溝口敦の「斬り込み時評」
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餃子の王将事件で警察が逮捕に踏み切れないわけ
先日、知り合いの刑事と雑談を交わしたが、そのとき刑事は「被疑者が犯行を否定すると、始末に困る」と嘆いていた。 「たとえば被疑者の尿から覚醒剤使用の証拠が出たとします。悪達者なヤツだと、こうなっ…
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「王将」を殺った暴力団にあって山口組にないもの
6代目山口組では極心連合会・橋本弘文会長が舎弟に直った上で、辛うじて残留したが、きびすを接して次なる動きが発生した。2代目古川組(尼崎)・古川恵一組長が神戸山口組に移籍したのだ。 古川組長は…
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残留する橋本会長に居場所はあるまい
極心連合会の橋本弘文会長は今月1日、6代目山口組を出ると決めたはずだが、4日になって名古屋で開かれた山口組幹部会に出席、必死になって残留を口説かれたのか、結局、舎弟として6代目山口組に残ることになっ…
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「思うたより壊れやすかった」と言われた6代目山口組
6代目山口組・高山清司若頭は4000万円恐喝事件のからみで懲役6年の刑が確定し、2014年12月以来、府中刑務所の独居房で服役している。 が、彼は今年8月末に発生した神戸山口組の分裂について…