解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
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今度は水銀検出 “毒まみれ”の豊洲市場は取り壊すしかない
豊洲新市場への移転中止は決定的だろう。青果棟の地下空間の大気中から、国が定める指針値の7倍もの「水銀」が検出された問題。青果棟では地下水から環境基準を超えるベンゼンやヒ素も検出されており、仲卸棟と卸…
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市場長更迭も 盛り土“真犯人”処分ナシに現場から不満噴出
「豊洲新市場」の「盛り土」問題。小池百合子知事は14日の会見で、岸本良一中央卸売市場長を更迭し、後任に産業労働局の村松明典次長を充てる人事を発表した。他の市場幹部も異動させて体制刷新を図るつもりだ。し…
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日建設計がPT委員に接触…豊洲市場問題“密室談合”の動き
豊洲新市場が抱える闇が、さらに深まった。都議会は定例会最終日の13日、移転問題を審議する特別委員会の設置を決めた。そんな中、水面下で怪しい動きが出ている。設計者の「日建設計」が、有識者からなる市場問…
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豊洲開場&築地存続…急浮上「W市場」体制の仰天プラン
小池百合子都知事のハラは、やはり“白紙”で固まっているようだ。混迷極める豊洲新市場に仰天プランが浮上している。 小池知事に近い都政関係者はこう言う。 「豊洲の諸問題を解決した後、開場し…
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“盛り土なし”の真相は石原都政を支えた11人の仲間が握る
豊洲新市場の“消えた盛り土”問題は、7日の経済・港湾委員会で集中審議を終えたが、「誰が、いつ、どこで何を決めたのか」──真相解明からはほど遠い。 13日に今議会が閉会した後も審議が続けられる…
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墓地不足も一気に解消 豊洲「大規模霊園」計画が急浮上
相変わらず「盛り土」問題でスッタモンダが続いている豊洲市場。基準値を超える有害物質が検出され、もはや食品市場にするのは困難との見方が強い。市場開場を断念した場合、あの巨大な用地をどうするのか。用途に…
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「盛り土」審議も調査拒否 都庁役人の呆れ果てた隠蔽体質
東京都庁職員の隠蔽体質には怒りを通り越して、呆れるしかない。都議会の経済・港湾委員会が6日行った豊洲新市場の“消えた盛り土”問題の集中審議。各会派が午後1時から午前0時過ぎまで11時間にわたって追及…
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“盛り土”問題に新事実 不要決めた都職員は1人に絞られた
いつ、誰が、どう決めたのか――。答えがハッキリしてきた。豊洲市場の“消えた盛り土”問題で、新事実が判明。基本設計を受注した「日建設計」が2011年1月ごろ、盛り土不要の工法を都側に提案していた。盛り…
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豊洲“盛り土”真相解明で問われる都議の存在意義と本気度
「誰が、いつ、どこで何を決めたのか」――責任の所在は曖昧なままだった。混迷を極める豊洲新市場の“消えた”盛り土問題。小池百合子都知事(64)は30日、都の内部調査の結果を公表したが、内容は真相解明には…
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小池知事の所信表明でわかった 豊洲「白紙撤回」の本気度
もはや、「一度立ち止まる」だけでは済まない。小池百合子都知事が28日、都議会本会議で所信表明演説。土壌汚染対策の盛り土がなされず、使い勝手に難アリと、多くの問題を抱える豊洲新市場に真っ向切り込んでい…
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専門家は転用可能と指摘 豊洲市場に浮上し始めた売却情報
盛り土がなく、使い勝手にも難があり、“違法建築”の疑惑まで浮上している豊洲新市場。もはや“白紙撤回”は避けられない状態だ。とても食品市場としては使えない。そこで、ここへきて、ナント豊洲の売却話まで飛…
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地検特捜部の真価問われる 豊洲「官製談合」疑惑に新証拠
さあ、東京地検特捜部の出番だ。 何から何までデタラメの豊洲新市場で、くすぶり続けているのが官製談合疑惑だ。 主要3施設の建築工事は2013年11月の1回目の入札で、大手ゼネコンに「予…
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深まる違法建築疑惑 豊洲の耐震性能「大丈夫」に根拠なし
混迷を極める豊洲新市場。新聞、テレビは「盛り土」問題で大騒ぎだが、耐震基準を満たさない“違法建築”疑惑もくすぶっている。日刊ゲンダイの取材で、都は豊洲の建物が建築基準法上、適法である証拠を何ひとつ持…
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豊洲は撤回必至 地下の「強アルカリ性」水は処理できない
豊洲新市場・青果棟の地下空間にたまった“汚染水”。共産党都議団の調査によると、強アルカリ性で、2000トンもあるという。この水の処理には数十万トンもの“真水”が必要な上、欠陥だらけの豊洲では、とても…
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石原元知事が書類に捺印 「技術会議」が盛り土消したのか
豊洲市場の「盛り土」問題。当初行われるはずだった工事はなぜ、行われなかったのか。分岐点は2009~10年の期間に行われた「技術会議」にあるとの見方が有力だ。 この技術会議は石原慎太郎元都知事…
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食の安全より保身…石原元知事が「盛り土」ケチった事情
なぜ専門家会議が提言した「盛り土」が行われず、地下に空間がつくられたのか――。東京都の豊洲市場問題の大きな焦点だ。石原慎太郎元都知事は、「私はだまされた」「他人任せにしてきた」などと呆れた発言を繰り…
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優雅に出世や天下り…都庁「盛り土無視」全責任者リスト
優雅なものだ。何から何までデタラメの豊洲新市場騒動。土壌汚染対策の盛り土を実施せず謎の地下空間を隠蔽してきた“共犯者”たちは、ある者は順調に出世し、ある者はシレッと天下り先で余生を送っている。 …
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もはや封鎖不可避 豊洲新市場の地下空間は“汚染水まみれ”
もはや「立ち止まって考える」どころの話ではなくなってきた。デタラメ続出の豊洲新市場では、土壌汚染対策の「盛り土」がされておらず、ポッカリとあいた地下空間には「汚染水」がたまっていることが明らかになっ…
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豊洲市場「爆発」の恐れも 地下空洞に引火性ガスの危険性
何から何まで全てがデタラメだ。東京・築地市場の移転予定地である豊洲市場の建物下で土壌汚染対策の盛り土がされず、空洞になっていた問題。「青果棟」の地下ではコンクリートすら敷かれておらず、砕石層がムキ出…
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豊洲「盛り土」提言を無視 新会議を立ち上げた真犯人は?
移転を覆う闇が、かすかに晴れてきた。各売り場棟地下に適切な「盛り土」が行われなかった豊洲新市場の土壌汚染対策は、もともと07年5月に当時の石原知事が平田健正・放送大学和歌山学習センター所長を座長とす…