ここまで劣化した国に希望はあるのか
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岸田政権は一歩間違えば支持率ガタ落ち…問われる「本当の危機対応」と「3つの距離感」
21年10月の政権発足直後の衆院選に勝利し、スピード重視の新型コロナ対策が評価され、支持率上昇。岸田首相の船出は順調に見えるが、好事魔多し。真価が問われるのは22年だ。 安倍・菅両政権の不誠…
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2022年は企業の“選択と集中”が加速と専門家 大手すら低成長とM&Aラッシュの中で姿を消す
22年は“企業淘汰”が一気に進む可能性がありそうだ。資金繰りに苦しむ中小企業が倒産するだけでなく、大企業が次々に姿を消してもおかしくない。 21年に目立ったのがM&Aだ。関西スーパーを巡る買…
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目指すべき「新しい資本主義」とは「アベノミクスの廃棄に他ならない」と経済評論家
2022年は日本経済に暗雲が垂れ込めている。米FRBはインフレ退治に向け、3度の利上げに踏み切る予定だ。その結果、日米の金利差はさらに拡大。ドル買い円売りが加速し、世界的なインフレ下でさらに円安が進…
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カツカツの庶民にマイナンバーポイントという“餌”…「超監視社会」の到来はすぐそこ
札ビラで頬を叩く卑劣なやり方は、岸田政権にも受け継がれている。経済対策との触れ込みで21年度補正予算に1.8兆円も盛り込んだ「マイナポイント第2弾」と称したバラマキ。マイナンバーカード取得者に買い物…
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コロナ第6派はやってくるのか? 上昌広氏は「岸田政権が同じ失敗を繰り返す恐れ」と警鐘
2年続いた新型コロナウイルスのパンデミックは22年も簡単に収まりそうにない。約100年前に世界で大流行したスペイン風邪は終息に3年かかった。 新型コロナは変幻自在に変異を繰り返し、次々と感染…
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官僚機構の自己崩壊も2022年はさらに進む リセットには政権交代が必要
それにしても、安倍長期政権でこの国は完全に底が抜けてしまった。公文書や統計の隠蔽、改ざんが常態化。負の遺産は広く深く浸透し、救いようがないまでに社会を蝕んでいる。 つい最近も、国交省が国の基…
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参院選が分水嶺…野党は分裂、瓦解し、大政翼賛会という政界再編も
立憲民主党にとって、夏の参院選は党の存続すら左右する大分岐点になりそうだ。 10月の衆院選で議席3倍増の躍進だった日本維新の会は、メディアがチヤホヤすることもあり、ますますイケイケドンドン。…
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米中対立が先鋭化 日本が覚悟すべき「最悪のシナリオ」
2022年、日本にひたひたと忍び寄る危機。大きな気がかりのひとつは、米中対立の先鋭化だ。中でも台湾を巡る問題は、日本も当事者となりかねない。 安倍元首相が「台湾有事は日本有事」と発言し、中国…