巻頭特集
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改めてすべてが倒錯だった都知事選 立憲民主よ、排除すべきは腐りきった連合だ
疑惑の女帝が余裕の3選を決めた東京都知事選、同日投開票された都議補選のショックは広がるばかりだ。 裏金事件でダウン寸前の自民党は独自候補を擁立できず、小池百合子知事に抱きついた上のステルス支…
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未遂の銃弾が世界の歴史を変えるのか トランプ銃撃と日米中の行方 これから何が起こるかを多角的に検証
頬に伝わる血を拭おうともせず、こぶしを何度も突き上げるトランプ前米大統領。その後ろにはためく星条旗。支持者たちの熱狂的な「USAコール」。惨事の直後の映像だ。 13日、ペンシルベニア州で遊説…
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防衛省218人処分 あり得ない不祥事とその対応 大臣が辞めず首相が外遊では「お国」はオシマイ
異常事態だ。防衛省は12日、自衛隊員による「特定秘密」の漏洩や、海上自衛隊員による潜水手当の不正受給、不正飲食、内局幹部によるパワハラがあったとして、懲戒免職11人、停職83人を含む計218人(延べ…
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岸田すら代えられない自民党「党刷新の顔」で小泉進次郎が出てくるポエム
自民党の党勢を占うとされた「東京都議補選」(7日)は、結局、自民党の惨敗に終わった。自民党は最低でも「4勝4敗」を目標にしていたが、「2勝6敗」という惨憺たる結果だった。 さすがに自民党内か…
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都知事選ショックの間隙 裏金岸田が着々すすめる危険で無謀な戦争準備
処分対象者は一体どれほどの人数に上るのか。まさに前代未聞の出来事と言っていいだろう。 陸海空3自衛隊が発足して70年目の節目を迎えた今月、不祥事が相次いで明るみに出ている海上自衛隊のことだ。…
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この猛暑に26カ月賃金下落 岸田レームダック政権に庶民の悲鳴
マジで何とかしてほしい。連日の猛烈な暑さに、もう息が絶え絶えだ。 9日も関東や東海、近畿、九州など各所で最高気温35度以上の猛暑日が続出。東京都心には「熱中症警戒アラート」が9日まで実に8日…
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都民はまだ悪夢の結末にうなされている 石丸躍進の危うさ、怖さの分析が改めて必須
17日間の首都決戦が浮き彫りにしたのは、もくろみ通りに3選した東京都の小池百合子知事(71)のシタタカさにとどまらない。政党政治に対する都民、そして国民の嫌悪もあぶり出した。立憲民主党、共産党、社民…
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すべてが異様だった都知事選を総括・分析 悪夢のような結末は歴史の分岐点になる予感(下)
ステルス支援を徹底した小池の3選で、大型選挙での岸田自民の連敗はストップ。小渕選対委員長が7日出した「今後の全国での選挙に大きな弾みになる」とのコメントにも、党内の安堵感がにじむ。小渕は「政治の信頼…
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すべてが異様だった都知事選を総括・分析 悪夢のような結末は歴史の分岐点になる予感(中)
事実上の与野党対決の構図だった都知事選に番狂わせが起きた。 広島県安芸高田市長を1期目途中で放り出した石丸がマサカの善戦。2位に躍り出た。市の公式ユーチューブチャンネルでニタニタしながら「理…
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すべてが異様だった都知事選を総括・分析 悪夢のような結末は歴史の分岐点になる予感(上)
何から何まで異様だった都知事選は7日に投開票され、悪夢のような結末に終わった。 現職の小池百合子東京都知事(71=自民、公明、都ファ支援)が291万票を得て、3選。当初、一騎打ちとみられた蓮…
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都知事選の争点はシンプルだ インチキ、ごまかし、嘘つきに政治家の資格なし
いよいよ、7日投開票日をむかえる東京都知事選。はたして選挙結果はどうなるのか。 選挙情勢は、小池百合子知事(71)がリードし、蓮舫前参院議員(56)が追うという展開が最終盤までつづいている。…
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著名人、有名人も次々「NO」 最終盤で批判噴出「百合子優勢」は揺らいでいる
1400万人都市「東京」の首長を選ぶ知事選の投開票日(7日)まで残り2日。現職で3期目を目指す小池知事が先行し、蓮舫前参院議員ら他候補が追う展開だ。 小池を支援するのは特別顧問を務める地域政…
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新紙幣をボロ紙幣にした安倍、菅、岸田の「重罪」20年前から価値が半減
日銀は3日、20年ぶりとなる新しい紙幣の発行を始めた。新紙幣の肖像は、1万円札が「近代日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一、5000円札が女子英学塾(現津田塾大学)創立者の津田梅子、1000円札が「…
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世にもおぞましい都知事選と総裁選 東京からも国からも自民党の一掃を
自分の都合だけでメディアを利用し、不都合な事実には真正面から向き合わない。7月7日の投開票まで残り4日となった東京都知事選で「一歩リード」と伝えられる現職の小池知事とは、そういう人である。 …
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ステルスで圧勝など、そうは問屋がおろさない 百合子の失速、蓮舫の猛追「最終攻防」
疑惑の女帝が3選を狙う首都決戦は終盤に入った。事実上の与野党対決の構図となった東京都知事選は、7日の投開票まで残り5日。自民党、公明党、国民民主党都連、特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」…
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選挙のためなら何でもするのか 米兵性加害を隠し続けた岸田亡国政権に鉄槌を
岸田政権はここまでやるのか──。心ある国民は絶句しているのではないか。 沖縄で相次いでいた米兵の乱暴狼藉、性加害がつい最近まで「隠されていた」ことだ。 最初の事件が起こったのは昨年の…
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時代錯誤は大メディアの政局報道 まだ菅や麻生がポスト岸田を決めるのか
裏金国会が閉幕して1週間。大新聞の政治面は総裁選をめぐる自民党内政局についての報道が目立ってきた。 28日は朝日新聞が「石破氏、総裁選立候補へ」と見出しを打ち、〈秋の自民党総裁選をめぐり、石…
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おかしな決着、隠されていた不祥事 腐った長期政権下 捜査当局への国民不信
衝撃が広がっている。大阪高検が25日、元大阪地検検事正で弁護士の北川健太郎容疑者(64)を逮捕。容疑は準強制性交の疑い。大阪地検トップ、検事正に上り詰めた「関西検察のエース」が、女性を陵辱したかどで…
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この都知事選は政権交代の前哨戦 あと10日間、何が起こるか分からない
「緑のたぬき」と「赤いきつね」──。事実上、現職の小池百合子知事(71)と蓮舫前参院議員(56)との一騎打ちになっている都知事選は、予想通りとはいえ、異様な選挙戦となっている。 蓮舫が連日、街…
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恐るべき勘違いと我田引水 この顔ぶれで「刷新」とは大笑い
自民党総裁選が9月に迫る中、ここにきて党内から岸田文雄首相(総裁)への退陣要求が噴出し始めた。麻生派の斎藤元総務政務官が16日に「リーダーの責任も大いに議論されるべきだ」と口火を切り、22日には茂木…