世界最先端スイング2018
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トップとフォローでヘッドが背中側にあれば正しい円軌道に
空にボールがあると思ってクラブを振ってみる。 前回も説明したように、ボールが頭よりも高い位置にあるとイメージしてスイングするというのは、常識外れも甚だしい。 しかしながら、どんな高さ…
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空に向かっての素振りで正しいヘッドの円運動が体感できる
この40年でゴルフクラブは劇的な進化を遂げ、プロのドライバー飛距離は50ヤード以上も伸びている。 我々アマチュアもクラブの進化のおかげで昔より飛距離が伸びているが、今どきのドライバーにも弱点…
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切り返し直後にグリップを外側に動かすとタメが大きくなる
アマチュアとプロとではドライバーの飛距離が大きく異なるが、その原因はダウンスイングの形にある。 プロはダウンスイングで手首のコックがキープされ、ヘッドが描く円はテークバックよりも小さい。対し…
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テークバックよりダウンスイングはヘッド軌道が低位置から
男子ツアー最終戦「日本シリーズJTカップ」は、通算8アンダーで小平智、石川遼、ハン・ジュンゴンの3選手が首位に並びプレーオフに持ち込まれた。 1ホール目、唯一パーでホールアウトした小平が優勝…
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スマホを使ったシャドースイングでレイドオフの感覚を掴む
シャフトクロスとはトップでシャフトが飛球線よりも右を向いた状態のことであるが、こうなるとショットを安定させるのが非常に難しくなる。 前回も説明したように、シャフトクロスになるとヘッドはプレー…
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トップで右手首は「出前持ち」のように甲側に曲がる
アイアンはそこそこ真っすぐ飛ぶのに、ドライバーを手にすると、右へのミスを多発してしまう。 右を嫌がってスイングすると、今度は急激に左に飛ぶミスが出る……。 ドライバーを手にした時、右…
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時計回りにヘッドを振り下ろすと手元が低いインパクトに
自分ではインパクトで手元が浮かないように心がけながらスイングしているつもりなのに、スマホで自撮りしてみると、インパクトで手元が大きく浮いている……。 インパクトはアドレスの再現ではないが、手…
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ショートパットは50センチでも1メートル先の距離感で打つ
プロとアマチュアのパッティングを比較すると、いくつも違いがあるが、その最たるものがショートパットの距離感である。 例えば、1、2メートルのショートパットだ。 アマチュアの多くはカップ…
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ヘッドスピードアップには軽くて負荷の少ない練習器具を
先週の米ツアー「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」は、3日目を終えてトップに立ったB・ケプカが、最終日もスコアを8つ伸ばして今季初勝利を手にした。 これでケプカは世界ランク3位から、自身初の1…
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パッティングはストロークの方向よりインパクト時のフェースの向きが重要
改めて説明するまでもないが、ゴルフの腕前に関係なく、パットは距離が短いほどカップに入る確率が上がり、距離が長くなるほど下がってくる。 先日、ヨネックス・アドバイザーであり、福岡大学スポーツ科…
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パッティングはハーフトップ気味で打つ方が転がりスムーズ
ドライバーやアイアンショットと違って、グリーン上のパッティングでは大きな力は必要ない。特に今どきの高速グリーンでは、いかに狙った距離を正確に打つかが求められる。パッティングは方向性も大事であるが、3…
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シッティングダウンは壁に尻をつけるシャドースイングで習得
2年に一度開催される欧州選抜と米国選抜がチーム戦で争うライダーカップ。今年はフランスでの開催となったが、終わってみれば欧州選抜の圧勝だった。 米国選抜の最大の誤算はタイガー・ウッズ。ウッズは…
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トップからダウンの切り返しで尻が少し低くなると前傾角度を維持できる
先週の米ツアープレーオフ最終戦「ツアー選手権」は、初日から首位に立つタイガー・ウッズが、2位に2打差をつける逃げ切りで復活優勝。実に5年ぶりのことで、42歳で米ツアー80勝目を手に入れた。 …
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ステップを踏みながらスイング 下半身主導の感覚が養える
キネマティックリンク(キネマティックシークエンス)という言葉をご存じだろうか? これは運動の連鎖という意味で、どんな運動であっても下半身、胴体(肩)、腕の順番で動くと、効率良くエネルギーが発…
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ボール2個を同時に打つと2つのことが同時にチェックできる
パッティングの方向性を決める要素、それはストロークの方向よりも、インパクト時のフェース向きと打点位置である。 ゴルフの腕前に関係なく、この2つの要素でボールが転がる方向が決まる。 前…
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ショートパットで大事なのはインパクト時のフェースの向きと打点位置
自分では良い感じで打ったつもりなのに、ボールは狙いよりもカップの右側を通過してしまう。右へのミスを嫌がって打ったら、今度は引っかけてボールはカップの左側を通過してしまった……。 ロングパット…
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インパクトで左のお尻を後ろに突き出すと前傾角度がキープできる
「インパクトはアドレスの再現」というセオリーがあるが、世界で活躍するツアープロのスイングを観察すると、厳密にアドレスを再現しているのはクラブヘッドだけである。 飛球線後方から見た時、インパクト…
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インパクトで椅子の背もたれを動かすように左のお尻を後ろに突き出す
ドライバーで効率良くボールを遠くに飛ばすには、手先だけでなく体を効率良く使うことが求められる。 前回も説明したように、そのポイントとなるのはインパクトの迎え方だ。 世界で活躍するツア…
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スイング世界基準 インパクトで左のお尻を後ろに突き出す
今季メジャー最終戦の全米プロ選手権を制したのはB・ケプカ。3日目にトップに立つや、最終日もスコアを4つ伸ばして自身3度目のメジャータイトルを手に入れた。 復活が望まれるT・ウッズは、最終日に…
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ドライバーショットもダウンスイングでは腕を振り下ろす
プロとアマチュアのスイングを比較すると、いくつもの違いがあるが、そのひとつがインパクト時の手の位置だ。 先週の米ツアー「WGCブリヂストン招待」を制したジャスティン・トーマスを引き合いに出す…