壁の無い談話室
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連載最終回は人類の究極のテーマ「生と死」についての考察
昨年2月からスタートした2人の対談は、いよいよ今回が最終回。締めくくりは人類にとって究極のテーマである「生と死」について語り合っていただいた。 ◇ ◇ ◇ ――コロナ禍、ウ…
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この狭い島でどうやったら生き残れるか 内発的に行動することの重要性を考える
明治維新から150年。いまだに日本人に欠けているものがあるという。それは内発的な動き。今回は日本人の精神論・行動論を語っていただいた。 ◇ ◇ ◇ ──この数年来、大きな組織では…
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組織から離れたあとの他者 社会とのかかわり方とペットの存在
60歳以降会社や組織を離れた後の他者、社会とのかかわり方、さらに家族やペットとの接し方、距離感の取り方などについて語り合っていただいた。 ◇ ◇ ◇ 名越 いちばん思うのは、やっぱ…
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早期退職=リストラが横行する「理不尽な組織」とどう関わっていくか
急速に高齢化が進むなかでサラリーマンを取り巻く環境が激変している。70歳定年制の動きがある一方で、大企業では早期退職=リストラが横行している。管理強化が進む理不尽な組織とどう関わっていったらいいのか…
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日本の「変革期」に向けてどう対処していくべきか
ゾウムシの標本を観察しながら語り合った進化論から、南海トラフで迎える日本の変革期に向けての生き方、そして最後の審判まで。対談は時空を超えていった。 ◇ ◇ ◇ ──実に多くのゾウ…
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息苦しい管理社会をいかに生きていくか「いちばん心地よい場所を見つけること」
長期化するコロナ禍のなかで、国全体で価値観の押し付けなど管理社会化が進んでいる。なんとも息苦しい、生きにくい社会になってきた。そんな状況をいかに生き抜いたらいいのか。賢者のお2人に語っていただいた。…
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脳科学の現状と限界、そして可能性「追いかけられないものを全部落っことしていった」
高齢化社会が急速に進むなかで、認知症患者の増大が大きな社会問題となっている。今回は脳科学の現状と限界について知の賢者のお2人に語っていただいた。 ◇ ◇ ◇ ──高齢化社会のな…
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メタバースの可能性と活用法「日本の現状を将来に残すために使えるんじゃないか」
6月初旬、真夏を思わせる暑い日。赤坂の昭和レトロな店で最新の3次元仮想空間・メタバースの可能性、活用法について賢者のお2人に語っていただいた。 ◇ ◇ ◇ ──養老先生がメタバー…
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「脱成長時代」の価値観と生き方…今の日本人は自分の居心地のいい状態が分からなくなっている
箱根昆虫館での対談。今回は「脱成長時代」の価値観、生き方について語っていただいた。 ◇ ◇ ◇ ──日本の未来を担う子どもの話ですが、少子化が深刻です。 養老 去年(20…
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ウクライナ情勢と日本の近未来「仮にプーチンが退いたとしても…」
今回は箱根にある養老さんの「昆虫館」での対談。ウクライナ情勢、アカデミー賞授賞式、「なりゆき」という日本人、日本社会特有のメンタリティー、そして昆虫論などを語り合っていただいた。その一端をご紹介する…
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複合的で奥が深い環境問題 エネルギー問題が意図的に単純化されている
今回のテーマは環境問題。国内の自然環境の荒廃から地球規模の温暖化まで、とことん語り合っていただいた。 ◇ ◇ ◇ ──長引くコロナ禍で、ソロキャンプ、山歩きなど自然志向が強まって…
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コロナで露呈した日本社会の欺瞞と脆弱性
コロナ禍が3年目に突入し、今なお31都道府県が「まん延防止等重点措置」の適用下にある。この間、さまざまな事件、現象があり、あらためて現代社会が抱える諸問題が浮き彫りになった。賢者のおふたりにコロナ禍…