米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

公開日: 更新日:

 政府備蓄米の放出後も、店頭のコメ在庫の枯渇感や価格高騰が解消されず、需要が高まるパックごはんも大手のサトウ食品が一部商品の休売・終売に踏み切っている。

 そんな中、SNSでは国産米が米国で安く売られている事実が拡散され、物議を醸している。先月末、Xのあるアカウントが米国の量販店で山積みにされた2024年産の富山県産コシヒカリが5キロ19.99ドルで販売されている様子をアップし、次のコメントを投稿している。

〈アメリカでは新米の時期から日本産コシヒカリ5キロ約3千円でたーくさんあります。なぜ日本が米不足?海外より米が高い?外国米を食べる事になる?おかしすぎませんか〉

■なぜ日本より安いのか?

 1ドル148円の場合、このコシヒカリは2958円ほど。日本では一般的なコメが5キロ4000円を超える金額で販売されている。輸送費等のコストが加算されるのに、なぜ海外の方が安く販売されているのか。そのカラクリについて、米流通評論家の常本泰志氏はこう話す。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ