語り部の経営者たち
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オウケイウェイヴ 兼元謙任会長<3>ホームレスから社会復帰
世界初のインターネットQ&Aサイトを立ち上げ、急成長を遂げているオウケイウェイヴ会長の兼元謙任。オウケイウェイヴは、売上高37億円。名古屋証券取引所セントレックスに上場している。 兼元は新進…
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オウケイウェイヴ 兼元謙任会長<2>友人が開業資金持ち逃げ
世界初のインターネットQ&Aサイトを立ち上げ、急成長を続けているオウケイウェイヴ創業会長の兼元謙任。愛知県立芸術大学を卒業すると、GK京都にデザイナーとして入社した。1990年、23歳のときだ。 …
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オウケイウェイヴ 兼元謙任会長<1>不治の病から奇跡の回復
「オウケイウェイヴ」は、世界初の「Q&A」サイトを立ち上げ、急成長を遂げている企業だ。売上高37億円、従業員125人。名古屋証券取引所セントレックスに上場している。 創業会長の兼元謙任(52)…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<8>原点は理不尽さへの反発心
高橋は現在、食べ物付き情報誌「食べる通信」と、生産者から旬の食材を直接買えるアプリ「ポケットマルシェ」の2つの事業を手掛けている。そんな高橋の心を常に突き動かしてきたのは、理不尽さに対する反発心だと…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<7>都市と地方をかきまぜる
高橋は、食べ物付き情報誌「食べる通信」と、生産者から旬の食材を直接買えるアプリ「ポケットマルシェ」の2つの事業を手掛けている。 どちらも共通しているのは、生産者と消費者を“情報”と“コミュニ…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<6>“オンライン市場”を立ち上げる
ポケットマルシェは、スマホひとつで生産者から旬の食材を直接買えるオンラインマルシェだ。 高橋がその前に始めた食べ物付き情報誌「東北食べる通信」は反響を呼び、「自分の地域でも発刊したい」という…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<5>食べ物付き情報誌を創刊
ポケットマルシェは、スマホひとつで生産者から旬の食材を直接買えるオンラインマルシェだ。同サイトを運営する高橋は、30代の頃には岩手県議を務めていた。 東日本大震災の支援活動をする中で、疲弊す…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<4>東日本大震災が契機に
ポケットマルシェは、スマホひとつで生産者から旬の食材を直接買えるオンラインマルシェだ。同サイトを運営する高橋は、31歳から5年3カ月の間、岩手県議会議員を務めていた。 2011年3月11日、…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<3>Uターンして岩手県議に
スマホひとつで生産者から旬の食材を直接買える「ポケットマルシェ」を運営する高橋であるが、20代の頃は、まだ何者でもない暗中模索の時代を過ごしていた。 28歳でやっと議員秘書の職を得た高橋が故…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<2>新聞記者を目指した20代
ポケットマルシェは、スマホひとつで農家や漁師から旬の食材を直接買えるオンラインマルシェを運営している。 大学時代の高橋は新聞記者志望だったが、入社試験はことごとく不合格となった。 「そ…
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ポケットマルシェ 高橋博之社長<1>きっかけは東日本大震災
ポケットマルシェ(通称ポケマル)は、旬の食材を全国の農家や漁師から直接買うことができるアプリだ。 生鮮食材の産地直送便は少なくないが、一般的には中間業者がいて、商品の仕入れや発送業務を行って…
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スタイルブレッド 田中知社長<4>営業日報をヒントに大逆転
2005年、家業の「田中製パン所」を継いだ田中知は、社名も「スタイルブレッド」(本社・桐生市)に変更し、思い切って焼成冷凍パンの製造販売に乗り出す。 「自分にとって、師匠は本でした」 …
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スタイルブレッド 田中知社長<3>米国の冷凍パン市場に衝撃
主に高級レストラン向けに焼成冷凍パンを製造販売するスタイルブレッド(本社・桐生市)の田中知社長。 一流のパン職人を目指していた田中に転機が訪れたのは1998年。30歳になった彼が、パン業界の…
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スタイルブレッド 田中知社長<2>一流シェフに出会って変化
焼成冷凍パンを製造販売するスタイルブレッド社長の田中知。1988年春に着任したマンハッタン島の向かい側のニュージャージーのベーカリーでは、早朝4時に起床し、エクアドル人など15人の移民と一緒に毎日パ…
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スタイルブレッド 田中知社長<1>2年間、移民とパン焼いた
主に高級レストラン向けに焼成冷凍パンを製造販売するスタイルブレッド(本社は群馬県桐生市、マーケティングオフィスは渋谷区広尾)。社長の田中知は、新しいビジネスモデルをどう創出させたのか。 「撃た…
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ユーハイム 河本武会長<4>外国かぶれと見られた苦い記憶
洋菓子の老舗・ユーハイムの河本武会長は1985年、45歳で父・春男から社長を引き継いだ。しかし、入社当初から父親が専務だったこともあり、春男と二人三脚で会社を経営してきた感覚が強い。 エネル…
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ユーハイム 河本武会長<3>専務の父親と交わした3つの約束
24歳で父・春男が専務を務めるユーハイムへ入社する際、武は3つの約束を守るよう求められた。たばこをやめること、舌に教養をつけること、複数の外国語に精通することの3つだ。 「たばこのライターは、…
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ユーハイム 河本武会長<2>結核性眼底出血で視力0.06に低下
バウムクーヘンの老舗・ユーハイムは本場ドイツの菓子職人が創業し、現在は前会長・河本春男の長男・武が会長を務める。しかし武のユーハイム入社は既定路線ではなかった。10代の頃は運動選手を夢みていた。岐阜…
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ユーハイム 河本武会長<1>「バウムクーヘン」と戦争の因縁
ドイツの伝統菓子・バウムクーヘンといえばユーハイム。ユーハイムはドイツの菓子職人が始めた会社で、本場のバウムクーヘンの味を日本に紹介し広めた。木の年輪模様は縁起が良く、今も結婚式の引き出物などに重宝…
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日本航空 赤坂祐二社長<4>「足し算の仕事」ができるように
日航ジャンボ機墜落事故の2年後に入社して以来、経営破綻も経験して、赤坂はまさに、JALが一番苦しかった時代を並走してきた。 「苦しい時代が20年くらい続いて、ずっと引き算の仕事ばかりしていまし…