我孫子ゴルフの流儀
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優れた上半身の感覚が大事 ゆったり見えた“ジェット尾崎”のドライバーショット
今ぐらいの季節になると懐かしく思い出されるのは「フジサンケイクラシック」です。会場はいまの「富士桜カントリー倶楽部」ではなくて私らの年代では、やはり「川奈ホテルゴルフコース富士コース」です。 …
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パットはボールが止まるまで見届ける 合田洋プロのパター奇策に学ぶこと
レイクグリーンGC(岐阜)で開催された1994年「日本プロ選手権」の最終日最終組の最終18番ホールです。 グリーン手前のバンカーの中でサンドウエッジを手にして考えている合田洋を、私は「サンド…
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圧倒的飛距離のジャンボ尾崎に1打差まで迫られた合田洋の意外なパター選択
1994年5月15日の「日本プロ選手権」最終日です。スタート時点は合田洋7アンダー、私、海老原清治2アンダー、ジャンボ尾崎1アンダーというのが最終日最終組の顔ぶれです。 私を含めた大方の予想…
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ジャンボの猛追かわし国内メジャー初優勝 目の前で見た合田洋のバンカーからパターの奇策
1994年「日本プロゴルフ選手権」(レイクグリーンGC・岐阜)は合田洋プロの初優勝が日本中で話題になりました。 みなさんは忘れていると思いますが、あの大会で最終日最終組に私も入っていたのです…
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時代はパーシモンからカーボンドライバーへ 契約メーカーの商品開発はユニーク
現在、ロングアイアンに取って代わりそうな勢いで、プロアマ問わずユーティリティークラブが使用されています。 その元祖とも言うべき通称「タラコ」を私はいち早く使い始めていたという話をしました。契…
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青木功さんの「7番アイアンでロブショット」の真意
ドライバーはドロー、フェードと球筋のコントロールが大事なので、スピンコントロールを考える必要があります。とはいえ基本は飛距離を稼ぐ道具ですから、極端な言い方をすれば、ノースピンの棒球でも構いません。…
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青木功さんからは「もっとベタ足で打て」と注意されていた
1985年の「中日クラウンズ」最終日、中嶋常幸に2打リードで迎えた最終18番ホールは、2オン、2パットのパーを取って、私はツアーで初優勝しました。 18番パー4は、右のOBにさえ行かなければ…
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「クラブヘッドフォーカス」効率よくヘッドを動かすことに意識を集中させる
布団叩きを例えとして、クローズスタンスが、非力な人にとってオープンスタンスよりもいかにパワーを集中できるのか、利点を解説しました。 下半身が布団を叩きにいって、それに連動して布団叩きを持った…
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クローズスタンスはインパクトが強くなる シャフトがしなりボールを叩くイメージがつかめる
年をとっても大きなスイングを維持するためには、トップで左目の隅にドライバーヘッドが見えるまで、体を大きくまわしましょうという話をしました。 オーバースイングの勧めです。ヘッドの遠心力を最大限…
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ディボット跡のボールをうまく打つには、リーディングエッジを南半球に入れる
ディボット跡にボールが入ってしまうと、アマチュアはそこから出して打つのが当たり前のような風潮がありますが、これはいかがなものでしょうか。 「スルーザグリーン6インチプレース」というローカルを適…
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ダウンヒルは芝生すれすれに「掃く」ようにヘッドを入れる
コースがプレーヤーの技術を磨く、とよく言いますけど、まったくその通りだと思います。 プロになったばかりの私が、アッパーブローのフックボール一辺倒からスライスボールも打てるようになったのは、我…
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青木功さんが「たまには思い切って振れ」と 視界にヘッドが入る大きなトップをつくる
ラウンド中に思い切ってドライバーを振り回して、失敗した経験は誰でもあるでしょう。 距離が長く、2オンが難しい400ヤードを超えるパー4や、もしかして2オンできるかもしれない500ヤード以下の…
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テイクバックは「速く」か、「ゆっくり」か…切り返しのタイミングが取れるスピード
基本的にヘッドスピードは、速ければ速いほど飛距離が出るはずなので、特殊な練習方法以外では、誰も「ゆっくり振れ」とは言いません。 打ち急ぐ癖がある人に対してダウンスイングのタイミングを修正する…
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日ごろから弾道をチェック 目標まで“線”を描き、その上にボールを通す
上から、下から、レベルで、とインパクトについて話しました。これをもっと具体的に説明しましょう。 ボールをインパクトした直後にクラブヘッドがスイングアークの最下点を通過するのが上から、つまりダ…
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理想的なスイングはレベルでインパクトする
私はショートアイアンでゴルフを覚えたため、どうしてもダウンブローにフェースをかぶせ気味に使う癖が抜けません。 ドライバーだと低いフックが私にとってナチュラルな球筋になります。 もちろ…
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スイングに悩んだらひたすらクラブを振る 間髪入れずに打ち続ける
スイングというものは、悩んでしまうと、なかなか出口が見つからなくなってしまうものです。 6、7年前の話ですが、我孫子GCに数人の研修生がいて、その中のひとりがスイングに悩んでいたのです。 …
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見えを張って難しいクラブを使う必要ナシ プロが使うクラブは参考にならない
プロが使うクラブだからきっといいのだろうと、アマチュアがプロと同じクラブセッティングを、そのまま真似することは、おすすめできません。 まずは、自分の腕力やヘッドスピードを知る必要があります。…
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ユーティリティークラブの元祖「タラコ」は早い時期から使っていた
現在、ユーティリティークラブはプロアマ問わず広く使われているクラブです。 欧米ではハイブリッドと呼ばれているユーティリティークラブを私は、そういう呼び名がなかった、かなり早い時期から使ってい…
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ゴルフ場に合わせたクラブ構成を考えるのも楽しみのひとつ
中日クラウンズの会場、名古屋GC和合コースを攻略するために60度のサンドウエッジを特注した話をしました。 クラブを1本プラスしたら、それまでの14本セットから1本抜かなければなりません。私は…
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“絶滅危惧種”のコーライグリーンに慣れたらベントグリーンは簡単
今のゴルフコースのグリーンはベント芝が主流になっていて、コーライ芝のグリーンは、絶滅危惧種のような感じになっています。 私がゴルフを始めたころのグリーンはまったく逆で、北海道のゴルフ場以外で…