松坂、筒香を育てた小倉清一郎 鬼の秘伝書
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教え子のソフトバンク松坂大輔を復活させる方法がある
今年を振り返ると、やはり語らずにはいられない。教え子のソフトバンク・松坂大輔(36)である。 3年契約の2年目、10月2日のシーズン最終戦でやっと出番が訪れた。10年ぶりとなる日本の一軍マウ…
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日本ハム栗山、巨人高橋由 両監督の好対照
今年の球界を振り返ると、日本ハムの栗山監督が印象に残った。 近藤、浅間、高浜祐と横浜高校時代の教え子3選手が在籍しているため、注目しているのだが、12球団の中で最も野球のことを考えている監督…
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意外に厄介な一回り継投 明治神宮大会準V・早実の倒し方
札幌第一(北海道)の臨時コーチを務めているため、明治神宮大会を視察した。初戦は宇部鴻城(中国・山口)にサヨナラ勝ち。準決勝で履正社(近畿・大阪)に敗れた。来春のセンバツまでにコンバートが必要なポジシ…
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履正社躍進の裏に橋下徹元大阪府知事あり
昨年に続き、今年も臨時コーチを務める。9月に1週間ほど指導した際は、甲子園は厳しいと感じたが、その後の北海道大会を2年連続で制した札幌第一である。 明治神宮大会で12日に宇部鴻城(山口)と対…
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皮肉込め「スーパースター」 楽天1位の藤平をこう呼んだ
20日のドラフト会議で思い入れのある教え子、柳(明大)が中日から1位指名を受けてホッとしている。もう一人、横浜高のエース藤平も楽天から1位で指名をされた。 私がコーチを退任した14年8月の時…
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3番手から這い上がった明大・柳裕也のセンスは“涌井級”だ
「同級生の中で3番目の投手」 宮崎から単身、横浜高に野球留学してきた時の私の評価だ。この年は、今年まで巨人の育成選手だった田原啓ら、期待していた投手が別に2人いた。明大に入学した際は「新人の中…
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2冠確実DeNA筒香 改善された“ギッタンバッコン”
教え子の筒香嘉智(24)がついに覚醒した。DeNAの4番として44本塁打、110打点でレギュラーシーズンを終了。2冠をほぼ確実にしている。打率.322は3位ながら、来年以降の三冠王も現実味を帯びてく…
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ビッグ3も超えた “No.1投手”作新学院・今井の非凡な右肘
プロ野球ドラフト会議が1カ月後(10月20日)に迫った。私が高校生候補で注目しているのは、甲子園優勝投手の作新学院・今井である。 最速152キロ。甲子園5試合をほぼ一人で投げ、その後は高校日…
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嘉手納の臨時コーチとして偵察に行くと正体がすぐバレた
今夏の甲子園に初出場した嘉手納(沖縄)の臨時コーチを務めた。初戦が春の関東大会で優勝した前橋育英(群馬)に決まった時、10試合やって勝てるのは1回だと思った。選手たちにもそう言った。偵察のために前橋…
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嘉手納にもレクチャーした甲子園“浜風対策”4パターン
沖縄代表・嘉手納の「甲子園臨時コーチ」を務めるため、大阪に滞在している。初戦の相手は第5日(11日)、春の関東王者の前橋育英(群馬)に決まった。 昨年12月に臨時で1週間ほど指導した縁がある…
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<第1回>沖縄代表・嘉手納の“甲子園臨時コーチ”務めます
うれしいニュースだ。去る17日に沖縄の県立校、嘉手納が創部33年目で夏の甲子園初出場を決めた。昨年12月に臨時で1週間ほど指導した。沖縄は公立校の強化を目指していて、毎年現地でキャンプを行っている横…