潮流を掴め
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今年最大のテーマ株 「テクノスマート」上場来高値に挑戦
今年の株式市場の2大テーマ株は、EV・リチウムイオン電池関連と半導体関連になると思われる。EV・リチウムイオン電池関連株については、昨年秋から年末にかけて調整局面入りした銘柄が多かったが、今年に入っ…
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新春好スタートで再物色 リチウム関連の本命は「安永」
日本株は年初から幸先の良いスタートとなった。日経平均は大発会と5日の2日間で949円高と1000円近い上昇となり、強烈な壁と意識されてきた2万3000円の大台をあっさり超えてきた。 また、ベ…
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村上グループ旋風 「佐鳥電機」に“次なる標的”の可能性
今月15日、アジア系の投資ファンドMBKパートナーズによる黒田電気のTOBが成立した。黒田電気は半導体・電子部品商社で、村上ファンド元代表の村上世彰氏のグループが約4割の株を保有し、経営陣と激しく対…
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有力テーマ株「フェローテック」に押し目買いの好機到来
先週末のNY市場は3カ月に1度訪れる「トリプル・ウィッチング」だった。これは日本で言うところの「メジャーSQ」で、この前後は相場が非常に荒れやすいことで知られる。 しかも、12月の「トリプル…
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来年の有望株より…リチウムの穴株「トーメンデバイス」
この時期になると、アナリストや株式評論家には来年活躍しそうな有望株を挙げてくれという依頼が複数のメディアから舞い込む。正直なところ、この手の企画で推奨株が大ヒットし、読者が大儲けしたという話はあまり…
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偽装事件で割安放置 「KIホールディングス」に火が付く
このところ、大手企業の偽装事件が多発している。神戸製鋼所が数十年前から行っていた強度偽装に始まり、日産自動車とスバルの無資格者による完成検査偽装にも驚かされた。 さらに、先週は東レの子会社が…
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今年最大のIPO 佐川上場の勢いに乗る「フューチャー」
日本の大手企業で未上場の有名企業はずいぶんと減った。日本生命、竹中工務店、サントリーなど数えるほどになってきたが、そんな中で佐川急便の持ち株会社SGホールディングスが来月13日に東証1部に上場する見…
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半導体封止材で世界一「住友ベークライト」に商機あり
先週で決算発表シーズンが終わり、株式市場では好業績が見込まれるテーマ株を物色する動きが強まってきた。 今年の2大相場テーマといえば、リチウムイオン電池を柱とする電気自動車(自動車電動化)と半…
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亜鉛価格は史上最高値圏に…爆発力を秘める「東邦亜鉛」
さまざまなドラマを生んだ決算発表シーズンも15日で終了する。増益決算でも市場の期待に届かない銘柄は急落するし、減益でも悪材料出尽くしと評価されて急騰する銘柄さえある。 最近当欄で取り上げた銘…
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半導体業界 中国企業の覇権奪取のカギ握る「テラプローブ」
日本のIT企業の先駆けとなったヤフーが上場してから、はや20年が経過しようとしている。「IT革命」という言葉が流行語大賞を取ったのは2000年だが、この年は早くもITバブルが崩壊した年でもあった。 …
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爆発的に増える半導体需要「日本ピラー」の技術力に注目
ノートパソコンはもちろん、最近はデスクトップのパソコンも動作音が極めて静かで、あっという間に立ち上がる機種が増えた。これは記憶媒体がHDDからSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)に代わったことが大…
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世界規模の半導体不足 「SUMCO」の大型投資は“吉”と出る
半導体業界の好調が続いている。今年4~6月期決算で米インテルを抜き、半導体世界トップに躍り出た韓国サムスン電子の営業利益は約8300億円に達した。日本一の利益を稼ぎ出すトヨタの営業利益が同5740億…
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動意づく自動車用ランプ関連 「市光工業」に値ごろ感
電気自動車や自動運転、ライドシェアなど、自動車業界は技術革新の真っただ中にある。先週取り上げた電子ミラーも、まさしく革新的な新商品といっていい。今週も、地味ではあるが飛躍的に進化しつつあるヘッドラン…
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本格普及間近 電子ミラー関連「村上開明堂」を抑えておく
自動車に使われる「電子ミラー」をご存じだろうか。車載カメラと液晶モニターを組み合わせることで、車両後方の状況を広範囲かつクリアに視認できる装置だ。 すでに駐車支援システムとしてカーナビに似た…
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深刻化するリチウム不足 夢の電池開発の「オハラ」に脚光
自動車大手各社は、中国やインド、欧州などで検討されている将来的なガソリン車・ディーゼル車の販売禁止に備えて、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車のラインアップ強化に取り組んでいる。 …
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水素ステーション普及 国策銘柄「加地テック」はまだ割安
日経平均は先週、2年1カ月ぶりの高値水準まで一気に駆け上がった。ドル円相場も112円台に突入。今月上旬の弱気相場が嘘のようである。 ただ、トヨタなどの主力株が買い直されると、それまで物色の中…
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新型iPhone部品も伸びる EV関連「戸田工業」にあえて注目
自動車電動化の世界的な潮流は勢いを増している。先週は世界最大の自動車販売台数(2016年は約2800万台)を誇る中国が英仏印に続き、ガソリン車・ディーゼル車の販売禁止時期を検討すると伝わった。 …
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逆行高続きのEV関連 「大阪ソーダ」の自社株買いに注目
北朝鮮リスクが蔓延する中で、電気自動車・リチウムイオン電池関連株は相変わらず高い人気を保っている。 先週の当欄で取り上げた三井ハイテックは、好決算の発表もあり、ストップ高を交えて3日間で約3…
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今こそ人気のEV関連「三井ハイテック」の押し目を狙う
3日の水爆実験で北朝鮮の軍事的な挑発行動は当面打ち止めになるとの見方が有力だ。もちろん、9月9日には建国記念日があるから、ここでもう一波乱ある可能性は否定できない。 しかも、その前日の8日は…
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EV関連でビジネスチャンス 「アルコニックス」が割安水準
リチウムイオン電池を中心とした電気自動車関連株が引き続き買われている。3週間前(8月9日付)の当欄で取り上げた小田原エンジニアリングは、ストップ高を交えて1500円から3650円まで暴騰した。 …