永田町の裏を読む
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JA解体のウラにある安倍政権の汚い計算
「安倍首相が小泉化してきた」と、自民党中堅議員が言う。長期政権になりそうだということか。 「そうじゃなくて、小泉における郵政改革がそうだったように、叩きやすいところを“仮想敵”に仕立てあげて攻撃を集…
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代表戦でざわめく民主党はまず、軸を定めよ
民主党で、海江田万里代表を来年9月までの任期前に引きずり降ろして、新体制の下で来春の統一地方選挙を迎えようという動きが慌ただしい。 海江田は12年末の衆院選惨敗の後、他に人がいない、人格円満…
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「平和と福祉」の党の覚悟が問われる
集団的自衛権解禁をめぐる与党協議が始まるのを前に17日、公明党の支持母体である創価学会が、安倍晋三首相がもくろむ解釈改憲に反対し、「本来、憲法改正手続きを経るべきである。……慎重の上にも慎重を期した…
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無原則に適用拡大される「集団的自衛権」
間もなく政府に提出されるはずの安保法制懇の報告書の冒頭には、集団的自衛権の行使に当たって「歯止め」となる要件が示されることになっていて、その第1は「日本と密接な関係のある国が第三国から攻撃を受け、そ…
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小細工を弄して勝った選挙が政権の信任を意味するものか
4月27日投開票の衆院鹿児島2区補選で、自民党公認の金子万寿夫候補が民主党など野党4党が推す打越明司候補に2万票の差で勝利したのを受けて、安倍晋三首相は「進めてきた政策に一定の評価をいただいたと思う…