熊切あさ美「今までは飲み屋さんのハシゴでしたが、今はジムをハシゴするのが楽しいです(笑)」
アイドルグループ「チェキッ娘」が1999年11月3日に解散して今年で25年。中心メンバーだった熊切あさ美(44)は解散後、「崖っぷちアイドル」と言われながら、なんだかんだで現在もグラビア、舞台、映画、バラエティー番組などで活躍中だ。
──「チェキッ娘」がデビューのきっかけだったんですね。
「チェキッ娘は半年間のプロジェクトでしたが、プロデューサーの水口(昌彦)さんが、どうしてもコンサートをさせてあげたいと言ってくださって、活動は1年になりました。初コンサートはZepp Tokyoだったんですが、自分の中ではアイドル活動は全く想定になくて。人前で歌うことすら想像してなかったんですよ。それでもあんなにたくさんのファンの方に集まっていただいて、今でも忘れられません」
──しかし活動は1年で終わってしまいました。
「この企画が終わったら仕事がなくなると想定していたので、準備してましたね。準備していなかったらチェキッ娘という肩書に勘違いをしたままで、たぶん今、この仕事はできなかったと思います。順風満帆ではなかったですけどね。タレントっていうほどテレビに出てないし、グラビアも早いうちに卒業しましたから。気付いたら“崖っぷちアイドル”として活動していましたが、『崖っぷちなんです』って言い出したのは自分なんです(笑)」