医師語る 「こんな病気で死にたい」
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仕事の合間に女性の谷間に顔をうずめて突然死したい
私はどちらかというと仕事が好きだから、仕事中に将来への展望を持ちながら死んでいきたいですね。 病院の外来の広い廊下を急いで歩いている。目の前には看護師が歩いている。私に突然、心疾患が起こる。…
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専門である肝臓がんなら受け入れられるかもしれない
進行肝がん患者さんの“駆け込み寺”として、これまで多くの患者さんとお会いし、そしてみとらせていただきました。私が外来を担当している病院のひとつ杏雲堂病院では、年間約150人の患者さんが亡くなられてい…
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亡くなる時期がある程度予想できる「がん」で餓死が理想
「苦しまずに死にたい」というのなら、突然死につながる心臓や脳の病気がいいかもしれません。血管が詰まったり、破裂して、急に血流が途絶えて意識を失い、亡くなります。 しかし、私は死ぬ前に妻や家族、…
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苦しまないという意味では致死性不整脈が“理想的”かも
医師といえど、やはり、なるべく痛みがなく苦しまずに死にたいというのがホンネです。自分自身のことだけを考えれば、「トルサデポアン」(心室頻脈)などの致死性の不整脈で亡くなるのが理想的な死に方といえるか…
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理想は自然死 飲まず、食わず、悔いず 眠るように
「苦しみたくないから最期は“ピンピンコロリ”がいい」――。こう言う人がいます。 寝たきりで家族に迷惑をかけたくない、という気持ちからでしょうが、私は賛成できません。 「ピンピンコロリ」は…