潮流を掴め
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移民受け入れで「ヒト・コミュニケーションズ」の恩恵大
当欄では外国人労働者の受け入れ拡大で恩恵を受ける銘柄を直近で集中的に紹介した。外国人労働者の新在留資格の創設は、24日に召集される秋の臨時国会の目玉となるからだ。先週取り上げたソースネクストは、携帯…
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世界同時株安でも…「ソースネクスト」は世界株安に逆行高
今回の米国発の世界同時株安は2月のVIX(恐怖指数)ショックの焼き直しといっていい。米長期金利が7年ぶりの水準にまで急上昇したことを引き金にVIX指数が暴騰し、それを受けて機械的な株式先物売りが激増…
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補正予算で蒸し返される強靭化関連「技研製作所」に注目
先週半ばまで順調に上昇していた米国株だが、ここにきて高値警戒感から売り急ぐ投資家が増えている。とりわけ先週は米長期金利の急上昇やトランプ大統領の脱税疑惑など悪材料が重なり、市場は一転して弱気ムードが…
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EPA製剤“特需”を秘める「日本水産」 心疾患分野で可能性大
先週の東証1部の週間値上がりランキングでは、コーセーや資生堂など中国関連株が複数上位に入った。これは円安メリット株として評価された面もある。 一方、エーザイや日本新薬といった景気に左右されに…
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外国人労働者受け入れ拡大 「リクルートHD」にも恩恵大
来月召集される秋の臨時国会では、人手不足対策として外国人労働者の受け入れ拡大を目指した法改正が大きなテーマになる。単純労働を認める新たな在留資格を創設するのだが、これについては先週の当欄で説明済みだ…
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外国人労働者受け入れ急拡大 「夢真HD」に追い風が吹く
政府は景気対策を兼ねて、来年から外国人労働者の受け入れを急速に拡大するようである。先週14日の自民党総裁選の公開討論会でも、安倍首相は外国人労働者について「地方で活用し、人手不足が成長を阻害しないよ…
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11月開業 「フィンテックグローバル」絶大なムーミン効果
構想発表から4年目にして、ようやくムーミンのテーマパークが埼玉県飯能市に誕生する。まず、入場料無料で北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」が11月9日にオープン。そして来年3月にはムー…
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猛暑関連の台風の目に…「KHネオケム」驚愕の世界シェア
再び猛暑が厳しくなってきた。その原因は巨大高気圧が長期間居座る「ブロッキング現象」が北半球の広範囲に起きたことにあるという。 日本の場合、7月と8月にチベット高気圧と太平洋高気圧が重なるダブ…
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全ての公立小中校に設置 「東テク」エアコン特需の追い風
政府は先週、来年の夏までに全ての公立小中学校にエアコンを設置するための補正予算を組む方針を固めた。秋の臨時国会で関連法案を提出する予定だという。 今週はその恩恵を満喫できそうな空調機器専門商…
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西友買収で小売り最大手に躍進「ドンキホーテHD」の将来性
今週は、西友の買収候補に急浮上したドンキホーテHD(7532)に注目したい。西友の親会社であるウォルマートは小売業で世界最大手。実店舗を持つ小売業を窮地に追いやっている「アマゾンエフェクト」の悪影響…
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トランプ追加関税で再編加速 電炉業界目玉は「東京鉄鋼」
トランプ政権が鉄鋼に25%の追加関税を課したことが引き金になったのか、鉄鋼業界の再編が一気に加速してきた。今年3月には新日鉄住金が山陽特殊製鋼の子会社化を表明すると同時に、スウェーデンの大手特殊鋼メ…
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日銀ETF見直しで恩恵 浮動株が少ない「十六銀行」に注目
先月末、日銀は年6兆円に設定されている株式ETF(上場投資信託)の購入配分の見直しを決めた。大ざっぱに言って、これまで年4兆円買ってきたTOPIX(東証株価指数)連動型を年5兆円前後に増額し、年1.…
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貿易戦争終結? EV関連「日特エンジニアリング」が急回復
4~6月期決算の発表が本格化している。中国を最大のお得意さまにするコマツや日立建機の純利益が6~7割アップと激増するなど、今のところ、米中貿易戦争の影響は感じられない。もちろん、その実害が出始めるの…
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コンデンサー・ショックの波に乗る「堺化学工業」に注目
当欄では先月からコンデンサー関連株を再三取り上げてきた。電子部品の中で今、最も品不足になっているのがコンデンサーで、業界では「コンデンサー・ショック」とも呼ばれている。世界最大手の村田製作所が18年…
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コンデンサーシェア世界一 「ニッポン高度紙工業」に注目
「48Vマイルドハイブリッド車」をご存じだろうか。これは欧州の大手自動車メーカーを中心に開発されたハイブリッド車で、車載電源を従来の12V(ボルト)から48Vに高めたのが特徴だ。電圧を4倍に上げること…
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貿易戦争の不安定相場で…市場拡大「TDK」11年ぶり高値圏
先週6日、ついに米中両国は制裁・報復関税を掛け合うことになった。これで米中貿易戦争は局地戦から全面衝突に移行することになったが、株式相場は逆にアク抜け感から大きく反発した。 とはいえ、今はお…
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車載・監視カメラ用レンズが急成長の「タムロン」に期待
米中貿易戦争の激化で株式市場は沈滞ムードから抜け出せていない。 ただ、中国を除くと主要国の株価は総じて下げ渋っており、バーゲン・ハンティングの動きも活発化しつつある。もちろん、今は無理に買い…
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迫る米中貿易戦争の天王山「日本化学工業」の押し目を狙う
米中貿易戦争の激化で株式市場は世界的に様子見ムードが強まっている。 米国は来月6日から総額500億ドルの中国製品に追加関税を課す予定だが、中国も同じ日に同額の報復関税を実施すると予告した。 …
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深刻化するコンデンサー不足 「村田製作所」に強気判断
代表的な電子部品のひとつであるコンデンサーの品不足が深刻化している。これは「コンデンサー・ショック」といわれ、今後数年は解消されないとの見方がもっぱらだ。 とりわけ足りないのが、主にスマホな…
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「テスラ」CEO発言を好感 EV関連「住友金属鉱山」高騰も
何かとお騒がせの米電気自動車(EV)大手のテスラ。先週は久々に好材料を発表し、株価が急騰した。生産の遅れが深刻化していた量産型EV「モデル3」について、イーロン・マスクCEOが6月末時点で週5000…