アントニオ猪木と理想の晩年
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健康か、要介護状態か…高齢者は1日5000歩が分岐点
膝や腰が痛い、手足がしびれる……。年を取ると誰もが感じる不調だと思います。私もその一人です。脊柱管狭窄症で腰から脚にかけてのしびれがあり、少し歩くと休まないといけません。歩いては休み、休んでは歩く。…
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高齢者も適度に脚トレを 脊柱管狭窄症の筆者は1日4000歩とスクワットが日課
アントニオ猪木さん(享年79)は車椅子生活になってから急速に衰えました。難病を患ってしまったせいもありますが、人間、歩かなくなると心身ともに衰弱します。 レオナルド・ダビンチは、「人間の足は…
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「老けたなぁ」と思うと死亡や病気のリスクが上昇する
年を取ったなぁ──。そう思うようになったときから、本当に心も体も老けてきて、老化が加速する。そんな調査研究があります。この研究結果が示しているのは、実際の年齢(実年齢)と自分自身が感じている年齢(主…
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難病で苦しんだ猪木さんの最期に触れ…患者の最期の時間を大切にする医療の必要性を痛感
アントニオ猪木さんは晩年に「全身性アミロイドーシス」という厚労省指定の難病、いわゆる不治の病を患い、79歳で亡くなりました。全身にすさまじい痛みと機能障害をもたらすので、本当によく闘ったと思います。…
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看取りを希望するなら、晩年の救急搬送は拒否
日本は、1年に160万人あまりが亡くなる多死社会です。苦しまない最期を希望する人は、心筋梗塞などでコロッと逝く「ピンピンコロリ」を理想とします。先日、自宅のベッドで息を引き取った俳優の西田敏行さん(…
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延命治療で死ぬに死ねず…元気なうちに人生会議を
最近、「人生会議」について聞かれることが多くなりました。この言葉は、英語のアドバンス・ケア・プランニングの愛称で、大切にしていることや医療の希望について自分で考えたことを、家族をはじめ信頼する人と話…
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自分で選択して孤独死を迎える時代が目前に
たった一人でだれにも看取られずに死んでいく。そんな死に方は、だれもが嫌でしょう。死後何日も経過してから発見される「孤独死」が社会問題になる中、亡くなった場所が自宅なら在宅死としてカウントされます。在…
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70代以上はがん検診はやめるべし
医療制度上、75歳から「後期高齢者」となりますが、平均寿命は男性が約81歳、女性が約87歳(2023年簡易生命表)ですから、余生はほとんどありません。2年前に亡くなったアントニオ猪木さんは享年79で…
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がんで死ぬ幸せを享受するには?
医療技術の進歩でがんも治る時代になり、がんは“闘う病”に位置づけられ、いまや“共に生きる病”となっています。「がんで死ぬのは幸せ」といわれるほどです。私が医者になったころ、がんは“不治の病”でしたか…
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私が前立腺がんの手術を受けない理由
私は現在、3つの疾患を抱えています。狭心症と前立腺がん、糖尿病です。このうち前立腺がんはほぼ治療をしていません。手術など論外です。講演会などでその話をすると、首をかしげる人がいますが、特別なことでは…
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糖尿病発症から19年…2度の低血糖で学んだ「薬の恐怖」
2型糖尿病の原因は、「遺伝的要素」と「生活習慣の悪さ」で、暴飲暴食や運動不足などが続くと、遺伝的要素のスイッチが押されて発症します。血糖値が上がりやすいという遺伝的体質がベースにあるのです。 …
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悪徳病院の見分け方 念のためCT&MRIは要注意
前回、信頼できる医者選びについて紹介しました。今回はまったく逆で“悪徳病院”の見分け方についてお話しします。 一般の方が病院をチェックするとき、多くは医者のキャリアを見ると思います。どの大学…
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かかりつけ医は、すぐに紹介状を書いてくれる人が一番
親身になってくれるかかりつけ医を探す際、避けるべき医者の特徴については8月15日付の当欄で書きました。今回は探し方についてもう少し掘り下げてみます。 私はこれまで「間違いだらけの医者選び」と…
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まやかしの百寿者。そのリアルは?
厚労省は毎年、敬老の日に「百寿者」(100歳以上の人)の人口と最高齢者を発表します。昨年のデータでは、百寿者が過去最多の9万2139人で、今年はさらに増える見込みです。 健康雑誌や健康番組な…
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かかりつけ医 問題アリの3カ条
私が「間違いだらけの医者選び」を提唱するようになったのは、プロレスのリングドクターになり、猪木さんらレスラーたちと行動を共にするようになったのがキッカケです。 たとえば、地方興行でレスラーが…
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高齢者の薬は3割が無駄…私がそう思う根拠
高齢者なら持病の一つや二つあって当然です。それで病院を受診すると、多くの場合、薬が処方されます。一日に何種類もの薬を飲んでいる方はザラです。 特に高血圧や糖尿病など生活習慣病が複数あると、そ…
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60歳以上の血圧…米国は「年齢+90」未満でOKの意味
高血圧は、脳卒中や心筋梗塞を引き起こしやすい生活習慣病のひとつ。これらの重大病を予防するため、医者は少しでも血圧が高いと、血圧を下げるクスリ(降圧剤)を処方します。 しかし、前回述べたように…
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「高血圧は病気ではない」と「スポーツ選手は高血圧」の意味
日本の高血圧患者は、約4300万人と推定されています。これは欧米諸国も同じで大体3人に1人くらいが高血圧という状況です。高血圧が問題なのは、放置していると心疾患や脳卒中を起こす可能性が高くなることで…
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高齢者に「1日1万歩」はオーバーワーク
五輪で“華”とされるのはマラソンです。東京では、皇居や神宮外苑の周りを走っている方がたくさんいます。が、私は高齢者がマラソンをするのには懐疑的です。 私の知人は、メタボから一念発起して毎朝1…
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パリ大会開幕直前で思う「五輪」…“遺伝子の祭典”の一面が
パリ五輪の開幕が迫っています。五輪との兼ね合いで思うのは、やっぱりプロレスです。プロレスも五輪種目になってよいのではないかと。かつて五輪はアマチュアの祭典でしたが、いまはプロも参加しますから。 …