巻頭特集
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円安どころか通貨危機 岸田政権打つ手なしで円クラッシュ秒読み
急速な円安が進む中、ワシントンで開かれた国際会議に出席していた鈴木財務相は日本時間の22日朝、米国のイエレン財務長官と会談し、最近のドル円相場について協議。およそ30分間の会談で注目されたのは、ドル…
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戦争ドサクサで何が何でも敵基地攻撃 いよいよトチ狂ってきた自民党
ロシア軍が2月24日にウクライナに侵攻してから間もなく2カ月。ウクライナ南東部に軍事力を集中配備したロシア軍による一斉攻撃は秒読み段階に入り、要衝マリウポリのアゾフスタル製鉄所を包囲しているロシア南…
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だから対ロ制裁も及び腰 自民党政権に壊された日本経済の惨憺
とうとうロシア軍が、ウクライナ東部への総攻撃を開始した。このままでは、東部2州の「ドネツク」と「ルガンスク」は陥落してしまうのではないか。ルガンスク州の知事は「地獄だ。露軍の攻撃が始まった」とSNS…
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この国はロシア並みの言論統制 庶民はわかっていない「国民の敵」政権の正体
鈴木財務相が閣議後会見や国会の場で「悪い円安」という認識を示し、一般庶民も急激な円安が物価高騰に拍車を掛けていることに気づいてきた。日銀の異次元緩和による円安誘導策を歓迎してきた製造業も「円安リスク…
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狂乱円安に打つ手なし アベクロと自民党政権はどう落とし前をつけるのか
庶民ばかりでなく、企業をも苦しめるようになった円安の天井が見えない。 とうとう18日のニューヨーク市場では、一時1ドル=127円ちょうどまで下落した。127円台を付けるのは、2002年5月以…
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この戦争は複雑怪奇 プーチンのあまりの悪魔ぶりが覆い隠していること
ウクライナの首都キーウ近郊のブチャやボロディアンカでの大量虐殺が判明して以来、ロシア軍の非道ぶりが連日、報道されている。 無数の民間人に殺人や拷問、身体的および性的暴行を加え、無差別攻撃を強…
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プーチン失脚か第3次世界大戦か…停戦合意などもう絶望
侵攻を続けるロシア軍の地上部隊は一時、ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から撤退していたが、束の間の平穏はすぐに破られた。15日未明からキーウ市内では空襲警報と爆発音が鳴り響いていると現地メディア…
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犠牲になるのはいつも庶民 1ドル=130円ならば政権交代が必要
円の下落が止まらない。抵抗ラインとみられていた1ドル=125円をあっさり突破し、とうとう13日、126円31銭まで売り込まれてしまった。126円台に突入するのは、約20年ぶりのことだ。ただでさえ物価…
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NHKもウクライナ当局情報をタレ流し 怪しい戦争報道をどう読むか
「ジェノサイド(集団殺害)だ」 ロシア軍のウクライナ侵攻について、12日、こう怒りの声を上げたバイデン米大統領。バイデンはこれまで、記者団から、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで…
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ロシア侵攻に“便乗” 自民党と安倍元首相「戦争する国」への前のめり
ロシアによるウクライナ侵攻を受けた“火事場ドロボー”のような議論がどんどん加速している。 政府が年末に予定する国家安全保障戦略など3文書の改定に向け、自民党の安全保障調査会(会長=小野寺五典…
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ウクライナは東部を死守できるのか それ次第で世界が変わる
「プーチンの戦争」が終結する日は果たしてくるのだろうか。 ウクライナ猛襲を続けるロシア軍に新たな動きだ。侵攻開始から6週間あまり。プーチン大統領が言う「特別軍事作戦」を統括する司令官に、201…
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殺戮を止めない国際社会 このまま東部の激戦に突っ込むのか
ロシアによる軍事侵攻はもはや制御不能で、ウクライナでは民間人の犠牲者が相次いでいる。ウクライナ国防省は9日、首都キーウ(キエフ)近郊のマカリウで、民間人132人の遺体が見つかったと発表。射殺されてい…
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岸田政権と欧米の「寄り添うふり」 制裁は腰が引けている
地獄だったに違いない。ウクライナの首都キーウ近郊のブチャで見つかった民間人の遺体の9割には、銃で撃たれた痕があったという。ロシア軍は、民間人とわかりながら殺害をつづけた可能性が高い。 さすが…
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プーチンを見誤るな 「この戦争は数年」米軍トップの衝撃発言
一体、どれだけ無辜の民の命が奪われれば終わりが訪れるのか。暗澹たる思いを抱いた国民は少なくないだろう。ロシアの軍事侵攻によるウクライナでの戦争について、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が「少…
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この戦争を“利用”しようと前のめり 岸田政権と大メディアの危うさ
「ウクライナから避難してくる20人を乗せた政府専用機が、まもなく羽田空港に到着する予定です」 5日の正午前、NHKは30分弱の特別番組を組んで、林外相と一緒に訪日するウクライナからの避難民を乗…
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ロシアはもう国際社会に戻れない 虐殺で世界は大きな転換
「プーチン包囲網」が一段と狭まった。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から40日が経過し、市民を大量虐殺した疑いが濃厚となる中、ゼレンスキー大統領は5日の国連安全保障理事会でオンライン演説。「ロシア軍…
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政府専用機で到着 ウクライナ避難民「たった20人」をどう見るか
なぜ20人しかいないのか──。林外相らが4日までポーランドを訪問。帰国時にウクライナからの避難民を政府専用機に乗せる準備を進めていたが、搭乗させたのは「20人」とは耳を疑った。 ポーランドに…
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狂乱物価高に後手後手 まず“日本橋のプーチン”黒田総裁のクビを切れ
スーパーや、日用品なども扱うドラッグストアで、値札とスマホの画面をにらめっこする客の姿が珍しくなくなった。1円でも安い商品を求め、ネット通販と比較する。賃金は一向に上がらないのに、今月に入ってありと…
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形だけの「やっているふり」 ウクライナ避難民支援の欺瞞
「助けて、助けて!」 そう叫ぶ外国人男性を黒ずくめの制服を着た職員たちが7人がかりで冷たそうな床に押さえ込む。男性は上半身裸でパンツ一枚だ。「はい制圧!」「ワッパをかけろ!」と大声を出しながら…
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願望なのか真実なのか「プーチンはもうオシマイ」報道の真偽
「いったい、どこで間違えたのか」──。いま頃、プーチン大統領はそう思っているのではないか。ロシアがウクライナに侵攻してから、すでに1カ月。ロシア軍が大苦戦している。 とにかく、ロシア軍の損失は…