コロナ禍の現場から
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大岡山の人気パン店は8月に2軒閉店も…通販などに活路模索
東京・大田区の大岡山にある人気パン店「ヒンメル」。ライ麦を使ったドイツパンからクロワッサン、あんパンまで、本場ドイツと日本で修業した金長暢之さん(49)の確かな技術と味が評判の店だ。 201…
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自由が丘駅構内の人気パン店が閉店…立地は最高なのに
おしゃれな街で知られる東京・自由が丘。通勤客が行き交う駅構内の人気パン店「ヒンメル自由が丘店」に、閉店のお知らせが張られたのは今年8月のことだ。改札内という抜群の利便性もあり、パン好きだけでなく駅の…
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外国人労働者を待つ農家の苦悩 国が理解してくれれば…
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、日本で働く外国人労働者の大量解雇や在留資格の申請の遅れなどさまざまな影響を及ぼしている。 「つい最近までは申請手続きが(オリジナルの文書提出を求める)原…
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行き場を失った外国人労働者 国の母親に電話し泣いてます
新型コロナウイルスのパンデミックは世界の日常を奪った。都市のロックダウンや外国人の入国拒否などで人々の往来はストップし、経済は崩壊寸前。日本は最近になって入国制限緩和が段階的に進んでいるが、本格的な…
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コロナで街が変わった新橋…増えている客層は20代の若い層
冷えたグラスに黄金色の液体が注がれる。きめ細かな泡は実にクリーミーで、キリッと爽快な炭酸が喉に心地いい。 ここは、徹底した品質管理と注ぎ方でビールのおいしさを追求するビアバー「新橋ドライドッ…
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新橋のあちこちで閉店が「知っているだけでも6店が…」
「サラリーマンの聖地」と呼ばれる東京・新橋。ガード下や路地に居酒屋の赤提灯が連なる有名な繁華街だ。その新橋にちょっとした異変が起こっている。 ある串焼き店の店長が現状を話す。 「特に50…
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外国人客に支えられた伝説的旅館のどん底と一条の光
東京・谷中で創業して71年になる「旅館 澤の屋」。利用者の9割が外国人観光客で、全12室の年間稼働率が約95%という驚異的な数字を維持する伝説的な旅館だ。国が選定する「観光カリスマ」でもある2代目館…
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海外からの600人分の予約があっという間にゼロに
「何とか生き残り、来年の東京五輪は家族旅館としてお客さまを笑顔でお迎えしたいのですが……」 昨年、創業70周年を迎えた東京・谷中にある「旅館 澤の屋」2代目館主・澤功(さわ・いさお)さん(83…
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給付金10万円に単発バイト ベテラン舞台俳優が挑む“現場”
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年4月から秋にかけて予定していた3作品の演劇公演が延期・中止になった舞台俳優、ひらがかんいちさん(芸名・63)。生活のために非正規で働いていた映像機材関連の会…
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コロナで生活一変…直撃を受けた舞台俳優たちのどん底
生きるために芸術文化は必要か――。新型コロナウイルスの感染拡大でコンサートや演劇などの公演が軒並み中止になるなか、そんな議論を呼んだことは記憶に新しい。ドイツ政府が早々に「芸術は今、生きるために必要…
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「国や都からの給付金は計400万円…“焼け石に水”です」
東京・大森で半世紀近く続く大衆酒場「煮込蔦八」。名物の国産牛もつ煮が人気の繁盛店だが、新型コロナウイルスの影響で売り上げは一時、7~8割も落ち込んだ。同時に、店主の土屋一史さん(55)を悩ませたのが…
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自粛警察の張り紙と2カ月続いたイタズラ無言電話に悩んだ
昔ながらの縄のれんをくぐると、目に飛び込んでくるのは年季の入ったコの字形カウンター。その中央で、名物の煮込みの大鍋がひっそりと客を待っている。継ぎ足しで守られる味は、国産牛モツをじっくり煮込んだ奥深…