週末に読みたいこの1冊
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「土方歳三」(上・下) 富樫倫太郎著
幕末きってのイケメンで、めっぽう剣術の腕が立ち、新選組の「鬼の副長」と恐れられた土方歳三の生涯を描く歴史小説。 歳三は武蔵国多摩郡石田村(現在の日野市)の豪農の六男。顔に似合わず負けん気が強…
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「詩人の死」正津勉著
北村透谷から寺山修司まで、今なお読み継がれる珠玉の詩を残して足早にこの世を去った詩人たちの作品と、その死までの足跡をたどった一冊。 北村透谷の死の予兆を彼の詩の変化に見いだし、石川啄木の詩に…
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「大奥の座敷童子」堀川アサコ著
主人公は、野笛藩城下一の美人に選ばれた14歳の今井一期(いまい・いちご)。財政難の野笛藩から「大奥に居る座敷童子を見つけてこい」という命を受けて、お志賀の方のお世話係として大奥に入り込んだ。何でも5…