家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動
「学校も家族も困惑しきりだったそうだよ」
こう言うのは、あるパ球団のスカウトだ。
今秋、ドラフト会議が終わってしばらく経った頃のこと。阪神にドラフト1位指名された大山悠輔(白鴎大)の家族のもとに、あるメディアから取材の申し込みがあった。家族は本人の話ならと取材に応じたそうだが、話を進めるうちに、大山が金本監督と血縁関係にあるのかどうかを探り始めたというのだ。
「家族はさすがに困り果てて学校へ連絡。学校側も家族への全てのメディア取材を一時凍結する状態になった。指名挨拶のときに金本監督と大山が並んだ姿を見ると、たしかに顔が似ているとは思ったが、金本監督と血縁関係にあるなんて聞いたことがない。親御さんや大学が困惑するのも当然だよ」(前出のスカウト)
阪神は屈指の人気球団。そのドラフト1位ともなれば、指名直後から大きな注目を集める。白鴎大の周辺では、「阪神さんに指名されたことで取材が過熱することは予想はしていたが、聞いて呆れる」との声も……。
思わぬ形で騒動に巻き込まれた大山は、今月の新入団発表の席上、司会者から「金本監督に似ているという話がありますが」と質問され、「自分の顔の方が勝っていると思います」と言って笑いを取った。バットでも金本監督に負けないくらいの力を発揮してもらいたいものである。