巻頭特集
-
サハリン2がいい例だ 誰もが疑い始めた岸田首相の能力
「万全の体制で国民の皆さんの暮らしを守る」 参院選の自民党候補の応援のため、岸田首相が全国行脚だ。ドイツでのG7や、スペインでのNATOの首脳会議から帰国後の1日は沖縄、2日は福井、京都、大阪…
-
猛暑に電気代、食費も…岸田政権で庶民は二重苦三重苦
参院選も後半戦。投開票日まで1週間となった。 国政選挙の中盤に異例の欧州外遊に出かけていた岸田首相も、さっそく遊説に復帰。帰国翌日の1日は沖縄県に飛び、米軍普天間飛行場がある宜野湾市の商業施…
-
戦犯は暴言幹事長 自壊が続く自民党はどんどん票を減らしている
自民党の圧勝だとみられていた「7.10参院選」。序盤の朝日新聞の情勢調査でも、自民党は現有の「改選55議席」から「66議席」に大きく議席を伸ばすと予測されていた。 ところが選挙戦の後半に突入…
-
何をNATOまでノコノコと 岸田首相の恐るべき勘違い
政権交代につながることはないとはいえ、青天井の円安物価高が争点となっている参院選(7月10日投開票)をほっぽり出し、異例の外遊に出ている岸田首相は世界の首脳と連日肩を並べて得意満面だ。ドイツ南部エル…
-
庶民はナメられっ放しでいいのか 茂木幹事長の放言には鉄槌を
「そうだ、そうだ!」。27日、札幌市内で行われた共産党の志位和夫委員長の街頭演説の最中、有権者から一段と大きな拍手と声援が飛ぶ場面があった。志位が26日に放送されたNHK「日曜討論」に出演した自民党の…
-
物価高にも食料危機にも打つ手なし G7の“空しい結束”
「選挙は大事だが、国益のために会議に参加する意味は大変大きい」 「ロシアによるウクライナ侵攻への対応、物価高対策を含む世界経済、そしてインド太平洋などの地域情勢といった課題について率直に議論を行…
-
改憲も外交も 岸田政権「絵に描いたような」戦争への道
公示後、最初の週末を終えた参院選(7月10日投開票)は、自公与党が優位な戦いを展開している。序盤情勢は与党が改選過半数(63議席)に達し、非改選も含めた定数の過半数(125議席)を上回る勢い。自民党…
-
“自民党の鬼門”は消費税減税 やらない理由は嘘ばかり
予想通りだとはいえ、愕然とした有権者も多いのではないか。22日に公示された「7.10参院選」は、自民党の圧勝ムードではじまっている。 朝日新聞の調査(22~23日)によると、自民党は現有の「…
-
自民優勢らしいが止まらない物価高 投票日まで票を減らす
岸田首相は今回の参院選を完全にナメ切っている。選挙期間中に自民候補の応援そっちのけで、26日から30日まで「軍拡」外遊三昧ときたもんだ。 26日からドイツで開催されるG7サミットに続き、29…
-
与野党激論という大メディアの茶番劇 今やマトモな野党はひと握り
「新型コロナウイルスとの闘い、ウクライナ情勢への対応、物価高。時代を画する大きな課題をどの政党に託すのかが問われる」(自民党総裁の岸田首相) 「今必要なのは与党に物を申せる緊張感のある国会だ。論…
-
翼賛国会になれば万事休す “戦争する国”か否かも重大な争点
庶民の暮らしをむしばむ「黒田円安」「岸田インフレ」を退治するのか。大企業をはじめとする資本家だけが潤う新自由主義の跋扈を甘受し続けるのか。国民生活の行方を左右する参院選が22日、公示。18日間の選挙…
-
円も株もメタメタだ “岸田暴落”どう落とし前をつけるのか
岸田首相が言う「新しい資本主義」とは、政治は何もしないことなのか。日本経済も金融も時代の波に翻弄され危機的状況なのに、アホみたいに傍観しているだけで、今や円も株もメタメタだ。 20日の日経平…
-
円安放置で軍拡外遊 こんな岸田自民党が勝ったら世も末だ
「黒田円安」「岸田インフレ」に苦しむ庶民の生活実感とは、かけ離れた政策決定だ。物価高を助長する円安が進む中、日銀は17日の政策決定会合で異次元レベルの大規模金融緩和策の維持を決めた。かたくなに緩和を続…
-
会議や組織乱立 岸田首相の「やっているふり」は迷惑千万
150日間の通常国会が15日に閉会し、来月10日投開票の参院選に向けて政界は選挙モード一色だ。政権選択選挙ではない参院選は、時の政権に対する「中間評価」の意味合いが強いと言われる。 だが、政…
-
生活苦はロシアのせいか? この国の首相と日銀総裁はイカれている
庶民を苦しめている物価高に対する岸田首相の認識にはア然だ。来週22日公示の参院選(7月10日投開票)に向け、16日、自民党本部で開いた全国幹事長会議の場で、「ロシアのウクライナ侵攻により、世界規模の…
-
安倍自民党の悪辣な仕掛け 世にもふざけた年金減額に庶民は決起を!
急激な物価高騰に苦しむ庶民の暮らしは置き去り。物価対策はロクに打たれないまま、通常国会が15日、閉会した。22日に公示される参院選(7月10日投開票)に向け、与野党ともに事実上の選挙戦に突入したが、…
-
このままで岸・黒恐慌 岸田首相よ、この相場で投資を勧めるのか
13日、対ドル相場で一時1ドル=135円台前半となり、バブル崩壊後の金融危機が深刻化して市場が「日本売り」の様相を呈していた1998年以来の水準にまで急落した外国為替市場。同日開かれた参院決算委で、…
-
コケにされた通貨当局 世界の食い物にされている日本市場
円の急落に歯止めがかからない。13日円相場は、とうとう1ドル=135円まで下落。心理的な節目とされた135円をあっさり突破してしまった。135円台は、日本が金融危機に陥った1998年以来、実に24年…
-
自民党を勝たせたら万事休す 防衛費倍増は「亡国」への道
これぞ火事場ドロボーだ。ウクライナ戦争を奇貨とばかりに、岸田首相が「防衛費の相当な増額」に向けて前のめりで動き回っている。 12日までシンガポールで開催されていた「アジア安全保障会議(シャン…
-
不信任案で「野党分裂」 大メディアのトンチンカン報道
予想通り、内閣不信任案も、衆院議長不信任案も、あっさり否決されてしまった。 それにしても異様だったのが、大手メディアの報道ぶりだ。<内閣不信任 割れた野党><立民 際立った「孤立感」><「切…