ノーべル賞 受賞者と研究のその後
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京大もギリギリ「iPS細胞」研究の足を引っ張る“予算条件”
世界のヤマナカ――6年前のノーベル医学生理学賞受賞で、世界にその名をとどろかせたのが、京大の山中伸弥教授だ。研究によって生まれたiPS細胞は、再生医療の根幹をなす重要な細胞で、理論上はあらゆる臓器や…
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次の医学賞候補が開発 15人中7人のがんが消えた光免疫療法
今年のノーベル生理学・医学賞が、京大の本庶佑特別教授(76)に決まったことで、早くも次の医学賞レースに注目が集まっている。そのトップランナーと目されているのが、米国在住の日本人という。はたしてどんな…
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02年化学賞の田中耕一氏在籍 島津製作所は大腸がんで注目
現役サラリーマンの身でノーベル賞を受賞した人もいた。2002年に化学賞を受賞した田中耕一さん(59)だ。当時、田中さんは京都市に本社がある島津製作所の従業員(現在、同社シニアフェロー)。現役サラリー…
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本庶佑特別教授の特許収入と小野薬品社員の給与はどうなる
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大の本庶佑特別教授(76)。共同研究に取り組んだ小野薬品工業(本社・大阪市)の社員ともども大喜びの笑顔であふれている。そこで気になるのが、がん免疫治療薬「オプ…