鉄火場 バーゲン株ハンティング
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業績安定 金融情報「フィスコ」が急動兆
バーゲンセールには取りあえず、会場に行ってみること、これが大切である。もちろん、余計なものを無理に買う必要はない。欲しい品物と価格の相談になる。 株式投資も同じじゃないか。現状の全般相場は日…
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逆行高演じる地図情報の「ゼンリン」
アメリカの利上げ(金融政策の正常化)は世界の金融マーケットにとって、吉と出るのか、凶と出るのか。現状はアク抜けとはならず、混乱の始まりとなっている。 そう、大凶である。FRBは12月15、1…
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圧倒的な存在感 スーパーゼネコン「鹿島」
2016年の内外のメーンイベントは“選挙”になろう。 “選挙”といえば11月8日に行われるアメリカの大統領選挙だろう。その結果は世界の政治、経済に大きな影響を与える。アメリカでは憲法上、3選が…
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下落率56%「ミネベア」は仕込みの好機
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)などの株価指標にはそれぞれ特徴がある。日経平均株価は225銘柄の単純平均(権利修正されている)だ。このため、ファナック、ファーストリテイリング、ソフトバンクな…
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市場の主役はM&A「ルネサスエレクトロニクス」がターゲットになる
株価分析の手法には①ファンダメンタルズ、②テクニカル、③ジャッジメンタル――の3つのアプローチがある。 まず、ファンダメンタルズ・アプローチだが、これは改めて述べるまでもない。企業業績、財務…
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逆行高「モルフォ」が抜群に強い
金融不安の再燃である。アメリカの9年ぶりの金融政策の転換は何をもたらすのだろうか。 すでに、新興国通貨が売られ、資源・エネルギー価格が急落している。バルチック海運指数、CRB指数は底割れの状…
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外部環境に左右されにくい「そーせいグループ」に的を絞る
雨は降る降る、陣羽は濡れる、越すに越されぬ田原坂、右手に血刀、左手に手綱、馬上ゆたかな美少年──。 熊本民謡「田原坂」である。筆者の生家のすぐ近くだ。舞台は西南の役。これによって、不平士族の…
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米利上げ近づくなかジリ高「信越ポリマー」買いの一手
FRB(米連邦準備制度理事会)は12月15~16日に開催するFOMC(公開市場委員会→日銀の金融政策決定会合に相当)において、利上げに踏み切るだろう。 利上げは9年半ぶりである。金融政策の変…
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原油安で相場混迷「アイ・ピー・エス」を拾う
国際商品市況の予想は極めて困難である。需給だけではない。いろいろな国の思惑が微妙に絡む。特に、原油が好例だろう。NY原油先物のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は1バレル=40ドルを…
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M&Aの標的に!?「アイサンテクノロジー」を狙う
超大型のM&A(企業の合併・買収)のニュースが飛び交っている。M&Aは「時間を買う」経営戦略である。 米ファイザーはアイルランドの同業アラガンを買収する。買収金額は実に約19兆7000億円(…
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安定成長「ポーラ・オルビスHD」は買える
日銀は「物価上昇率2%」を政策目標に掲げている。このために異次元の金融緩和を断行、合わせて円高阻止・デフレ脱却を狙っている。これはいずれ達成されるだろう。 しかし、インフレだけが進行して収入…
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史上最高益を更新する「小糸製作所」を追撃
投資の世界では①遠くのものは避けよ②知らないものに手を出すな――という。 筆者は“地方興行”が多い。主催者は選ぶが、会場所在地は問わない主義である。週3~4回は出張している。 9月以…
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有機ELに絡む電子部品商社「フーマイスターエレクトロニクス」
米アップルがスマートフォン「iPhone」の表示装置として有機ELパネルを採用する、とのニュース(2018年発売機種に搭載予定)が話題となっている。 有機ELパネルとは画像のもとになる画素に…
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鑑定ノウハウを蓄積する「アジアグロースキャピタル」
最近の社員にはロイヤルティー(愛社精神)が欠ける、といわれる。転職を繰り返す人が多い。しかし、これはやむを得ないと思う。 終身雇用制度はとっくに壊れている。昔は50歳を過ぎると、年収が増えな…
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大変身している「USEN」を狙い撃ち
「鉄腕アトム」の世界は空想の“未来図”だったが、それが現実のものになりつつある。 ロボットが人工知能を有し、自動車の自動運転に加え、空を飛ぶ車の開発が進められている。燃料系統はガソリン、電気、…
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日立グループ「クラリオン」高値もみ合いから一段高へ
日立製作所はわが国有数の自動車部品供給メーカーである。グループ企業全体の自動車部品の売上高は2兆円(2015年度予想)に迫る。 しかし、存在感は乏しい。それは自動車関連分野が日立化成、日立金…