潮流を掴め
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自前のREITが軌道に乗った「日本エスコン」に注目する
先週のNYダウの急落や香港デモの緊迫化を受けて、株式市場には不穏な空気が流れている。とりわけ、容疑者引き渡し条例改正を巡る香港デモの収拾のため、中国の武装警察が深センに集結中なのは要注意だ。 …
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無謀な計画を達成「ウェルス・マネジメント」に注目する
来年の東京五輪に合わせ、羽田空港国際線の新飛行ルート運用が同年3月から始まる。在日米軍が航空管制を行う横田基地周辺の空域を通過するルートだという。これにより羽田の旅客数は年間700万人増えるとされる…
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人気増す“米中鈍感株”「ジャストシステム」大きな伸びしろ
トランプ大統領は、対中制裁関税第4弾を9月1日から発動すると突然表明した。中国からの輸入品、残り3000億ドル(約32兆円)が対象で、これによりレアアースなど一部の例外を除くほぼ全ての中国製品に制裁…
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経営陣は株安放置 狙うは含み資産銘柄の「渋沢倉庫」
先々週に当欄はエイチ・アイ・エスがホテルチェーン中堅のユニゾホールディングス(HD)に敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けたことを紹介した。ユニゾは1株当たりの含み益が約4000円もあり、同社の…
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とてつもない既存店売上高「ワークマン」が業界を席巻
コンビニやアパレルなどの専門店は、月次の売上高を公表する上場企業が少なくない。多くの場合、既存店売上高は小幅にマイナスになる傾向がある。それを新規出店で相殺し、トータルでプラスに持っていく経営戦略を…
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TOB価格は安すぎる 買付け額UPに期待がもてる「ユニゾHD」
格安旅行で有名なエイチ・アイ・エスが10日、ホテルチェーン中堅のユニゾホールディングス(3258)に敵対的買収を仕掛けた。TOB(株式公開買い付け)価格は直前株価1990円に56%上乗せした3100…
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親会社CEO交代で高まる「LIXILビバ」完全子会社化の可能性
経営者にとって最も頭の痛い株主総会シーズンが終わった。業績不振が長期化していたり、不祥事が起きたにもかかわらずトップに居座っていた経営者が、再任されなかったケースは例年よりも多かったようだ。 …
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ビーガンブームの波に乗り「不二製油」の人工肉技術が開花する
サッカーやゴルフがイギリス発祥のスポーツであることはあまりにも有名だ。 さすがに大英帝国というだけあって、それ以外にもイギリス発祥の文化や社会制度は数多く存在する。最近、日本でもしばしば聞か…
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米中鈍感株 注目はNTTデータイントラマートの親子上場解消
米中貿易協議の再開を好感して株式市場は世界的に反発局面に入った。それに加えて米国ではFRBが来月の利下げを示唆したことでS&P500指数が史上最高値を更新。しかし、それがドル安を招いてドル・円相場は…
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米中鈍感など旬の材料が三拍子揃う「日鉄ソリューションズ」
大阪G20サミットまで残り2週間を切った。それにもかかわらず、中国の習近平主席は、(執筆時点で)出席するかどうかをまだ表明していない。当然、その際に米中首脳会談を開くかどうかも不明なままだ。 …
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親子上場解消で完全子会社化が期待できる「キヤノン電子」
当欄では3月半ばから親子上場関連株を再三取り上げている。政府が3月に、親子上場解消を促すガイドラインを成長戦略の一環として6月中に公表すると発表したからだ。 それに合わせるかのように、先週末…
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花粉治療薬シダキュアの売上増に期待かかる「鳥居薬品」
トランプ米大統領は、メキシコからの全輸入品に、今月10日から5%の制裁関税をかけると表明した。メキシコが米国への不法移民対策を講じない場合、制裁関税は7月から毎月5ポイントずつ加算され、10月には最…
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親子上場廃止で「キヤノンマーケティングジャパン」が堅い
米中貿易戦争はハイテク分野の局地戦から全面戦争に発展する様相を呈している。しかしながら、貿易戦争の激化とは裏腹に、株式相場は当初こそ米中ともに急落したものの、直近ではむしろ底堅く推移。投資家の緊張感…
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親子上場関連の目玉「ソニーフィナンシャルHD」に熱視線
米中貿易戦争はトランプ大統領の土壇場の「ちゃぶ台返し」で新たな段階に突入してしまった。米政府はまだ制裁関税をかけていない残りの中国製品2900億ドル相当にも25%を課税する手続きを始めたとされ、今後…
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人気化する親子上場解消関連 狙い目は「信越ポリマー」
先月23日、自動車ランプ最大手の小糸製作所が、子会社で東証2部上場のKIホールディングスを完全子会社化すると発表した。2019年度に入って最初の親子上場解消である。発表直前の株価309円に対し、TO…
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業界羨望 トヨタのハイブリット担うデンソーはまだ低水準
先週、日米自由貿易交渉がようやく始まった。米側からは赤字の大きい自動車分野に関して、これまで報道されてきた以上の厳しい要求は提示されなかったもようで、自動車関連株に見直し買いが押し寄せている。 …
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10連休前は「日立ハイテクノロジー」の親子上場解消に期待
日本の投資家にとって未体験となる10連休まで、あと10日を残すのみとなった。 年初の6連休に海外市場が急落し、日経平均が大発会に昨年末比で一時800円近く急落した記憶も新しいだけに、今回は持…
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EV関連株が再熱「日本ケミコン」大容量コンデンサーに強み
今月3日、トヨタがハイブリッド車など電動車の特許を無償開放すると発表した。それを好感してリチウムイオン電池などEV関連株の人気が再燃している。 リチウムイオン電池の寿命を12倍以上に延ばす技…
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IoTに欠かせない水晶デバイス大手「大真空」が超割安水準
新年度相場に入ったものの、月末からの10連休を控え、株式市場は様子見気分が一段と強まっている。例年であれば連休前後の決算発表までは、好業績株やテーマ株の物色意欲が多少なりとも盛り上がるものだ。 …
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売却検討でシェア3位 世界中から引手あまたの「日立建機」
当欄では先週、親子上場関連で日立金属を取り上げたが、今週はその第2弾として日立建機(6305)を取り上げたい。 一部報道によると、日立製作所は日立化成だけでなく、日立建機も売却する方向で検討…