巻頭特集
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油断も隙もありゃしない マイナカードのドサクサに自公は殺傷武器輸出解禁へ
「自民党に声が届いていないと国民が感じ、政治の根幹である信頼が崩れている」「岸田文雄の特技は『人の話をよく聞く』ということだ」 およそ2年前に行われた自民党総裁選前後の会見でこう繰り返し、国民…
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ヤキが回った自公政権 処理水もマイナカードも政権末期のような支離滅裂
政府がかねて「夏ごろ」と時期を示してきた東京電力福島第1原発の処理水を海洋に放出する計画は、いよいよ準備が整いつつある。 4日、岸田首相は国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と面会。…
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新聞は無批判で実況中継 “妖怪の孫”安倍派跡目争いのアホらしさ
今度の土曜、7月8日は安倍晋三元首相の一周忌。午前11時から増上寺で法要が営まれる。それを前に、空席となっている自民党安倍派(清和政策研究会)の会長ポストについての記事が、連日、新聞紙上を賑わしてい…
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強行すれば、さらなる混乱 デジタル後進国でマイナカードなんて100年早い
マイナンバーカードをめぐるトラブルは、ア然とするほど底なしだ。富士通の子会社が提供するシステムがまたやらかし、マイナカードを使った証明書交付サービスの再停止に追い込まれた。福岡県宗像市の庁舎内に設置…
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国民愚弄のラクチン商売 自民党の政治家は3日やったら辞められない
「あっ、引退しませんから」 ニヤケ顔でこう話し、2年後の参院選に鞍替え出馬すると表明した自民党の石原伸晃元幹事長(66)には、さすがに多くの国民が怒り、呆れ返ったに違いない。 しかも、…
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もう国民は騙されない 岸田首相「外遊三昧」「解散戦略」の笑止
「衆院解散は早ければ秋口といわれている。衆参補欠選挙が見込まれる10月22日が投開票日になるように衆院を解散するというのがもっぱらのウワサだ」 日本維新の会の馬場伸幸代表は25日、党会合でそう…
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いくら不備があっても突き進む岸田政権 横暴政治には「カードボイコット」の国民運動
〈マイナンバーカードを返納した。マイナカードは一度立ち止まり制度設計を見直さなければならない。しかし国は立ち止まらない。ならば返納運動を起こすしかない。ならば、まず私が返納しなければならない〉 …
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親殺しなのか心中なのか 異様で殺伐とした事件が増えている時代に嫌な予感
カシャ、カシャ、カシャ……。小雨が降る東京・警視庁目黒署の前で待ち構えていた70人以上の報道陣のカメラのシャッター、フラッシュが一斉にたかれた。目黒区の自宅で母親の自殺を手助けした疑いが強まったとし…
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「国民の敵」政権の自業自得 目を覆う岸田政権と公明党の凋落と黄昏
岸田内閣の支持率下落が止まらない。 このところ各社調査で支持率が急落しているが、読売新聞と日本テレビが23~25日に行った全国世論調査の結果には永田町が騒然となった。内閣支持率は41%で、な…
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ワグネル騒ぎは一夜で収束 戦争偏向報道のトンチンカン
反乱を起こした“汚れ役”が丸1日で、あっさりと方針転換。ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者・プリゴジン氏がプーチン政権に反旗を翻した決起は、あっけない幕切れを迎えた。 プリゴジンは現地時…
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もうNATOのメンバー気取り バイデンに暴露された岸田亡国首相の正体
そんなことだろうと思ってはいたが、あらためて舞台裏をバラされると、こんなに情けなく、腹立たしい話はない。 米国のバイデン大統領が20日、カリフォルニア州で開かれた支持者集会で、日本の防衛費増…
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国民の不信はマイナカードよりも河野太郎 なぜとっとと首にしないのか
<まずは河野太郎を廃止しろ> SNSにこんな書き込みがあったが、これが世論の偽らざる気持ちじゃないか。「廃止するのは健康保険証じゃない」という怒りである。 マイナンバーカードをめぐるト…
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これは詐欺だ 紙の保険証廃止で政権転落が見えてきた
他人の情報が誤登録されたとか、別人にマイナポイントを付与していたとか、毎日のようにトラブルが発覚するマイナンバーカード。とりわけ問題になっているのがマイナカードを健康保険証としても使う「マイナ保険証…
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マイナカードも岸田政権も葬り去る必要 軍拡だけで日中首脳会談の予定なし
安倍派のパーティーに出席し、「ハト派、タカ派のレッテル貼りには意味がない」──と挨拶した岸田首相は、周囲に「自分はハト派じゃない」と口にしはじめているそうだ。 実際、岸田政権による軍拡が急ピ…
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米中関係模索でも蚊帳の外 支持率急落、岸田政権の凋落はまだ序の口
案の定の展開だ。もともと大したことがなかった岸田首相の求心力がみるみる衰えている。マスコミ各社の世論調査の数字はボロボロだ。 毎日新聞の調査(17、18日実施)では、5月と比べて内閣支持率は…
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恐るべき勘違いと自分勝手 バカにつける薬はないというが岸田首相と河野大臣もつける薬なし
解散権という伝家の宝刀を振りかざし、最高権力をさんざん弄んだ岸田首相は高揚感に浸っているという。 通常国会の終盤、会期中に衆議院を解散するのではないかと、岸田の一挙手一投足に注目が集まった。…
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解散言葉遊びの岸田首相 党利党略だけのセコさと卑しさ
やっぱり「解散詐欺」の言葉遊び。またひとつ「先送り」が増えただけである。15日夕、首相官邸のエントランスホール。岸田首相は記者団の前に自ら進んで立ち、「今国会での解散は考えていない」と明言した。 …
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恐ろしい展開になる予感 陸自銃撃殺人事件、今後の展開と徴兵制
これは、恐ろしい流れになってしまうかもしれない。 岐阜県にある陸上自衛隊の射撃場で14日、実弾訓練中の自衛官候補生の男(18)が自動小銃を乱射し、隊員3人が死傷した衝撃的な事件。男は犯行直前…
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マトモに信を問うたことなし 解散権を弄ぶ自民党政権の党利党略
本当にこのまま解散・総選挙に突入するのだろうか。国会の会期末(6月21日)が近づき、一気に“解散風”が強まっている。 公明党の山口那津男代表は、14日ラジオ番組で「(次期衆院選に向けて)これ…
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いつも食い物にされる日本市場を徹底検証 バブル株価、どこまで上がる? いつ弾ける?
取引時間中としては1990年7月20日以来、約33年ぶりの水準となった。13日の東京株式市場は、6日に付けたバブル崩壊後の高値(3万2506円78銭)を上回る最高値を更新。日経平均株価の上げ幅は前日…