ニューヨークからお届けします。
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子宮頚がん治癒へ第一歩… オーストラリアでマウス実験成功
ゲノム編集技術「クリスパー」を使って、子宮頚がんを治すマウス実験に世界で初めて成功したというニュースが話題になっています。 研究を行ったのは、オーストラリア・グリフィス大学のマイケル・マクミ…
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「赤身肉と加工肉は体に悪くない」研究結果に米国で大論争
アメリカでは、牛肉などの赤身肉は悪玉コレステロールを増やし心臓病などの原因になるとされてきました。 ところが今回、「赤身肉は体に悪くない」という研究結果が発表され、大論争になっています。 …
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SNS上の地球温暖化ニュースで不安神経症の若者が増えている
9月23日に米ニューヨークで開かれた「国連気候行動サミット」の前に、世界中の若者が集まってもっと厳しい環境規制や有効な地球温暖化対策を訴える抗議デモ「グローバル気候マーチ」が行われました。 …
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これまでなかったピーナツアレルギー治療薬の認可に期待
アメリカで120万人の子供たちが抱えているといわれる「ピーナツアレルギー」を治療する薬が発売間近と報道され、大きな話題になっています。 ピーナツアレルギーは、最初は湿疹程度の軽い症状でも、次…
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3500人を調査 1日1~2回の昼寝をする人は心臓病のリスク減
1日1~2回の昼寝をする人は、しない人に比べて心臓病のリスクが下がるという調査結果が発表され、話題になっています。 調査を行ったのはスイスの研究チームで、専門誌「心臓ジャーナル」に掲載されま…
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原因不明の肺疾患 非正規の電子たばこカートリッジが関係?
数週間前に電子たばこの安全性が疑問視されているとお伝えしたばかりですが、今回は米疾病対策センター(CDC)が異例の警告を発しました。 その内容は、電子たばこ吸引に使用するカートリッジ、特にニ…
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大統領候補の年齢と健康の関係は…米国で初の調査結果が
2020年11月の大統領選挙まであと14カ月足らず。話題になっているのは立候補者たちの年齢です。 候補者絞り込み真っ最中の民主党では、フロントランナーのジョー・バイデン前副大統領が76歳、続…
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病院うるさすぎ…警報音1日700回の8割が間違いという現実
アメリカの病院で問題になっているのが「病院の騒音」です。調査によれば、病室の昼間のノイズレベルは57~72デシベルで、WHO(世界保健機関)が定めた数値35デシベルを大きく上回っています。 …
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「銃乱射の原因は心の病」トランプ発言に医療関係者が反論
8月最初の週末に起きたテキサスとオハイオ2つの銃乱射事件では、合わせて少なくとも31人の命が失われました。 それに対しトランプ大統領から「銃撃の原因になっているのは心の病など精神疾患」という…
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電子たばこの安全性に疑問 継続的吸引で炎症や肺にダメージ
電子たばこに使われる「ベープ・ジュース」と呼ばれる液体の一部がアセタールという刺激性化学物質をつくり出し、継続的に吸引すると炎症を起こしたり、肺にダメージを与えるかもしれない――。そんな研究結果が大…
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フォロワー300万人以上!米国で医療者のSNSが人気の理由
アメリカでは今、医師や看護師によるインスタグラムなどのSNSが話題になっています。 「インスタグラム・ドクター」として有名になったドクター・マイクは300万人以上のフォロワーがいて、テレビなど…
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米大学の実験でHIVウイルスが消えた エイズ完治へ一歩前進
エイズの原因となるウイルス「HIV」に感染したマウスのDNAから、ウイルスを除去する実験に初めて成功したと発表され、大きな反響を呼んでいます。エイズが完治できる可能性に一歩近づいたからです。 …
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米で大反響 バクテリアが「がん細胞」を破壊し完全除去
遺伝子を再プログラムされたバクテリア(細菌)を使い、がん細胞を破壊できることがマウス実験で証明された――。医学誌「ネイチャー・メディシン」に発表され、大きな反響を呼んでいます。発表したのはコロンビア…
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米国人が牛肉消費は減らせても…ベーコンが減らせない理由
ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉の消費量が、アメリカでは18年間変わっていないという調査結果が発表され、波紋を広げています。 調査は、米国全国健康栄養調査(National Healt…
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65歳以上に医療大麻の使用者が急増…その背景にあるもの
65歳以上のアメリカ人の医療大麻使用が大幅に増加していることが、米政府による年次調査で分かりました。 アメリカで最初に医療大麻が合法化されたのはカリフォルニア州で1996年のこと。2019年…
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「ローファットダイエット」で乳がん死亡リスクが21%低下
食生活を野菜や果物を中心にする「ローファットダイエット」に変えた女性は、そうでない女性に比べ乳がんによる死亡率が下がったという調査結果が発表され、大きなニュースになっています。 この調査は全…
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アメリカ2州で妊娠中絶がほぼ全面禁止 避妊を制限する州も
アメリカの各州で非常に厳しい妊娠中絶法が次々に成立し、全米に衝撃を与えています。 アラバマ州では15日、妊娠中絶を全面的に禁止する法律が成立。レイプ、近親相姦などの例外もなく、妊娠中絶の手術…
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「昨日一日で多くのストレス」米国人は世界4番目だった
「昨日一日で多くのストレスを感じた」というギャラップの調査でアメリカが世界4位だったことが分かり、波紋を呼んでいます。 ギャラップは世界140カ国の15万人を対象に聞き取り調査を行い、昨日一日…
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シリコンバレー勤務の親が子供に“スマホNG”とする理由
3歳から5歳までの間に、1日2時間以上タブレットやスマホ、テレビなどのスクリーンを見て育った子供は、ADHD(注意欠陥多動性障害)の診断基準を満たす確率が、30分以下の子供に比べ7倍以上高いというシ…
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昔の病気を蘇らせ流行させるアンチ・ヴァクサーとは?
前回、はしかの大流行について紹介した時、予防接種を受けない子供たちが流行を悪化させていると触れました。宗教的な理由以外に、親が「予防接種は自閉症の原因になる」などと信じており、子供に受けさせないので…