潮流を掴め
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日米迷走中 バリュー株物色なら特需発生の「オーテック」
株式市場は配当などの権利取りの動きが28日で終了し、実質的な新年度相場に入る。しかし、森友学園問題の長期化に加え、オバマケア(医療制度改革)の代替政策を巡るトランプ政権の迷走がダブルパンチとなり、「…
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再開発ラッシュの恩恵受ける「ダイダン」 低業績予想の罠
都市再開発で東京、大阪、名古屋などの大都市圏は高層ビルの建築ラッシュが続いている。建設業界は以前、公共事業の依存度が極めて高い経営体質だったが、いまや民間建築が稼ぎ頭だ。大手ゼネコンは軒並みバブル期…
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福島原発の地元企業「常磐開発」 まだ終わらない復興特需
「フラガール」で知名度を高めたスパリゾートハワイアンズは、福島県いわき市に本社を置く常磐興産が運営している。そのグループ会社で常磐興産の筆頭株主でもある常磐開発(1782)は、東北地方で数少ない上場ゼ…
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大手宅配の疲弊を尻目に…「ハリマ共和物産」が急成長
物流業界を巡る騒動が頻発している。最近では佐川急便の代引き金額改ざん事件や、アスクルの巨大物流倉庫の火災、ヤマト運輸の時間帯指定サービスの見直しなどだ。 ネット通販の拡大により、物流業界は急…
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トランプに左右されたくなければ「三機サービス」で勝負
トランプ米大統領が28日夜に予定している議会演説を市場関係者は固唾をのんで見守っている。トランプ大統領が近く「驚くべき税制改革プラン」を発表すると予告していたからだ。 もちろん、その驚くべき…
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日本に再び経済協力要求 ロシア関連なら「滝澤鉄工所」
昨年12月の日ロ首脳会談が何の成果も示せず終わったことで、北方領土問題は暗礁に乗り上げたかに見える。しかし、先週末にドイツで開かれた日ロ外相会談では、ロシア側から再度、経済協力要求が出されたようであ…
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左右されたくなければバリュー株「UKCホールディングス」
何かとお騒がせなトランプ米大統領が先週9日、これまでで最も重大と思われる発言をした。「今後2~3週間以内に税制改革に関する驚異的なプランを発表する」というものだ。 この発言を受けて、一時的か…
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ホンダが無傷の理由と子会社「八千代工業」の買い材料
今週末に開かれる日米首脳会談を、日本の投資家は固唾をのんで見守っている。何を言い出すか分からないトランプ大統領が、日本の対米貿易黒字の大きさを問題視するのは間違いないからだ。昨年の対米貿易黒字は6.…
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来るぞ米国工場新設ラッシュ 「ヒラノテクシード」に特需
米大統領選直後からの上げ過ぎの反動で、株式相場はしばらく調整局面に入っていたが、先週から明らかに潮目が変わったようである。「トランポノミクス相場」は第2ラウンドに突入したと言っていいだろう。 …
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トランプ相場2ndのカギは国境税 「DMG森精機」に特需発生
前回、トランプ共和党政権が米国製造業再建の秘策として「国境税」を創設する意向だと書いた。「国境税」については、大手メディアでは私が今月10日に日経CNBCの情報番組「マーケッツのツボ」で最初に取り上…
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トランプ仕掛ける国境税 「カメイ」は無関係な安全銘柄
トランプ米次期政権の経済政策の柱が明らかになってきた。それはズバリ「国境税」である。国境税とは本来、消費税などの二重課税を防ぐために、輸出企業に対して仕入れなど国内で課税された消費税を還付する制度で…
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シェールガス業界にトランプ特需 「クリヤマHD」に追い風
トランプ次期大統領の就任が20日に迫り、株式市場は踊り場を迎えている。約2カ月続いた株価の急騰局面、いわゆる「トランプラリー」に急ブレーキがかかり始めたのは明らかで、ここからは銘柄選びも慎重にならざ…
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2017年も円安相場 トランプ容認論を信じて極東貿易を推す
昨年末の日経平均株価は1万9033円だった。現在はそれを上回り、年内にも2万円の大台に届くかという勢いだ。このまま行けば日経平均は5年連続上昇ということになる。6月の英EU離脱、11月の米大統領選の…
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下値不安なき銘柄 出色は低PBR・好配当の「みずほFG」
当欄でも以前書いたが、私は米大統領選直後から「アホになって買いの種まけ」とか、「アホになって株を買うべし」と主張している。現在のトランプノミクス相場が、4年前に始まったアベノミクス相場に酷似している…
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相場過熱 ハイパー高利回り「デクセリアルズ」が無難
米大統領選後の相場の急上昇は「トランプラリー」とか、「トランプノミクス相場」と呼ばれる。 4年前にスタートしたアベノミクス相場と共通点があまりに多いため、当欄では2週間前に「初動の段階の今が…
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日ロ交渉進展で跳ねる 北海道「ナラサキ産業」の強み
ロシアのプーチン大統領の来日まで残り10日を切った。先月19日の日ロ首脳会談では、残念ながら交渉が進展したとの報道はひとつもなかった。それどころか、この首脳会談の直前、ロシアのウリュカエフ経済発展大…
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トランプ相場は今が妙味 日経レバレッジ上場投信で勝負
今週はあえて日経レバレッジ上場投信(1570)を取り上げたい。 先日、市場関係者が100人ほど集まるパーティーに出席して驚いたことがあった。出席者はファンドマネジャーや専業トレーダー、アナリ…
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驚愕の株高 「タダノ」に吹くトランプノミクスの追い風
米大統領選で民主党のヒラリー・クリントンは、「ガラスの天井」を打ち破ることをひとつのスローガンにしていた。ガラスの天井とは女性の昇進を阻む見えない障壁のことだが、日経平均株価にも1万8000円台とい…
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1兆ドルのインフラ投資 「デンヨー」にハリケーン超え特需
トランプ次期大統領は来年1月の就任後に「100日計画」と名付けた経済改革政策を一気に断行するという。この中には、NAFTA(北米自由貿易協定)とTPP(環太平洋経済連携協定)からの撤退、中国を為替操…
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見直される内需株 好調続く東証2部「テクノ菱和」に注目
米大統領選の行方は混沌としているが、どちらが勝っても次期政権はドル安を志向するとみられている。日本ではヒラリー勝利なら株高、トランプ勝利なら株安との単純な見方が半ば定着してきた。 しかし、ヒ…