解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
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地下水管理も採水も請け負い 豊洲市場“猛毒”の黒幕を直撃
豊洲市場の地下水モニタリング調査の最終結果で猛毒が検出された問題。市場の安全性を追及してきた共産党都議団は16日、小池都知事と都議会に市場をめぐる汚染状況の全面調査や特別委員会の開催を申し入れた。そ…
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豊洲から猛毒シアン検出…小池都知事が目論む舛添氏聴取
もはや、築地市場の豊洲への移転は不可能だ。豊洲市場の地下水モニタリング調査で、衝撃の数値が出た。ベンゼンは環境基準の79倍、ヒ素は3.8倍、さらに、口に含めば死に至る恐れがある猛毒のシアンまで検出さ…
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移転反対派締め出し 小池知事「築地視察」はまるでヤラセ
伏魔殿の「隠蔽体質」はなかなか変わらない。小池百合子都知事が12日、豊洲市場への延期決定後、初めて築地市場を視察した。小池知事は拍手喝采で出迎えられたのだが、“異様”だったのは、集まった市場関係者が…
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“のり”はがれ大嘘発覚 石原慎太郎氏の都議会招致に現実味
豊洲市場の土壌汚染問題の、のり弁の“のり”をはがせば、もっと黒い魂胆が出てきた。決定当時のトップだった石原慎太郎元都知事は、「なぜそうなったか分からない」とすっとぼけていたが、やっぱりウソだった。は…
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豊洲にあった“別の未来” 東京ガス再開発なら一大観光地に
東京ガスの再開発計画が粛々と進んでいれば、豊洲問題はここまでコジれなかったかもしれない。 「こんなに景観のいいスポットは都内でも有数ですよ」――先月30日に行われたメディア向けの「豊洲市場見学…
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いよいよ法廷へ “盛り土問題”石原氏らに計91億円賠償請求
これで石原慎太郎氏もギブアップか─―。 かつて都議会で税金のムダ遣いを徹底追及していた後藤雄一元都議(01~09年)が30日、“消えた盛り土”問題の責任を問うとして、石原元都知事と舛添要一前…
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懲戒処分の反省ゼロ…相も変わらぬ都庁の“業者軽視”体質
ズサンな体質はなかなか変わらない。 豊洲市場の山積する課題を検討する「市場問題プロジェクトチーム(PT)」の第3回会議が29日、開催された。既に当初の開場日だった11月7日から3週間が過ぎた…
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補償コスト増の元凶 豊洲冷蔵庫の“電源問題”にプロが異論
豊洲市場のコスト削減の新たな「妙案」となるか。「市場問題プロジェクトチーム(PT)」の第3回会議が29日、開催される。その検討課題のひとつ、「事業者への補償」コストを大幅に削減できる可能性があること…
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劣勢打開の秘策 小池知事が狙う「築地市場存続」プラン
東京五輪と豊洲市場という2つの“見直し”で「劇場」を沸かせてきた小池百合子都知事だが、ここへきて、劣勢の色がどんどん濃くなっている。五輪は懸案のボート・カヌー会場が建設費膨張の象徴だった「海の森」に…
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築地移転にウルトラC “幻のバブル計画”こそ究極の解決策
まずはイラストを見て欲しい。東京都が1990年に作成した「築地再整備計画」の完成予想図だ。のちに再試算の結果、建設予定費が3400億円に跳ね上がり、営業を継続しながらの工事は完成までに20年以上かか…
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最新設備コールドチェーン破綻で鮮魚が風雨にさらされる
「こんなことでいいのか!」――。“推進派のドン”こと、伊藤裕康築地市場協会会長も“激オコ”だ。 豊洲移転の最大のウリは、魚介類を産地から途切れることなく低温を保ち輸送する「コールドチェーン」だ…
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ついに判明 内部資料に残された“建設費3倍増”のカラクリ
あらかじめ仕組まれたコスト増なのか。すでに総額5884億円まで膨らんだ豊洲市場の整備費。なかでも当初試算(2011年2月時点)と大きくかけ離れているのが「建設費」だ。今年10月時点で2744億円と、…
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都役人が逆襲開始 小池知事が切り崩すべき“本丸”は石原氏
やはり“真犯人”を引きずり出すしかない。豊洲新市場の“消えた盛り土”問題について、都が出した内部報告で元幹部8人の処分が決まったが、うちひとりが「納得できない」と声を上げた。いよいよ都役人の逆襲が始…
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都議会まるでやる気なし 豊洲問題特別委“開催ゼロ”の真相
東京都議会は何をモタモタしているのか。今や都民だけでなく、国民がコトの成り行きを注視している豊洲新市場の移転問題。真相を解明するべく先月13日、都議会に「豊洲問題特別委員会」が設置されたのだが、1カ…
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荷重増も工事継続 豊洲“構造計算書”記載ミスに膨らむ疑念
本来なら工事を中断すべきだった。豊洲新市場の仲卸売場棟の安全性を証明する「構造計算書」に記載ミスが見つかった問題のことだ。4階の床面のコンクリートの厚さが一部「10ミリ」と記されていたが、実際には「…
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盛り土だけじゃない 東京都は「液状化対策」方針も“隠蔽”
豊洲新市場の“消えた盛り土”問題について、小池都知事が1日の会見で、処分の対象とする8人の責任者を特定した。第2次自己検証報告書とともに公表された分厚い「添付資料」を精査すると、新たな“隠蔽”が浮か…
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小池劇場もう幕…豊洲盛り土“犯人”特定せずのドッチラケ
「小池劇場」も、これで打ち止めか――。1日、豊洲市場に“盛り土”がなかった問題で、小池都知事は8人を責任者と特定する検証報告書を公表した。「懲戒処分の手続きを進めるように指示した」「厳正に対処する」と…
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周知せず説明会開催 隠蔽体質抜けぬ東京都が“密室会合”
どうも東京都は“隠蔽体質”が抜けないらしい。小池百合子都知事は1日、豊洲新市場の「消えた盛り土」問題の“戦犯”8人を公表した。それに先立ち、都は10月15日付で中央卸売市場の人事を大幅に刷新したばか…
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PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実”
豊洲新市場は本当に「安全」と言えるのか。25日の市場問題プロジェクトチーム(PT)の第2回会議では、耐震性の問題や仲卸売場棟床の積載荷重が不足している問題について、“安全宣言”がなされ、メディアもす…
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調査は不十分の声 豊洲専門家会議では食の安全は守れない
“消えた盛り土”問題がくすぶる豊洲新市場。都官僚の隠蔽を暴き、都庁のガバナンスを正すのは必須だが、そもそも、根本的な問題は豊洲の土壌が本当に「安全なのか否か」である。そこがハッキリしなければ、“開場”…