ドキュメント 山口組分裂の行方
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<第4回>“山口組の頭脳”髙山若頭の不在が招いた分裂劇
稲川会ナンバー2が急きょ参会し、すわ「稲川会も参戦か」と世情を騒がせた弘道会の定例会(9月12日)。だが、すぐに弘道会本部から「無責任な噂や誹謗中傷が数多くなされているが、どれも事実でない。自信をも…
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<第3回>激化する「切り崩し」で息を吹き返すヤクザOB
「神戸側についた知人がいれば、可能なかぎり一度は連絡を入れよ」 分裂で揺れる山口組の旗頭とされる弘道会の定例会(9月12日)の席上、参列した直系組長に再び檄が飛んだ。 すでに各地で…
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<第2回>離脱組は我慢できなかった弘道会の「名古屋方式」
山口組を離脱した親分衆が離脱の大義として掲げているのが、「脱・弘道会支配」であり、「古き良き山口組への先祖帰り」だ。 捜査当局の見方を伝える大新聞では「人事ポストの独占」「寡占的な集金システ…
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<第1回>ドンパチなく抗争終結も
9月12日、名古屋市で開かれた3代目弘道会(名古屋市)の定例会(直系組長会)に、関東の親戚団体・稲川会のナンバー2・内堀和也理事長が急きょ、参会したニュースが全国を駆け巡った。 これは、6代…