虎の「伏兵」身上調査
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岩崎優「今年はご馳走します」大学恩師への年賀状にしたためた“プチ決意”
「大当たり、万々歳ですよ。(2013年)ドラフト6位でこれほど成長するとはまったく思わなかった」と、球団OBがこう絶賛する。 「直球の平均球速は140キロを切りますが、非常に球持ちがいい。異様な…
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就職を考えていた小川一平に大学進学を決断させた恩師の“寝技”
2015年の春、神奈川・横須賀工高の三木健太郎監督は、生きた心地がしない日を過ごしていた。 ■「野球をやめます」 当時、同校の3年生だった小川は部内の人間関係に悩み、「『このまま野球を…
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代走の切り札・植田海 高校の恩師は「最初のノック1球でレギュラー決定」
「私たちの判断は正しかったのか。今でも考えることがあります」 こう語るのは植田が中学時代に所属した滋賀県南部の湖南市にある「湖南ビッグボーイズ」の代表、池元冨夫氏だ。 植田は無口な少年…
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馬場皐輔が持つ周囲を驚かせる独特な世界観、縦スライダー愛から「@tatesura」
「東北の子だけど、関西で馴染めるのか?」 熱狂的なファンやメディアが取り巻く阪神から2017年ドラフト1位で指名されると、所属していた仙台大周辺では、こんな声があった。 同大野球部の森…
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及川雅貴「叱った覚えがないくらい」リトルシニア監督が振り返る“元スーパー中学生”の人間性
2016年の中学3年時に140キロをマークし、「スーパー中学生」としてテレビ番組に出演したことがある。同年にはU15日本代表のエース格として、準優勝に貢献した。 及川が所属していた千葉・匝瑳…
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伊藤将司は毎年1月1日に監督宅へ押しかけ打撃練習をおねだりした
ストレートの最速は146キロながら12日現在、8勝7敗、防御率2.67。JR東日本からドラフト2位で入団したルーキーがチームに欠かせない歯車になっている。 横浜高で伊藤を指導した小倉清一郎元…
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中野拓夢は大の負けず嫌い 小学時代の小テスト1番を狙って解き終える前に提出
山椒は小粒でもピリリと辛い。171センチという小柄な体格だが、目下、新人王候補だ。 ドラフト6位新人ながら今季、124試合に出場し、打率.273と、遊撃のレギュラーの座を掴んだ(数字は11日…
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糸原健斗は“ヤクザ監督”野々村直通氏の寵愛を受けた寡黙な小兵
「糸原は寡黙で存在感も薄い方だった。あんまり話す方じゃないし、いつも黙々と真面目に野球をしていた印象です」 昨季まで阪神の主将を務めた糸原についてこう語るのは、そのコワモテの風貌から“ヤクザ監…