経済ニュースの核心
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カタールのW杯会場で存在感を示す「中国企業」の勢い インフラ施設建設にも参画
オリンピックを上回る世界最大のスポーツの祭典、FIFAサッカーワールドカップ(W杯)。「3密状態」の観客は誰もマスクをしないで大声で応援している。新型コロナウイルス感染者数が世界一多い米国などからの…
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村上世彰氏に屈した「ジャフコ」が指示をほぼ丸のみ…野村総研株を売却へ
「村上」弾がまたもや炸裂──と言っても、プロ野球・ヤクルトスワローズの若き三冠王、村上宗隆選手のことではない。「物言う株主」として企業経営者らを震え上がらせている旧村上ファンド、村上世彰氏のことだ。 …
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東映と東映アニメーションが「親子上場解消」が困難な理由
海外でも人気のコンテンツを数多く持つ東映アニメーションの2023年3月期の連結純利益は前期比40.4%増の180億円になる見込みだ。8月に日本で公開した「ONE PIECE FILM RED」の興行…
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日本経済の行方「不確実性」がますます高まる…年金生活者には厳しい年の瀬
昨年11月、ウクライナ・ロシア戦争は起きていなかったが、日本では新型コロナウイルスの「第6波」到来が警戒されていた。コロナ禍で停滞した景気を浮揚するためもあり、先進国の中央銀行は大規模な金融緩和を実…
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「地銀再編」進むが理由はいろいろ…ふくおかFGと福岡中央銀行の統合の背景
福岡銀行など地銀3行を傘下に持つふくおかフィナンシャルグループ(FG)と福岡県を地盤とする第二地銀の福岡中央銀行は11日、統合することで合意したと発表した。両行は来年3月に最終契約を結び、同年6月の…
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原油価格と米FRB利上げの微妙な関係…インフレの“鈍化”に期待
先週、日経平均株価は急騰した。国内要因ではなく米国次第ということが明瞭になった。米連邦準備制度理事会(FRB)は11月1、2日の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目…
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モンブランブームが影響か…国産栗の価格が高騰し2016年以来の高値水準に
もともとはフランス国境に近いイタリア・ピエモンテ州の家庭菓子だったらしい。空前ともいえる「モンブラン」ブームが続いている。 都内はじめ全国でモンブラン専門店などの出店が相次ぎ、人気店の前には…
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老舗くず餅屋「船橋屋」女性新社長が背負う大きな課題 前社長が“クズ動画”辞任で抜擢
200年以上続く東京の老舗くず餅屋「船橋屋」に初めて創業家以外から社長が誕生、しかも生え抜きの女性社長とあって話題を集めている。 「前社長の渡辺雅司氏が起こした交通事故を巡り辞任を申し出たこと…
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米国株に投資が正解! 米中間選挙後のアノマリーは「100%株高」
ファミレスに行くと、近くの大規模団地に住む主婦グループが「あそこのディスカウントストアでドッグフード、キャットフードが5割以上も値上がりしていて驚いたわ」「コンビニのコーヒーが2割も値上がりしていた…
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高島屋とH2Oが“円満離婚” 百貨店業界は衰退か、それとも残存者利得か?
14~15年越しの「腐れ縁」(業界筋)にようやくカタをつけたといったところか。百貨店大手の高島屋と阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが先週、資本提携の解消を発表した。…
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五輪汚職に揺れるADK新社長に大山俊哉氏 米ファンド「べインキャピタル」のご指名で就任
広告大手ADKホールディングスは10月20日、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で逮捕された社長の植野伸一容疑者(68)の退任を発表した。後任には子会社のADKマーケティング・ソリューションズの…
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「東京ガス」好業績で7年ぶり最高益記録だが…今後のリスクは「サハリン2」
最終的には物価高から国民生活を守ることに使われるとはいえ、過去最高純益を叩き出す企業に補助金支給とは何やら腑に落ちない気がしないでもない。 都市ガス最大手の東京ガスは先週、2023年3月期の…
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TBSの“看板アナ”国山ハセンが電撃退社→転職 新天地となるウェブメディア「PIVOT」とは
TBSの看板アナウンサーの国山ハセン氏が年内いっぱいで退社することになった。自身がキャスターを務めるTBS系報道番組「news23」で退社を明かした国山氏だが、退職後の転職先はWebメディア「PIV…
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ドルベースの日経平均はとっくに「弱気相場」入り…評論家の話を聞く前にやるべきこと
ジョージ・ソロスのような海外投資家は、国際情勢に独自の情報ルートを保有、マスコミ報道よりも早く機密な情報を入手し、大量の資金を動かしている。彼らの動き、すなわち海外投資家の株式売買、それを反映する株…
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日清製粉が上場以来初の最終赤字 値上げしても本業が好調なのに…
製粉業界最大手の日清製粉グループ本社が上場以来初の最終赤字に転落する。26日発表の2022年度上期(4~9月)決算で特別損失として558億円にのぼる多額の減損を計上。通期での最終損失額は185億円(…
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絶好調ユニクロに「3つの死角」…円安で最高益なのに柳井氏が不満のなぜ
ファーストリテイリングが13日に発表した2022年8月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前期比61%増の2733億円と、2期連続で過去最高益を更新した。しかし、柳井正会長兼社長は不満を隠さない。…
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新型コロナ第8波が現実味を帯びる中…欧州で「中国製の暖房器具」が売れている
国内で新型コロナの感染者数が増加傾向にある。今月15日は3万5339人の感染者が報告されたが、1週間前より約8600人増えている。11月にも「第8波」の到来が現実味を帯びてきた。 「第7波」で…
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東芝旧経営陣は胸中複雑…1ドルで売った米ウエスチングハウスをカナダ企業が1兆円で買収
東芝旧経営陣らからすると何とも複雑でやり切れない思いだろう。 同社を「地獄へ誘った」(関係者)とされる元子会社で原子力発電設備大手の米ウエスチングハウス(WH)が、カナダのウラン採掘・生産会…
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ヤクルト本社は絶好調 最年少三冠王・村上宗隆選手&ヤクルト1000が業績を支える
「村上選手がいつかメジャー移籍のために渡米しそうで、“村上ロス”が心配です」 熱狂的なプロ野球ファンがこう指摘するのは、王貞治氏が持つ歴代日本選手最多記録シーズン55本塁打を最終戦で抜く56号…
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89%が物価上昇を実感…統計に表れにくい「トリプルワーク」が現実になる?
厚生労働省は従業員が5人以上いる全国3万余りの事業所を対象に「毎月勤労統計調査」を行っているが、速報値によれば、基本給や残業代などを合わせた、働く人1人当たりの今年8月の現金給与総額は平均で27万9…