巻頭特集
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セコい裏金、私的流用、挙げ句は秘書の給与詐取…盗人にも色々いるが、自民党の卑しさは最低だ
志ではなくセコイ金集めのための政治屋稼業、ここまで腐った集団に国政を担えるはずもなし。「宝の山」を得た検察が大甘処分に怒りの世論による相次ぐ告発を恐れて、さあ次はどう出るのか。 自民に必要な…
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広島出身の岸田首相 「核なき世界」を踏みにじる亡国軍拡の二枚舌
2+2で在日米軍との一体化、核抑止力の強化など一線を越えた軍事同盟が確認されたが、驚くべきは日本が自ら「拡大抑止」を望んだ裏側だ。 広島選出首相のニ枚舌とレームダック政権同士の密約まがいの交…
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パリ五輪で騒いでいるのは無節操なテレビ局だけ どこか空疎な「パンとサーカス」
なるほどド派手な開会式は話題を集めたが、その裏では首相も決められないフランスの政治的大混乱。誰の目にも分断が明らかな世界での「平和の祭典」の空々しい偽善。 日本人も3年前に思い知らされた五輪の正体。…
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3年前の悪夢を忘れたか? テレビが煽る五輪と猛暑、その裏で進む愚民政策
パリ五輪が始まったが、招致も含めた力ネまみれ五輪の本質は变わったのか。平然とイスラエルも出る中、華やかな開会式やメダルラッシュ報道で着々すすむ「パンとサーカス」。折しも茂木幹事長がユーチューブで言及…
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米大統領選「確トラ」粉砕へ…「ハリス旋風」に世界中が期待と興奮
バイデンよりも不人気──と揶揄されたのが嘘のようだ。アメリカ国内で「ハリス旋風」が吹きはじめている。 民主党の大統領候補にほぼ決まったカマラ・ハリス副大統領(59)の人気が急上昇しているのだ…
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案の定出てきた私的流用 乱立の自民総裁選は「裏金」幕引きの目くらまし
「とうとう出たね。。。」──ダウンタウンの松本人志じゃないが、案の定だ。選挙区内の有権者に香典を渡したとして公選法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた堀井学衆院議員(自民離党=比例北海道)に、新…
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民主党「バイデン包囲網」の舞台裏…この危機感が日本の与野党にあるのか
「この選挙で問いたい。どんな国に住みたいか。自由と思いやり、法の支配の国か。それとも混乱と恐怖、憎しみの国か」「私たちにはやるべきことがある。この選挙に勝たなければならない」 バイデン大統領の…
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まだしがみつく“過信”の裏側…「次の撤退」の焦点はもちろん岸田首相
全世界注目の米大統領選が「まさか」の展開だ。バイデン大統領(81)が21日、大統領選からの撤退を表明。個人のXアカウントに書簡を投稿し、自らの決断について「私が(大統領選から)降りることが、わが党に…
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トランプに媚びる暇があったら何とかしろよ ハリボテ東証株価の脆さ、危うさ
株価が史上最高値を更新と言われても、どこの国の話かと思うほど好景気の実感がない。 今月11日に日経平均株価が初めて4万2000円を突破。このところバブル経済絶頂期につけた3万8915円を大き…
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バイデン撤退包囲網…「もしトラ」で青ざめる岸田政権と日本の今後
「米社会の不和と分断は癒やされなければならない」「米国の半分でなく、全体のための大統領になろうと立候補した」--。とりあえず「分断から結束へ」と訴えた。 18日(日本時間19日午前)、米ウィス…
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よくもまあ、次から次へと…自民党の不正底なし沼はかくも必然
また自民党議員の「政治とカネ」である。今度は「公選法違反」だ。 東京地検特捜部が、18日、公選法違反の疑いで自民党の堀井学衆院議員(52)の関係先4カ所を家宅捜索した。 堀井は、選挙…
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公開された日銀議事録に衝撃 無意味な為替介入ではなくアベノミクスの断罪が急務
実質賃金は26カ月連続のマイナス。庶民生活を苦しめる超のつく円安・物価高。その元凶はやっぱり──。日本経済を誤った方向に導いた「通貨の番人」の10年前の議論の中身が明らかになった。 日本銀行…
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改めてすべてが倒錯だった都知事選 立憲民主よ、排除すべきは腐りきった連合だ
疑惑の女帝が余裕の3選を決めた東京都知事選、同日投開票された都議補選のショックは広がるばかりだ。 裏金事件でダウン寸前の自民党は独自候補を擁立できず、小池百合子知事に抱きついた上のステルス支…
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未遂の銃弾が世界の歴史を変えるのか トランプ銃撃と日米中の行方 これから何が起こるかを多角的に検証
頬に伝わる血を拭おうともせず、こぶしを何度も突き上げるトランプ前米大統領。その後ろにはためく星条旗。支持者たちの熱狂的な「USAコール」。惨事の直後の映像だ。 13日、ペンシルベニア州で遊説…
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防衛省218人処分 あり得ない不祥事とその対応 大臣が辞めず首相が外遊では「お国」はオシマイ
異常事態だ。防衛省は12日、自衛隊員による「特定秘密」の漏洩や、海上自衛隊員による潜水手当の不正受給、不正飲食、内局幹部によるパワハラがあったとして、懲戒免職11人、停職83人を含む計218人(延べ…
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岸田すら代えられない自民党「党刷新の顔」で小泉進次郎が出てくるポエム
自民党の党勢を占うとされた「東京都議補選」(7日)は、結局、自民党の惨敗に終わった。自民党は最低でも「4勝4敗」を目標にしていたが、「2勝6敗」という惨憺たる結果だった。 さすがに自民党内か…
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都知事選ショックの間隙 裏金岸田が着々すすめる危険で無謀な戦争準備
処分対象者は一体どれほどの人数に上るのか。まさに前代未聞の出来事と言っていいだろう。 陸海空3自衛隊が発足して70年目の節目を迎えた今月、不祥事が相次いで明るみに出ている海上自衛隊のことだ。…
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この猛暑に26カ月賃金下落 岸田レームダック政権に庶民の悲鳴
マジで何とかしてほしい。連日の猛烈な暑さに、もう息が絶え絶えだ。 9日も関東や東海、近畿、九州など各所で最高気温35度以上の猛暑日が続出。東京都心には「熱中症警戒アラート」が9日まで実に8日…
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都民はまだ悪夢の結末にうなされている 石丸躍進の危うさ、怖さの分析が改めて必須
17日間の首都決戦が浮き彫りにしたのは、もくろみ通りに3選した東京都の小池百合子知事(71)のシタタカさにとどまらない。政党政治に対する都民、そして国民の嫌悪もあぶり出した。立憲民主党、共産党、社民…
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すべてが異様だった都知事選を総括・分析 悪夢のような結末は歴史の分岐点になる予感(下)
ステルス支援を徹底した小池の3選で、大型選挙での岸田自民の連敗はストップ。小渕選対委員長が7日出した「今後の全国での選挙に大きな弾みになる」とのコメントにも、党内の安堵感がにじむ。小渕は「政治の信頼…