潮流を掴め
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トランプリスク去れば円高緩まりヤマハ発動機が跳ね上がる
米大統領選はヒラリー圧勝を予測する専門家が日に日に増えている。株式市場もトランプ・リスクが大幅に後退したとして、世界的に弱気から強気に転換する投資家が急増中のようだ。 日経平均は、強力な上値…
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狙うはジャスダック 際立つ力強さ「東テク」に特需発生
日経平均株価は先週1万7000円の大台を回復し、半年ぶりの高値をつけた。米大統領選が間近に迫る中で、3回目のテレビ討論会でヒラリー候補の優勢が確定的となったことが好材料とみなされた。空売りを積み上げ…
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ロシア関連「東海運」 プーチンが欲しがる植物工場に強み
東京都内で大規模停電が起きた先週12日。国会では外交問題に関する集中審議が開かれていた。注目を集めたのはロシアへの経済協力の審議だ。 急きょ、9月に新設された「ロシア経済分野協力担当相」を兼…
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「パリ協定」出遅れでも人気化が期待できる環境関連株
今月初め、欧州連合(EU)が2020年以降の地球温暖化対策「パリ協定」を批准することで合意した。先月に米国と中国が批准手続きを済ませたこともあり、「パリ協定」は11月4日にも発効条件(世界の温暖化ガ…
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爆騰必至の有機EL関連 「ケミプロ化成」の収穫期が間近
スマホやタブレット端末に使われる有機EL関連株の人気が再燃しつつある。先月末にシャープが有機ELディスプレーの設備投資に574億円を投じると発表したことも材料視された。 有機ELはすでに韓国…
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人気高まるロシア関連 注目は水産業「ニチレイ」で勝負
何かとお騒がせの築地市場の豊洲移転問題。小池都知事の判断次第では決着まで1年以上かかるとの見方も出てきた。そのとばっちりを食う仲卸業者の苦境は想像に難くないが、水産業界も大手企業となると、大した影響…
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再燃する環境関連 「タクマ」に大きなビジネスチャンス
今月初旬に中国・杭州で開かれたG20首脳会議の直前、意外なニュースが飛び込んできた。米国と中国が2020年以降の温暖化対策「パリ協定」を同時に批准したというのだ。 2011年に起きた東日本大…
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工作機械株が活発化 魅力溢れる「ツガミ」の高配当利回り
相場格言に「不景気の株高」というのがある。不景気になると、日銀が利下げしたり、金融を緩和する。そのため、運用難になった余剰資金が株式市場に流入して株高になるという理屈だ。 近年では2012年…
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廃スマホを金メダル構想で追い風 「アサヒHD」爆騰の予感
オリンピックの金メダルがメッキであることは広く知られている。今回のリオ大会の場合、約494グラムの銀に6グラム(1.2%)の金がメッキされているという。金メダル1つあたりの原価は7万円弱に過ぎない。…
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フィンテック関連 「ディー・エヌ・エー」は好材料ズラリ
株式市場で注目されている技術にフィンテックがある。これは金融とITを融合した新たな金融サービスを指す。この技術にまつわる興味深いニュースが先週、2つ流れた。 ひとつは日銀がフィンテック関連企…
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液晶から有機ELパネルへ 「日本写真印刷」に強烈な追い風
1ドル=100円割れの円高が定着しそうな中で、意外なことに株式市場では輸出関連株を見直す動きが活発化してきている。それに伴って、個人投資家に人気のあるバイオ関連株などのマザーズ銘柄から少しずつだが資…
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経済改善「オリコ」が日本株上昇の時勢に乗る
日経平均株価は鬼門ともいえる1万7000円の大台に近づいてきた。今年の株式相場は日経平均が1万7000円台に乗せると、株価の上値が一気に重くなり、いつの間にか急落するというパターンを繰り返している。…
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EV特需で好機到来か インバーター世界1位の「安川電機」
何かとお騒がせの米電気自動車メーカー、テスラモータースが、今度はバスやトラックなど商用車に参入すると発表した。 現在の主力はスポーツタイプの「モデルS」で、日本円では800万円以上もする。来…
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電気自動車の販売急増気配 「日立金属」に大チャンス到来
今週はリチウムイオン電池関連として日立金属(5486)に注目したい。といっても、リチウムイオン電池そのものではなく、それを搭載した電気自動車の販売台数が来年後半から急増する可能性が高いからだ。日立金…
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ポケモン、カジノ…「フジ・メディアHD」続々と好機到来
22日にアプリの配信がようやく始まり、日本にも「ポケモンGO」旋風が吹き荒れている。任天堂の株価は短期間に上げ過ぎた反動や、会社側が「業績に与える影響は限定的」と発表したことが嫌気されて、25日は一…
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ヒット約束された「ポケモンGO」 大相場は初期に過ぎない
今週はスマホゲーム「ポケモンGO」が米国などで大ブレーク中の任天堂に注目したい。 任天堂には内外の投資家からかつてないほどの買い注文が殺到中で、直近の売買代金は東証全体の2割前後に達している…
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欧州金融不安が再燃…それでも買うなら「藤倉ゴム」
今月に入って欧州金融不安が再燃しつつある。ブレグジットに加え、先月末にIMFがドイツ銀行の資本不足問題を蒸し返したのが引き金になった。さらに先週、イタリア第3位の銀行に公的資金の注入が検討されている…
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EVと有機El 2大テーマ備えた「ワイエイシイ」が割安水準
イギリスのEU離脱ショックで起きた世界同時株安はどうにか沈静化した。震源地のイギリス株は、どういうわけか今年の最高値を更新したし、NYダウも国民投票前の水準を回復した。 中国やブラジル、イン…
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ヘッジファンドの仕掛けハネ返す 「栄研化学」の提携戦略
イギリスのEU離脱決定は世界の株式・為替市場を激震させた。株価については、日本株の下げ幅が震源地イギリスの2倍近くに達したのは納得できないものがある。為替相場も、ドル円相場が一時100円割れとなるな…
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夢のあるテーマを追うなら「ステラケミファ」
東証1部の低迷を尻目に、10年ぶりの大相場となっていた東証マザーズ市場がついに急落し始めた。東証マザーズ指数は2月の安値664ポイントを底に、2カ月足らずで1230ポイントまで85%も急騰。東証1部…