内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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K・キスナーのライナードローは強風下や狭いコースに強み
今年3月のWGCデルテクノロジーズマッチプレーで大金星を挙げたケビン・キスナー。ゴルフ名門のジョージア大在学中は、4年間に4回オールアメリカンに選ばれるほどの実力の持ち主でした。 しかし、2…
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シニア賞金1位 倉本昌弘のコンパクトなトップはお手本だ
シニアツアー今季5試合目の「スターツシニア」で優勝した日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘プロ。現在賞金レースのトップに立っています。 今年9月で64歳になる倉本プロは、プロのカテゴリーではゴー…
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ダウンで胸を右に…G・ウッドランドの「ワイド&ナロー」
今年の全米オープンでメジャー初優勝を果たしたゲーリー・ウッドランドは、身体能力抜群の選手です。 アメリカのプロスポーツ選手の身体能力は、1番がアメリカンフットボールで、2番がプロバスケットボ…
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流行に乗らず…宮本勝昌はストレートフェード一筋が持ち球
今年の中日クラウンズでツアー通算12勝目を挙げた46歳の宮本勝昌プロは、実に息の長いプロです。 しかし、昨年は賞金ランク74位と賞金シードを落とす大苦戦のシーズンでした。それは、誰かに支えら…
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C.ハウエルⅢ 体の回転と腕の振りを同調させるライン出し
昨年11月にRSMクラシックで11年ぶりとなるツアー3勝目をプレーオフの末に挙げたチャールズ・ハウエルⅢ。 2001年にグレーター・ミルウォーキーオープンで丸山茂樹プロに負けたのを含めて、ハ…
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勝みなみのスイングは高再現性 両腕と肩の三角形をキープ
2014年、バンテリンレディスで15歳293日というJLPGA史上最年少優勝を果たした勝みなみプロ。当時は飛ぶ鳥を落とす勢いのイ・ボミ選手を1打差で振り切っての優勝ですから、たいしたものです。 …
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デビッド・トムズのスイングはリズム感が秀逸
全米プロ選手権を含むツアー13勝を挙げているデビッド・トムズ。昨年は全米シニアオープンでシニアツアー初優勝を果たしています。 2001年、トムズがメジャー初優勝を果たした全米プロは、印象に残…
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浅地洋佑 ジュニア時代に磨いた得意技でつかんだ初優勝
今年のダイヤモンドカップで浅地洋佑プロがツアー初優勝を果たしました。僕も現場で観戦していましたが、優勝が決まるといろいろなメディアからコメントを求められました。 浅地プロは、小学校低学年のこ…
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絶好調ローリー・マキロイ 筋トレ減らしスイングに柔軟性が
今年のマスターズで最も下馬評が高かった選手のひとりがローリー・マキロイでした。本人も「オーガスタナショナルはイメージを膨らませてくれる。居心地がいい」とコースとの相性の良さを語っていたものです。 …
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上田桃子は見事に 分厚いインパクト実現するヒップターン
今年3月、女子ツアー開幕2戦目の「PRGRレディスカップ」で解説のために現地入りして女子プロたちの練習やプレーをつぶさに見る機会がありました。 その中でも、上田桃子プロはインパクトの音が分厚…
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M・オメーラの異名が“Mr.ショルダー to ショルダー”の理由
今年のメジャー1戦目マスターズはタイガー・ウッズの大復活で大いに盛り上がりました。 メジャー2戦目の全米プロは、残念ながら予選落ちしてしまったタイガーですが、タイガーの名前を聞くと、マーク・…
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佐藤大平プロはガッツあふれる強烈なダウンブローが持ち味
今年のPGAツアーチャイナ開幕戦「重慶選手権」で優勝した佐藤大平プロは、僕が大変注目している選手のひとりです。 佐藤プロもPGAツアーチャイナも、ゴルフファンには馴染みが薄いかもしれませんが…
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M・リーシュマンは腕の振りを重視するアームプレーヤー
昨年10月のCIMBクラシックで米ツアー4勝目を挙げたマーク・リーシュマン。豪州出身で同郷のヒーロー、G・ノーマンに憧れてプロを目指したそうです。 2005年にプロ転向すると、当時は豪州ツア…
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ドローヒッター手嶋多一の切れ味はデビュー当時と変わらず
日本オープン、日本プロといった国内メジャーを含むツアー8勝を挙げている手嶋多一プロもシニアの年代になりました。 シニアツアーはレギュラーツアーで複数回の優勝歴があればシード資格を得られますが…
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K・ブラッドリーのパワーインパクトは飛距離不足の改善に
昨年のプレーオフ3戦目「BMW選手権」で6年ぶり、ツアー通算4勝目を挙げたキーガン・ブラッドリー。 勝ち星は多くはありませんが、PGAツアーでは何かと話題を提供してきた選手です。 2…
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体硬い人は見習うと吉 チェ・ホソンの“ぶっつけスライス”
昨年のカシオワールドで優勝した崔虎星選手は、独特のスイングが話題になって一気にブレークしました。ファンからは“虎さん”のニックネームがつけられるほど親しまれています。 フィニッシュで大きく体…
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アン・ソンジュを支えるのは男子並みの分厚いインパクト
昨年、生涯獲得賞金を日本女子ツアーで5人目となる10億円の大台に乗せたアン・ソンジュ選手。ちなみに、大台に乗せているのは、他に不動裕理、李知姫、全美貞、横峯さくらの4選手だけです。 昨年5勝…
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藤田寛之は独自テクニックで1997年から賞金シードをキープ
今年6月に50歳の誕生日を迎える藤田寛之プロ。ツアー優勝は、20代で1勝、30代で5勝、そして40代になって12勝と経験を重ねるのと比例するような活躍ぶりを見せていました。 ところが、50代…
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P・キャントレーのスイングは胸が綺麗に回り再現性が高い
P・キャントレーは、UCLA在学中のアマチュア時代から僕が注目していた選手です。世界アマチュアランキング1位を55週も続けたゴルフエリートですから期待するのは当然でした。 当時、キャントレー…
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松田鈴英はクローグリップの習得でパットの弱点を克服
続々とニューフェースが登場する女子プロゴルフ界。少し前までは身体的にも技術的にもジュニアのままプロになってしまうという選手が多かったものです。しかし、最近はしっかりプロらしいスイングを身に付けた新人…