開設73周年記念椿賞争奪戦 GⅢ 12/2(土)~ 伊東温泉競輪場

公開日: 更新日:

伊東温泉で師走ナイター競輪を楽しもう

 師走のナイター競輪「開設73周年記念 椿賞争奪戦」(GⅢ)は12月2日から5日まで、静岡・伊東温泉競輪場で行われる。

 優勝賞金505万円と栄誉をかけてS級の個性派選手が参戦する豪華な大会は今年も大激戦模様だ。

 なかでもGⅠ決勝を3回走った犬伏湧也に注目が集まっている。

中心は今年のGⅠ決勝を3回走った犬伏湧也

 中心は犬伏湧也。

 119期の犬伏は今年の一番の注目株。今年3回のGⅠ、5月日本選手権競輪、8月オールスター競輪、10月寛仁親王牌競輪の決勝戦を走った。いずれも着外に沈んだが、GⅠ決勝を走る重みを考えれば、ポテンシャルの高さではどう考えても若手ナンバー1だ。

 11月26日に終了したGⅠ小倉競輪祭は⑥⑨②⑨①と2連対だが、打倒犬伏で襲い掛かる新鋭や実力者がいる中ではむしろ踏ん張ったといっていい内容。打鐘からホームにかけて一気のカマシで押し切る。

 同郷の先輩の久米康平、曲者の香川雄介らが勝ち上がってバックアップすれば、持ち前のパワーを発揮できる。

南関は強力連係!競輪祭準Vの松井宏佑の負けられない一戦

 犬伏撃破に意欲を燃やすのは南関を先導する松井宏佑。

 小倉競輪祭は残念ながら準優勝で立川グランプリ出場を逃したが、ここは負けられない一戦だろう。

 持ち前のスピードと粘りを駆使すれば競輪祭の再現。大いに期待したい。

好調な和田健太郎、自在な和田真久留、地元の渡辺雄太も

 南関東ラインにも援軍が揃った。現在好調な和田健太郎もいるし、自在に立ち回る和田真久留が追加参戦する。

 また、地元の渡辺雄太にとってここは今年目標にした大会の一つ。3割増しの先行、逃げを繰り出す。

 侮れないのが関東勢。核弾頭は新鋭、菊池岳仁。

 自在に磨きをかける吉沢純平もいるし、追込みに磨きをかける武藤龍生が同乗して一気に突き抜けるシーンもありそう。穴っぽい山岸佳太も要警戒だ。

先行を武器とする小松崎大地

 北日本は40歳を超えても先行を武器とする小松崎大地が筆頭。

 最近、シャープな決め足を発揮し、追込み選手として、全国区ともいえる渡辺幸訓がガード役に回る。連係すれば両者のワンツーもある。

 九州勢ではメキメキと力をつけている伊藤旭が脅威だ。競輪祭も3回車券に絡んでその存在をアピールした。

 伊東競輪で行われる師走のGⅢ。行きっぷりのいい若手の真っ向勝負でバンクが熱く盛り上がる!

バンクの特徴・イベント・アクセス

 伊東温泉競輪場は1周333mだが、短走路にしては直線(46.6m)が長い。上がり最高タイムは新田祐大選手(福島)が14年4月に記録した9秒0。

 過去1年の決まり手は【1着】逃げ=28.8%、まくり=29.3%、差し=41.9%【2着】逃げ=25.7%、まくり=12.5%、差し=18.3%、マーク=43.5%。

■開催中のイベントは盛りだくさん

◆ダイハツ・タフトG“ダーククロムベンチャー”2WDが1人に当たる抽選会など 応募方法の詳細は特設サイトで確認を。ほかに、椿賞争奪戦ゴール写真パネルやオリジナルクオカードが当たる抽選も。
◆未確定車券ガラポン大抽選会 開催4日間、各日の未確定車券3000円以上で1人1回抽選。特賞=伊東温泉ペア宿泊券、椿賞=ロボット掃除機ほか。
◆CTCキャッシュバックキャンペーン 対象レースは今開催と12月18日(月)~20日(水)の静岡競輪FⅠの2開催。各開催3000円以上、2開催合計6000円以上車券を購入した人の中から抽選で10万円1人、1万円72人に当たる。
◆昭和レトロフェスティバル 開催期間中、昭和レトロをテーマに、マルベル堂によるブロマイド撮影(1日50組限定・無料)やクラシックカーの展示、カラオケブースの設置、地元の店舗による蚤の市など、昭和レトロ体験が楽しめる。

【アクセス】
JR熱海駅から伊豆急に乗り換え約20分の南伊東駅下車で約8分。JR東京駅から特急・踊り子で伊東駅まで約1時間50分。開催期間中は無料バスが伊東駅、JR熱海駅(観光バス乗り場)、JR沼津駅(南口=JR三島駅・長岡経由)、松崎、湯ヶ島(松崎バス停)、伊豆急下田駅(伊豆急下田行駅バス停)から、それぞれ運行される。

提供:GⅢ 開設73周年記念椿賞争奪戦(伊東温泉競輪場)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

もっと見る

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動