経済ニュースの核心
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苛立つ金融庁…“地銀監督強化”でトップの討ち死に相次ぐか
果たして地方銀行の抜本再編に向けた「伝家の宝刀」となるのか。金融庁が地銀に対する監督指針の見直しに乗り出す。現在の超低金利や人口減少が続いた場合の存続の可能性を独自に試算。将来、深刻な収益低下が予想…
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消費増税で営業減益も…春の食品値上げラッシュは苦戦必至
まさに「値上げの春」である。「コカ・コーラ」をはじめとした清涼飲料や即席麺の「カップヌードル」など幅広い食品類が今春からぞくぞくと値上げされる。 すでにマルハニチロが3月1日出荷分から「サバ…
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消費増税で営業減益も…春の食品値上げラッシュは苦戦必至
まさに「値上げの春」である。「コカ・コーラ」をはじめとした清涼飲料や即席麺の「カップヌードル」など幅広い食品類が今春からぞくぞくと値上げされる。 すでにマルハニチロが3月1日出荷分から「サバ…
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旧村上ファンド「レノ」参戦で廣済堂のMBO失敗が濃厚に
もはや、成立は望み薄か。廣済堂の経営陣と投資ファンドの米ベインキャピタルが今年1月から進めているMBO(経営陣が参加する企業買収)。発行株の66.7%を下限に1株当たり610円で株式公開買い付け(T…
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旧村上ファンド「レノ」参戦で廣済堂のMBO失敗が濃厚に
もはや、成立は望み薄か。廣済堂の経営陣と投資ファンドの米ベインキャピタルが今年1月から進めているMBO(経営陣が参加する企業買収)。発行株の66.7%を下限に1株当たり610円で株式公開買い付け(T…
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屋台骨が揺らぐ…「レオパレス21」施工不良問題収束見えず
施工不良問題に揺れるレオパレス21。昨年5月にアパートの一部で「界壁」と呼ばれる屋根裏の部材が未設置だったトラブルが発覚したのに続き、今月に入って耐火基準を満たしていないなど建築基準法違反の疑いのあ…
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2度目の業績下方修正 SUBARU失速にほくそ笑むトヨタの狙い
「リコールなど品質関連費用の増加と群馬製作所の操業停止の影響などを織り込み、計画を修正した」(岡田稔明取締役専務執行役員) 先週7日、2019年3月期業績予想の2度目の減額修正に踏み切ったSU…
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期待のサンバイオ 脳梗塞の新薬臨床試験不調で先行き不安
期待が大きかった分だけ、それが剥げ落ちた時の失望の大きさもまた、半端ではなかったといったところか。東証マザーズ上場の創薬ベンチャー、サンバイオ(4592)が大日本住友製薬と共同で進めていた米国での慢…
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18年売上高前年割れ 衰退への道を辿る百貨店&スーパー業界
百貨店VSスーパーの流通戦争が取り沙汰されたことなど、もはや遠い過去のことのようだ。コンビニ、ドラッグストアやネットなど他業態に版図を侵食され、いまやともにじわり衰退への道を辿る。 日本百貨…
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28年ぶりの前年割れ…直面する「中国新車市場」壊滅危機
「11月、12月に尋常でない変化が起きた」(永守重信会長)として、日本電産が19年3月期業績予想の下方修正に踏み切った。これまで前期比7.5%増の1.6兆円を見込んでいた売上高は一転、1.45兆円と2…
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小売好調も外食大手が苦戦…明暗分かれた“第3四半期決算”
総合スーパー、コンビニや外食チェーンなど2月期決算企業の第3四半期(18年3~11月)業績がほぼ出揃った。セブン&アイ・ホールディングス(HD)やイオンが同期間として過去最高の営業益を叩き出すなど…
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ゆうちょ銀行の預入限度額引き上げはリスクと隣り合わせだ
利用者はさぞ驚き、焦ったに違いない。何しろATMにキャッシュカードを入れると機器内にカードが取り込まれたまま出てこないのだ。 新春早々、ATMトラブルを引き起こしたゆうちょ銀行。 4…
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2019年新車販売で過去最高更新も トヨタ「万年3位」の悲哀
トヨタ自動車の来年の新車販売計画がまとまった。グループのダイハツ工業や日野自動車を合わせた世界販売台数は今年の実績見込み1055万台を約2%上回る1076万台。3年連続過去最高更新と6年連続1000…
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年明けから開始 10年以上放置“休眠預金”吸い上げに要注意
10年以上にわたり放置された預金を国が吸い上げてNPOなどの社会事業に配分・活用する「休眠預金活用制度」が年明けから始まる。金融庁によると、ここ数年、滞留する預金は年間700億円規模に達し、2008…
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パイオニア上場廃止で聞こえるドコモら既存株主の嘆き節
カーエレクトロニクス大手でオーディオ機器の名門、パイオニアの“退場”が決まった。香港系の投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)が総額1020億円で買収・完全子会社化。…
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4K8K放送に消極的…豪華セレモニーの裏で民放各社“及び腰”
現在のフルハイビジョン(HD)に比べて格段に高精細な映像が視聴できるとされる4K8K衛星放送が今月から始まった。4Kは画素数がHDの4倍、8Kは16倍。「圧倒的な臨場感」(NHK)が最大の売りだが、…
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工作機械受注が減少…急激に冷え込む中国経済が落とす影
「明らかに潮目が変わった」。業界関係者からはこんな声も漏れる。10月の工作機械受注額(確報値)が前年同月比0.7%減と1年11カ月ぶりの前年割れを記録した。大きく足を引っ張ったのは中国向け輸出で同36…
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“万年赤字”の地銀…「益出し」困難で米櫃が底を突き始めた
超金融緩和の長期化や地方経済の疲弊などで苦境に立つ地方銀行の2018年度上期(4~9月)決算。シェアハウス問題に絡んだ与信費用が膨らみ982億円の単体最終赤字(前年同期は204億円の黒字)を計上した…
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通信子会社上場決定でも…SBG“親子とも”先行き予断許さず
ソフトバンクグループ(SBG)の通信事業子会社、ソフトバンク(SB)の東証上場が決まった。 売り出しに回されるとみられるSB株は約2.6兆円。過去最大級のIPO(新規株式公開)となる。上場日…
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巨額赤字へ転落「千代田化工」米好景気で労働者不足が直撃
まさに「暴落」といったところか。先週10月30日終値で712円だった株価は3日連続ストップ安となり、週末には382円と半値近くに。4月につけた年初来高値1150円からの下落率は67%超にも達した。 …