、築地市場はホッと一安心かと思いきや、どうやらそうではないらしい。環状2号「新橋―豊洲」間の暫定道路の工事が市場内で着々と進み、パニックに陥っているのだ。 築地の仲卸人…
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都に聞いてみた 豊洲の維持費1日700万円は高すぎないか?
「豊洲への移転を延期すると税金がムダになる」――。豊洲移転の延期決定にカンカンになっている“移転推進派”が声高に叫んでいるのがこの理屈だ。たとえ豊洲市場を稼働させなくても、すでに建物が完成しているため…
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移転延期表明の小池都知事を待つ豊洲市場“3つの重大欠陥”
築地移転の延期を表明した小池百合子都知事は、どこまで本気なのか。9月中に専門家を招いた「市場問題プロジェクトチーム」を立ち上げ、移転先の豊洲新市場の土壌汚染、膨張した事業費、「使い勝手」の問題を精査…