潮流を掴め
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米追加関税の対象外 トラックに強い「IJT」が超割安圏
トランプ米政権が輸入車に最高25%の関税を課す可能性があると報じられてから、10日余り。この間、インド市場が主力のスズキを除く大手自動車株は5~10%の株価下落に見舞われている。 ただ、輸入…
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米輸入車関税アップで見直し 「黒田精工」驚きの増益計画
トランプ政権が輸入車に最高25%の関税適用を検討すると表明した。これは日本株にとって米朝首脳会談の中止よりも、はるかに大きな悪材料だ。 自動車は日本にとって最も国際競争力の高い分野であり、し…
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逆襲開始 アップル関連株「デクセリアルズ」に反発の気配
アップル関連株の逆襲が始まっている。スマートフォン「iPhoneⅩ」の販売が苦戦しているとの風説により、アップル関連株は昨年11月から世界的に株価が急落していた。 しかし、今月1日発表のアッ…
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生鮮宅配の台風の目 「オイシックスドット大地」に注目
決算発表シーズンがほぼ終了し、好業績株を見直す動きが活発化してきた。円高にブレーキがかかって、今期の上場企業の業績が5年連続の増益見通しになりそうなことも好感されている。 日経平均は先週末に…
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川崎に“宝の山” 人気の含み資産株「東亜石油」は上昇必至
含み資産株が久々に人気化している。東亜石油や東京都競馬、よみうりランド、そして当欄でも取り上げた平和不動産などが直近で一時急伸した。とりわけ、親子上場の切り口を持つ東亜石油(5008)は、2月の急落…
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連結トラック解禁 大いに期待が持てる「TBK」の特需発生
昨年はトラック運転手の長時間労働や宅配便の値上げが大きな社会問題になった。それを深刻に受け止めたのか、政府は物流業界に思い切った規制緩和策を導入しようとしている。荷台を2台つないだ連結トラックを今年…
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兜町再開発で含み資産増 「日本証券金融」指折りの割安感
先週は当欄で、米系投資ファンドが買収を打診したとされる平和不動産を取り上げた。東証の大家でもある平和不動産は、今秋から筆頭株主の三菱地所と共同で、「日本橋兜町再活性化プロジェクト」に乗り出す。 …
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買収観測で株価高騰 「平和不動産」が外資に狙われる理由
投資ファンドによる買収提案がささやかれている平和不動産(8803)に注目したい。先週末、米投資ファンドが買収を打診したとの観測記事が流れて株価が急騰している。 平和不動産は東証や大証など全国…
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静かに買われるディフェンシブ銘柄 「東映」が高値圏間近
米中両国の貿易戦争懸念の再燃を受けて、株式市場では景気の影響を受けづらいディフェンシブストックが静かに買われている。その代表は医薬品株や食品株、電力・ガス株などだ。 先週末にはロート製薬と久…
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CGコード改定が好材料「アイ・アールジャパンHD」が人気化
米国発の貿易戦争懸念は少し和らいできたが、それに代わって今度はITバブル崩壊懸念が高まりつつある。きっかけはフェイスブックから5000万人分の情報流出が明らかになったことだ。さらに、配車大手ウーバー…
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米中摩擦に翻弄されたくない 医療関連「栄研化学」に注目
トランプ政権は知的財産権の侵害を理由に、中国製品に25%の高関税をかけると発表した。中国政府もすぐさま対抗措置として300億ドル規模の米国製品に制裁関税をかけると表明。これにより、米中貿易摩擦が一気…
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5G前倒しで拡大 通信機器トップ級「MARUWA」を押し目買い
携帯電話の次世代通信規格「5G」が1年前倒しの来年から商用化が始まることになった。これは先々週お伝えした通りだが、それによって、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT社会の実現が大幅に早まりそ…
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ウェアラブル関連バカ売れ 「日本光電」株安の影響知らず
腕時計のように簡単に身につけられて、心拍数や血圧、消費カロリーなどを教えてくれるウエアラブル端末が売れている。アップルウオッチのようなスマートウオッチがその代表だが、もっと機能を絞って低価格を実現し…
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5G関連の本命は「原田工業」 商用化を1年前倒しで人気に
携帯電話の次世代規格「5G」が世界的に1年前倒しで商用化されることになった。先月末にスペイン・バルセロナで開かれた携帯見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で明らかになった。 日本では20…
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コバルト争奪戦激化 隠れた関連銘柄「伊勢化学」に割安感
コバルトの争奪戦が激しくなってきた。コバルトはリチウムイオン電池の容量(エネルギー密度)を引き上げるのに重要な役割を果たす。その価格は2年足らずで約4倍に上昇した。 リチウムの価格も同期間に…
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しばらくは中小型株に投資妙味 「IGポート」が反発過程
NYダウが史上最大の下げ幅を記録した2月第1週(5~9日)。日本の個人投資家の買い越し額は、週間ベースで過去最高の7458億円に達した。昨年9月からの上昇相場に乗り遅れていた個人投資家が、押し目買い…
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高配当利回り株「住友商事」 不安定相場でも買い安心感
世界的な株安で投資マインドが冷え込む中、高配当利回り株がひっそりと買われている。例年であれば、3月期末に向けて2月下旬あたりから配当取りの動きが活発化するのだが、今年は高配当利回り株が世界同時株安で…
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市場は弱気ムード 消去法の消去法なら半導体商社「丸文」
先週、久々に起こった米国発の世界同時株安や、コインチェックの巨額資金流出事件をきっかけに、株式市場はすっかり弱気ムードが蔓延してしまった。 通常であれば、東証1部の主力株がダメなら消去法で東…
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円高で優位に立つテーマ株「シンフォニアテクノロジー」
今週から第3四半期(17年10~12月期)の決算発表が本格化する。 輸出関連中心に業績の上方修正を期待する声が多かったが、ムニューシン米財務長官のドル安誘導発言で、市場のムードは一変した。 …
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今年は全固体電池の普及元年 「太陽誘電」に強烈な追い風
前回、今年の2大テーマ株はEV・リチウムイオン電池関連株と半導体関連株になるだろうと書いた。半導体関連株は11月下旬から調整色が強まっていたが、世界的な指標となっているフィラデルフィア半導体株指数(…