世界最先端スイング2022
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パターを逆さに持った素振りで手元をスムーズに動かす感覚を養う
先週の国内女子ツアー「ニッポンハムレディス」は、首位発進の西村優菜が大会記録を更新する18アンダーで逃げ切り優勝。6月の「ニチレイレディス」に続き今季2勝目を挙げた。 筆者は偶然にも大会の前…
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青木瀬令奈プロをお手本に…「直ドラ練習」が3Wをやさしくする
先週の国内女子ツアー「資生堂レディスオープン」は、単独首位からスタートした青木瀬令奈が最終日もスコアを3つ伸ばし、トーナメントレコードを更新する通算14アンダーで優勝。ツアー通算3勝目を手に入れた。…
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「クロスハンド」のアプローチショットはヘッドの入射角が安定するメリット
2022年のメジャー第3戦「全米オープン」は、首位タイで出たマシュー・フィッツパトリック(イングランド)が5バーディー、3ボギーの「68」でプレーし、通算6アンダーでホールアウト。終盤まで優勝争いを…
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右手だけで素振りするとインパクトで骨盤を開く感覚を養える
両手でゴルフクラブを持ってスイングするのと、片手だけでスイングするのとでは、どちらの方がクラブの挙動が安定するのか? こう聞かれたら、多くの人は両手だと答えるだろう。もちろんその通りで、ゴル…
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ダウンスイング前半で左肩を低く保つとヘッドを高い位置にキープできる
先週の国内女子ツアー「宮里藍サントリーレディス」は、最終日に首位と4打差の4位からスタートした山下美夢有がスコアを4つ伸ばし、通算12アンダーでホールアウト。首位から出た藤田さいきを振り切り、今季ツ…
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稲見萌寧のショットを参考に…テイクバックでは右手を上にキープし、シャフトを立てていく
先週の国内女子ツアー「リシャール・ミル ヨネックスレディス」は、初日から首位キープの稲見萌寧が一度もトップの座を明け渡すことなく通算7アンダーで逃げ切り優勝。昨年11月の「伊藤園レディス」以来、7カ…
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「ヘッドを丸く振る」感覚を養う 軌道が劇的に安定する
素振りではいい感じでスイングできるのに、実際にショットする際にボールを前にすると素振りと全然違うスイングになってしまう……。 この手の悩みを抱えるアマチュアゴルファーが少なくない。ボールを前…
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切り返し直後に両ひざを沈み込ませてスイング軸を安定させる
先週の国内女子ツアー「ブリヂストンレディス」は3日目を終えてトップの西郷真央が、最終日もスコアを3つ伸ばし、通算13アンダーで優勝。昨季賞金女王の稲見萌寧は一時トップに立ったが、終盤にスコアを伸ばせ…
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「インパクトはアドレスの再現」世界基準のスイングには当てはまらない
先週のPGAツアー「AT&Tバイロン・ネルソン」は最終日、4打差6位で出た前年大会覇者のイ・キョンフン(韓国)が1イーグル、7バーディーと完璧なプレーぶりで通算26アンダーとし、逆転で42年ぶりとな…
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両腕三角形キープのコツはテイクバック始動で腕をねじらない
先週の国内女子ツアー公式戦「ワールドレディスサロンパスカップ」は、初日にトップに躍り出た山下美夢有が1度もその座を譲ることなく逃げ切りV。12アンダーまでスコアを伸ばして通算2勝目を挙げた。 …
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クラブを極端に短く持つとハンドファーストにボールをとらえる感覚を養える
プロとアマチュアのスイングの違いはいくつかあるが、決定的に違うのがインパクトの迎え方だ。 男女を問わず、今どきのプロはアイアンだけでなくドライバーでも、インパクトで手元がヘッドよりも少し前に…
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正確なインパクトにはダウンでシャフトの角度を変えないことが大事
先週の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」は、6ホール2時間に及ぶプレーオフの末、植竹希望が念願のツアー初優勝を手に入れた。 これで黄金世代のツアー優勝は10人目となったわけ…
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フォローでの右足スライドはヘッドの振り抜きを鋭くする
今年の「マスターズ」は、大会2日目にトップに立ったスコッティ・シェフラーが通算10アンダーでメジャー初優勝を果たした。最終18番ホールこそ4パットのダブルボギーを叩いたものの、それ以外では安定したプ…
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大型ドライバーはトップで左手首が掌屈すると弾道が安定する
今季女子ツアーは西郷真央が強い。先週の「ヤマハレディースオープン葛城」は5打差首位発進から逃げ切って勝利を収め、2週連続優勝を挙げた。ツアー初優勝から5戦3勝、勝率6割と驚異的な強さを誇る。 …
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ダウンスイングでは左に体重移動しない方が骨盤をしっかり回転できる
先週の国内女子ツアー「アクサレディス」は、最終日に3位発進の西郷真央が5バーディー、1ボギーの「68」で回り、通算9アンダーまでスコアを伸ばして逆転優勝。 開幕戦に続き、ツアー2勝目を手中に…
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ダウンスイングは右骨盤と右肩を近づけて前傾角度を正しく保つ
先週のPGAツアー「バルスパー選手権」はS・バーンズがプレーオフの末、大会連覇を成し遂げた。これでツアー通算3勝となり、賞金ランク4位、世界ランクは一気に10位までアップした。 バーンズは1…
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インパクトゾーンでグリップを引き上げるとヘッドの入射角が安定する
春先のこの時期やっかいなのはグリーン回りのアプローチだろう。冬場に比べると気温は上がっているが、芝はまだ枯れているからだ。 さて、この枯れた薄い芝の上から打つアプローチ。国内女子ツアー第2戦…
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ダウンスイングで右足かかとを上げると骨盤を大きく開きやすい
先週の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は、最終日に8位の西郷真央が5打差を逆転し、通算10アンダーでツアー初優勝。昨季は2位が7回のシルバーコレクターが、念願のタイトルを手に入れた…
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インパクトゾーンでは左肩を残して骨盤と胸を開く
男子ツアーよりも一足早く、今週から国内女子ツアーが開幕した。前回大会優勝の小祝さくらをはじめ、2020-21年シーズンの賞金女王で東京五輪銀メダリストの稲見萌寧らが参戦している。 若手プロの…
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右手だけのシャドースイングはインパクトで骨盤を大きく開く感覚を養う
先週のPGAツアー「ジェネシス招待」は初日にトップに躍り出たホアキン・ニーマンが最終日まで首位の座を堅持して完全優勝を遂げ、ツアー2勝目を手に入れた。 南米チリ出身のニーマンはこれで世界ラン…